2024.5.19桃華の会 綱館 | 長唄・三味線 杵屋 勝千華 fromNAGOYA&YOKOHAMA時々ハワイ&TOKYO

長唄・三味線 杵屋 勝千華 fromNAGOYA&YOKOHAMA時々ハワイ&TOKYO

名古屋、東京、ハワイで教室、舞台、草の根活動展開中です。また2024年横浜元町に新教室を開設いたします。
NHKラジオ.テレビ、大学講師、地方演奏など日々邁進中です。
日々の徒然を綴っております。

みなさま、こんばんは🌇
名古屋市&東郷町、横浜元町で、長唄、三味線教室を開いています、杵屋勝千華です。

名古屋といえば、美味しい名物料理がたくさんありますが、名古屋グルメ[ひつまぶし]が有名です。
食べ方が3回楽しめます。
名古屋の鰻は、
食感は、パリっ、サクっ、甘くて濃いタレ、こんな感想をいだきますが、関東で食べる鰻とは全く違う感想になります。
同じ食材で、調理方法で、こんなに違うものなのかと、びっくり‼️しました。
ぜひ、遠方よりお越しの皆様、桃華の会を観に来て頂き、鰻も食してぜひ、名古屋をお楽しみくださいませ‼️


綱館

【綱館】
源頼光の四天王の一人、渡辺綱に腕を切り取られた鬼の茨城童子が綱の伯母に化け、綱の館へやってきます。
一方、陰陽師の安倍晴明に「鬼は必ず復讐にやってくるから、7日間は誰が来ても決して会わぬように」と言わ
れており、館に篭っています。実は今日が、その7日目だったのです。
綱は警戒して門を開けようとしません。伯母は門の前で綱に会えないことを嘆き悲しみ恨みごとを繰り返します。
とうとう諦めて帰ろうとするのですが、綱はその情にほだされて、伯母を招き入れてしまいます。
酒を酌み交わしながら語ったり舞を舞ったりしているうちに、伯母(茨木童子)は、鬼と戦って奪ったという「腕 (かいな)」はどこかと尋ね、綱はうっかりそれを見せてしまいます。 
腕を眺めていた伯母は次第に様子が変わり、恐ろしい鬼へと姿を変え、とうとう綱から腕を奪い去り、黒雲とと
もに消え失せてしまいました。
鬼の茨城童子が、切り取られた腕を取り返す。物語をご堪能ください。
こちらの曲は、私にとって大変思い出深い曲です。
「羅生門の鬼」と絵本にもでてきたり、歌舞伎でいうと[茨木]ですね。
紙芝居を作って、ハワイの小学校に訪問して、演奏していました。英語になおしたものを学校の先生に読んでいただき、子供達に好評でした。【オニ】とか【サムライ】とか、日本語のままで通じるんです。こちらの小学校、教育への熱心さが認められて、全米の優秀な小学校として、表彰されてました😊