【PC】GeForce RTX4070ti → RTX4070ti SUPER に換装したハナシ | ロキブロ

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GeForce RTX™ 4070 Ti SUPER 16G GAMING X SLIM

 

前回予告させていただきましたとおり、今回は最近販売が開始された「SUPERシリーズ」のグラボへ換装してプチ性能UPを図りましたので、それについてレコメンドしていきます。

 

購入したGPUベンダーはすごい久しぶりの MSI で、グレードは RTX4070ti SUPER となります↓

 

 

 

4070tiからSUPERへの換装デス。

 

Amazonでは品切れや入荷時期未定、転売業者などによる一部高騰が始まってしまっていますので、これから購入される方はまず各PCパーツ専門店の在庫があるベンダー製品から狙っていくことをオススメします。

 

※ドスパラとかPC工房とか、そういうお店

 

各店舗の売り切れ状況を見ていると、やはり安価に入手可能なモデルから売り切れていっており、売上人気ランキングとかもあまり当てにしない方がいいと思います(^_^;

 

※ただの安価順て感じで、前日まで5位だった製品が最安価が売り切れになると今現在1位とかになっているような状況です。

 

ちょっと前に販売が開始されていた4070 SUPERの方も若干高騰が長引いている様子もあるのと、そもそも4070ti(元モデル)が今後は廃止予定だとのことですから、やはりこちらも高騰が長引いてしまう可能性を加味すると、買い時で悩んでいるともう次のモデルが出てきて…ミタイナ沼にハマっていく可能性も考えられます。

 


 

なお、MSIの同製品に関しては購入者限定のキャンペーン対象製品となっていますので、メンバーページから購入者証明の手続きをすることでSteamで使える40ドル分(日本円で約6000円くらい)コードを発行してもらえます↓

 

 

 

※公式メンバーページから製品のシリアルコードと購入証明をアップするともらえるSteamのコード

 

※SteamでMSIからもらったコードを入力するとウォレットの残高に約40ドル分が追加されます

 

 

ASUSのROG Strixにスペックで近くまで迫っているのもこちらのMSI GAMING X SLIMシリーズですので、OCタイプの製品で悩んでいる方にもオススメできる逸品です。

 

ひとまず実際の製品写真をいくつか撮影してあるので見ていきましょう↓

 


 

※昨今の40XX番台グラボにしては全体的にスリムなボディになっています

 

※裏面、金属プレートとヒートシンク用に開けられた開口部の様子

 

※バックプレートの開口部アップ

 

※3連ファン搭載スリム型の4070ti(とSUPER)はMSIのこの子くらいだと思います

 

※ケースに収めた状態はこんな感じになります

LEDはケーブル不要、グラボ刺してMystic Lightで調光できます

 


 

RTX4070Ti SUPER の括りを考えず、そもそもこちらのMSI GAMING X SLIMについて少しだけ触れますが、一番の売りはそのスリム型の形状で、ケースのチョイスに幅が利くという大きな利点があります。

 

スロットは実質2レーン開ける必要がありますが、大抵の同クラスのグラボは3レーン消費していますので、この点はけっこうなアドバンテージじゃないかな。

 

また、冷却性能と静音性が思っていた以上に高くて驚いています。

 

購入後は黒い砂漠やパルワールドを長時間プレイしていたのですが、GPU使用率80%以上が数時間続いても60度ちょいをキープし続けたのと、アイドル時も45度以下をキープしているような感じでした(´゚д゚`)

 

 

※通常利用時平均が39℃~41℃くらいを推移

 

※黒い砂漠ベリア浜辺過密状態、約90%使用率でも平均約60℃前後を推移

 

※静音性重視や冷却性重視などの設定はMSI統合ユーティリティからZeroFrozrで設定管理が可

 

※コチラはパルワールド最高設定(UWQHD)で数時間経過している状態のGPU温度です

 

 

この大きなバックプレートの開口部と3連ファン、特性のヒートシンクはかなり研究されているんだなァと体感できたので、正直ZOTACの4070Tiよりも格段に優秀。

 

正直どれも僅差でしかないだろうなと思っていので、こんなに体感できるレベルで差が出たことにけっこうびっくりしてます笑

 


 

4070tiとSUPERの違いでよく注目される大きなポイントは以下のグラフィックスメモリ容量の増強であると思われます。

 

GeForce RTX 4070 Ti の12GB(192bit バス)に対して、GeForce RTX 4070 Ti SUPER では 16GB(256bit バス)に増強されている。

 

モチロン、CUDAコアやTensorコアなどの各種コアも増えていますが、WQHD超過(4K)に対しては若干弱いと指摘されがちなポイントをこの増強によって克服しているクラスだという評価が散見されています。

 

ただ、先に結論を投下させていただくと、個人的にはこの2つのグラボの性能差は特定条件下を除く通常のゲーム環境下においてはあまりにも小さすぎるとは思いますので、少しでも予算を抑えたいという方に限っては無理に購入を検討する必要性はさほど無いような気もする…というのが正直なところではあります。

 

※あまり消費者同士で買え買うなをやりたくない自分としては「欲しい人はぜひ検討を。」と言わざるを…(ry

 

前回の予告記事にも書いたのですが、私の場合は4070ti搭載機をそのままスライドしてもう一個4070ti搭載機を作る予定があったところにたまたまSUPERが登場したので、どうせならブログネタ(エアプ回避)のためにもSUPERの方を購入しよう!という流れがあったのが事実ではあります。

 

一方で、後述するような条件に該当する方はかなり買いなグレードです。

 

 

 

UWQHDや4Kユーザーの4080代替品候補としてアリ

 

電源効率は据え置きに全体的なスペックアップが施されているグレードであることには違いはありませんので、シンプルに少しでも良い方を…!という方は理屈抜きでSUPERから手を付けて良いんじゃないかとは思います。

 

正直、高騰している中ではありますが、現状PCパーツ専門各店での4070tiとSUPERの価格差もさほど大きくはありませんので、予算が許すという方は全然アリでしょう。

 

メモリバス幅が絞られていた4070tiで指摘されがちだった「4Kが苦手」という問題も、このウィークポイントを打破するかのようにバス幅が192bit → 256bit へと増強されたことでカバーするユーザー層の幅も広がったといえます。

 

一方で、WQHDやFHD環境下でゲームをプレイされている方々においては4070tiでも全く問題ない快適さがすでにあるかと思われますので、もしかしたらSUPERに換装してもフレームレートが若干値向上する程度であまり大きな変化を感じられないかもしれません。

 

SUPERをオススメしたい層、変化や余裕を感じられるようになる層は4070tiでUWQHD(3440×1440p)以上の環境、4Kモニター環境下でゲームをプレイしていたユーザー層になってくるんじゃないかと。

 


 

↓実際にアサクリミラージュのベンチを取って比較してみたら解りやすかったので共有します。

 

グラボ以外は全く同じPC構成で、ゲーム内のグラフィック設定もまったく同じものです。

 

UWQHD(3440×1440)というUWQHD以上4K未満もしくは凖同等くらいの負荷環境かと思いますので、まさしく4070tiだとちょっとだけ不安か…!?ミタイナ

 

ぎりぎりなラインだったのがUWQHD環境じゃないかと思います…笑

 

 

※RTX4070ti:平均 FPS 87

 

※RTX4070ti SUPER:平均 FPS 107

 

といった具合に大概のゲームで試してみた感じ、SUPERの方がだいたい4070tiに「+10~20」したくらいのフレーム向上が確認できました。

 

メモリ12GBでもある程度余裕のあるスペックではある方なんじゃないかなァ…?と感じてはいたのですが、16GBまで積まれたとなればもう不安材料の一切が払拭されたような気がします。

 

レイトレーシングなど高負荷の設定項目をONした際の負荷に対する余裕が増えたことで安心してプレイできます。

 

とにかく、今まで4070tiを使っていたユーザーのみなさんの多くが「でも192bitなんだよなァ…そこだけがなァ…」ってなってたと思うのですよ(^_^;

 

メモリ容量とバス幅が絞られているのが唯一の欠点といえば欠点でしたからねorz

 

これで4Kも気兼ねなくプレイが可能な4080の正式代替品としても検討対象に入り、デキる子に生まれ変わった感じがします。

 

 

 

 

ということで、簡単ではありましたが実際に購入して利用した感想でした。

 

詳しいカタログスペックに関する考察や比較などは大手さんや他多数で取り扱われていると思いますが、結局は実際にゲームがどんな具合に動くかの方が重要だと思います。

 

シンプルにまとめると4070ti SUPERは個人的にはいいモデルだなという感想に落ち着きましたので、機材環境、特にモニターの解像度がオーバースペックにならないようであればこちらのモデル、オススメします(^^)g

 

 

 

おしまい