ちょっと前に新調したメインPC (カスタムベース:LEVEL∞)を社長へそのままスライド譲渡することになりました(^_^;
なぜそんなことになってしまったのかという経緯なのですが。
結論→仕事上の問題です。
私たちの会社は毎年11月ころから自社企画イベントを開催しています。
このイベントには自分たちも撮影隊として現場入りしておりまして、同じく毎年末~年明けくらいにはDVDを作って50~80枚くらいを希望のお客様へ販売するという恒例行事みたいなお仕事メニューがあります。
2023年末もこのDVD制作で年明けまで忙しくさせていただいておりましたが、ある程度予測の範囲内であったとはいえ、社長のPCもけっこうガタガタになってきていることを改めて確認。
なんたって社長のPCも作ったのが私の前メイン機であったSkylake、第6世代のCPU搭載機。
クーラーや電源はモチロンのこと、なんなら途中で社長PCは上記作業にも使っていた手前3060ti換装などしてここまで頑張ってくれていました。
動画編集などはMACに移行しているので問題なく作業が進む一方、最終的なDVDオーサリング作業はWindowsのソフトウェアの方が現状圧倒的に優れており、Win機でやらざるを得ない。
で、先のDVD制作作業においてとうとうPC不調ラッシュが続き、修理やパーツ交換などを挟みつつ結果的に例年より半月くらい遅れての納品となってしまいました。
コレはさすがに放置するのもアカンということで、この際、ちょっと前に新調した私のミドルハイ性能を有したメインマシンを社長へそのまま譲渡することに決めました。
さすがに13700Kと4070ti搭載機なら最新のAV1エンコもいけるし、そこそこのバケモンスペックですからしばらくはクリエイティブもゲームも苦労せずに使い倒せるでしょう。
※社長PCにスライドすることになったLEVEL∞のカスタム機
OCメモリとかグラボ少しカスタム換装してますが、グラボだけ最初に付いてた4070tiに戻して私の新しいメイン機が完成したら社長にあげることにします。
なので、このPCは社長のメイン機になることが確定しました。
本当は社長には新しいミドルハイのマシンを作る予定だったのですが、仕方ありません。
ということで。
私はちまちま続けてきた配信スタジオ計画を一旦ストップさせてもらって、新しくゲーミング専用マシンを作る計画を優先的にやっていくことになりました。
で、どうせ作るならもう昨今よく見かけるようなトレンド寄りなパーツはあまり使わず、誰も見たこと無いような変態的なのを作ってやろうと思っております。
特に最近めちゃくちゃ見かけるトレンドスタイルといえばNZXTパーツを採用したピラーレスなホワイトPCでしょうか。
鉄板パターンがH9白ケースとクラーケンを採用したインテリア系自作PCかな…と個人の観測では最多なイメージがあります。
まずは鉄板パターンのこのあたりは完全無視していきます!
つーことで。
特にスペック上左右されない最初のパーツ調達がコチラ↓
※クッソでけえ外箱で届きました
おそらくニッチ過ぎて殆どの方が見たこと無いPCケースだと思います(^_^;
なお今回のパーツ選定には先月購入したRTX4070ti SUPERに合わせて全部 MSI縛り にしてみようかなと思っております。
ケースもMSIから「MEG PROSPECT 700R」というマニアックなものをチョイスしました。
コレ、ミドルタワーとフルタワーの間くらいの絶妙なケースサイズなんですけれども、ほとんどの箇所がラッチ式で着脱、展開可能になっておりまして。
最大の特徴は両面観音開きみたいにドア構造になっていることと、フロントに大型のタッチ液晶モニターが搭載されています。
↑の公式製品トレーラーをご覧のとおり、タッチモニターからは各PC情報表示に加えARGB、ファンスピードの調整操作もおこなえます。
モチロン、ここにmp4やGIF動画、映像を流しておくこともできるので、視覚的にもかなり変態的な演出も可能なPCを作ることができそうです。
ただ、コレめっちゃくちゃコスパ悪いんですよね…(^_^;
ぶっちゃけケースだけで6万くらいしました。
さすがに6万のPCケースを買ったのは人生で初めてです…orz
とはいえ、MSI自身も謳っているポイントでもある通り、かなりカスタム性が豊かな作りをしているのでどんなパーツにも対応できると思います。
なんならマザーボードもE-ATXまで搭載できる作りですので、ガチのウルトラハイエンドや本格水冷構成に挑戦していくことも可能な文字通り変態的なPCケースです。
自作PC界のメッカとしておなじみの台湾の自作ゲーマー仲間たちにも「ロキそれかっけーじゃん!いっちゃえよ!」の声をいただいて背中を押され、ポチりました笑
これらは、私がPCケースを探してるという相談を持ちかけたらわざわざ彼らが本場のMSIショップに赴いてくれ一緒に探してくれた「台湾」のPCパーツショップ店内の様子です。
地味にレアなレポート写真だと思いますのでみなさんにもシェア。
↑のケースを中心に、あくまでクリエイティブ作業はMAC一本化している手前「ゲーム性能特化」を目指していきます。
なので人生初のRyzen機を作る予定です。
やっぱり自作やるものとしてはIntelもAMDも触っておきたいですしね(^_^;
CPUは文字通りPCコア部となってきますのでココらへんのパーツ調達は最後に回していく予定ですが、現状の予定ではRyzen9 7900X3Dと4070ti SUPERの組み合わせになるかと思います。
どうせなら7950X3D→現代最上級CPU載せちゃえ!みたいな脳筋路線も考えたのですが、手持ちグラボが4070ti SUPERという準ハイエンド帯な点も加味したうえ
コチラに合わせてCPU側も凖ハイエンドにまとめる感じにしておこうかなと思います。
7900X3Dもかなりマニアックなチョイスになりそうで、普通は7950X3Dか下位互換の7800X3Dなんですよ世の中は…(^_^;
7950X3Dと7900X3Dは販売開始当時は差額100ドルくらいだったので、その差だったらもう現代最高クラスの7950X3Dでしょ。
ってのが通説だったのですが、現在は7900X3Dが値落ちし始めていることと、セール時などを狙っていくことでさらにお得なCPUという立ち位置、という印象になってきているかと思います。
絶妙に微妙なスペックで間違いなく不人気CPUですが、一応これでも上から2番目のCPUですからね…。
7950X3Dは未だ人気で需要が高く性能もトップクラスなためか、そこまで値落ちしてないのが現状です。
大体10万円+αくらいで落ち着いている印象です。
7900X3Dは毎日少しずつ値落ちしてて、現在は税込みで7万くらいでしょうか。
CPUとマザーボードは最後の方に購入していこうかなと思いますので、購入時にはもっと安く手に入るかもしれません、、、というのを期待しています。
また、AMDのリリース予定として云われているソケット形状の心配もRyzen9000シリーズは同形状で行けるという前情報もあるため、ならなおのこと今MAX性能に投資しなくてもよいかな…という狡猾さも含んだ計画となります( ;∀;)
※先にVGA買っちゃってるのでCPUグレードも合わせてくことに
最初はRyzen7の7800X3Dにしようかとも考えていたのですが、配信とか他作業も同時にやることを想定し、コア数がボトルネックになって肝心のゲーム動作に影響が出てはゲーム特化マシンというテーマから外れてしまいそうなのと…やはりマニアなパーツで組みたいという変態心からRyzen9 7900X3Dにします。
クーラーはコチラをリストに追加済み。
水枕の小型モニター付きのクーラーなのですが、実はこのモニター部内部には小型ファンが搭載されておりまして、CPUだけでなく周辺パーツに送風して内部冷却可能というスグレモノです。
ただ、こちらもコスパが悪いです(^_^;
マニアックなだけでなくコスパもめちゃくちゃなマシンになりそうですね笑
ちなみに、MSIパーツってちゃんと調べるまで知らなかったんですけど、ASUSみたいにブランド内グレードがあるみたいでして。
例えば最初のケースとかは「MEG」シリーズという最上位モデルに位置しています。
一方でこちらのクーラーは「MPG」という次の準ハイエンドクラスになっているみたいです。
上から順番にMEG→MPG→MAGって感じに名称がついてました。
なので、安価に済ませたい場合は「MAG」シリーズから選定すると良コスパマシンが作れそうです。
このあたりはある程度余裕があるもの、無難なものをチョイスしていきます。
予定通りCPUがRyzenになる場合は必然的にマザボはコレ一択になりそう。
人気マザーのTOMAHAWKよりはまだロマンがありそうです。
E-ATXの最上位ACEシリーズまでいくとここまで逝ってしまうので、さすがに私が想定している用途に対してはあまりにもオーバースペック&コスパ最悪になってしまいます(^_^;
電源もMPGクラスでこちらのGOLD認証1000Wモデルになってきそうです。
最高グレードにすると1300Wくらいまでブチ抜く感じなので、やはりそこまで盛る必要性が皆無という結論。
メモリは…AMD EXPO対応、QVLちゃんと調べられる信頼がおけるメーカー製品を様子見つつ無難なのをチョイスしていく予定です。
購入予定のMPG X670E CARBONはそれぞれGEN4、GEN5のM.2SSDスロットを有しているので、OS用には安定性趣向でソリダイムやキオクシアあたりを採用し、ゲーム用ストレージに高速7200MBを2TB分。
GEN4スロットには4TBなど大容量ストレージを2発ずつ突っ込んでゲーム収録など大容量のデータ保存にもじゅうぶん耐えられるような容量を確保する予定です。
ということで、急遽新しいゲーミングPCを組むことになってしまいましたが、どうせやるならオリジナリティを追求したハイエンドマシンを構築させていきたいと思いますので、完成までゆっくり実況していきます。
組み立てはパーツがすべてそろったら開始します。
おしまい