不況の時こそ芸術だ | 読書至上主義

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毎日1冊は本を買ってしまうワタクシの雑感です。


今日のYAHOOニュースで、Oasisのノエルが「不況がもっと悪化すればいい」と訴えている記事が紹介された。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090304-00000555-bark-musi


同感だ。不況の時こそ芸術は花開くと思う。


残業が出来ないならば、ビジネス書じゃなくて古典の名作文学でもゆっくり読めばいい。

普段夕食を家で食べなかったならば、今こそ奥さんを手伝ったり、子供の話に耳を傾けるのもいい。

ワークライフバランスだ。


ゆっくり自分の人生を振り返ってみたり、哲学してみるいい機会だと思う。


日本はもうモノづくりの時代から、次の時代へシフトしていくべきだ。

物が飽和状態のこの国で、足りないのは心の豊かさだ。文化だ。


昨秋訪ねたロンドンとパリは素晴らしい街だった。

結構、みんなLazyで働いていない。お金がなくても楽しそうだった。

うつ病や自殺なんて、日本ほどない。

街を歩いているのは、殆どの確率で観光客だった。

そう、彼らは多くの外国人が落としていく外貨で潤っている。

文化と感動をいつも提供している。


日本も世界に誇れる素晴らしい和の文化がある。

藤原正彦の『国家の品格』を想い出す。


世界中のお金持ちよ、京都へ来て下さいな!!!


私たち日本人は神経を磨り減らして深夜まで残業し、モノづくりをするよりも、

素敵な着物を着て和のおもてなしを学び、

文化を売り物にしていく国になるほうが賢明だと思うのですが。


昨年立ち上がったばかりの観光庁の戦略に注目したいところだ。

YOKOSO JAPAN!


何かビジネスを立ち上げようかな? 海外マーケが必要だ!