FF14新生エオルゼア復活劇で知られる天才プロデューサー吉Pが贈るビッグタイトルFF16が発売されましたが、発売直後段階ではあちこちで「凡作」といった評価が非常に目立っております。
個人的にはけっこう意外な結果 (世間の反応) でした。
私はPCオンリー、PSのようなコンシューマー機でのゲームをしない派閥なので、FF16に関しては動画投稿サイトにUPされたプレイ映像で中身を知ることしかできておりませんが、スタートからクリアまでの一通りを視聴。
システムやストーリーについても「見て」楽しませていただきましたが…うーん、なるほど笑
あくまでも個人的な感想になりますが、これまでたくさんゲームをプレイしてきた生粋のゲーマーたちと、割りとライトな層で評価がガラッと変わってくるゲーム内容だったのかも知れないなァ…なんて感じました f(^_^;
FF14天才プロデューサー吉Pをはじめ、楽曲の方も今回は植松伸夫氏ではなく祖堅さんが携わっている点など、過去のナンバリングタイトルとはまたガラッと編成が変更されている部分がありますので。
THE PRIMALS(FF14天才トラックメーカー祖堅さん率いるバンドサウンドはファン多数)
コレ…「吉P率いるFF14チームが新たにお送りする新生FFシリーズ」として。
これまでのナンバリングタイトルと切り分けた外伝的な作品として発表してたらまた世間の評価も全然変わってたんだろうなァ…?とも感じました。
なんか、見てるとアレなんですよね…
FF7のスピンオフ系、ダージュオブケルベロスとかもそうですし。
FFなんだけど格ゲーみたいなアクション強めのシリーズとして、ちゃーんと人気ゲーになったクライシスコアが発売された時みたいな。
アレって、ナンバリングタイトルを遊んで来たFFファンたちにもすんなり「コレはコレでアリだよね」と一定数受け入れられた大きな要因として「純粋FFとは切り分けられたFF作品ですよ」という大前提のフレコミがあってこそだったと思いますので。
当然、あの辺りがいきなりFF8だのFF9で発売してたらファンがこんなのFFファンじゃねえだろ!というツッコミだらけで全く認められなかった気がするので笑
そういった意味で、うーん、FF16は失敗はしていないのものの。
色々な新要素や新感覚が従来のFFナンバリングタイトルとの乖離を激しめに感じさせちゃって、結果ファンたちに刺さらず、気持ちよく大成功!とはならなかったのかも知れませんね(^_^;
また、日本人は特にバイアスにとらわれやすい側面があるのも事実ですから、統一見解に寄せた内容になりがちなところにも注意が必要ではあります。
海外ではすでにPV公開時点から最近よく見聞きする「ポリコレ」についても指摘が相次いでおり、黒人差別であると批判が殺到している節もあるようですが…(^_^;
時間経過や今後の追加アップデートなどがあればまた本領が発揮されるなんてコースも無きにしもあらずということで、違った側面からのレビューも時間経過とともに出てきたら良いなァなんて思うところであります。
個人的には植松サウンドも好きだけど、祖堅サウンドもかなり好きなんで、現状のFF16に対する総スカン気味な評価状況になんだか複雑な心境です(^_^;
何気に祖堅サウンド好きすぎて、数年前にFF14楽曲のアレンジカバーとかゴリゴリのメタルミクスチャーで作ってますしね、自分…笑
※あくまでも個人のエアプ感想です、失礼いたしましたァ!! m(_ _)m
さて、今回ホントに記事にしたいのはそんな新作FF16…の話題ではなくてですね。
一方で苦節9年間に渡る開発を経てFF16発売直前「ブループロトコル」という国産MMORPGがバンダイナムコより遂にローンチされております。
※公式いわく「MMORPGではない」なのだそうです…笑
今回メインでお話したかったのはコチラについてなんです笑
最近はクロスプラット対応のサバイバル系シューターMMORPG「アース:リバイバル」というゲームで遊んでいたのですが、コチラでできたフレンドさんたち数名と共にブルプロにお引越ししました。
同ゲームが割りと大っぴらなP2Wゲームだったのに対し、ブルプロは公式がT2Wを謳うゲームになります。
※ちなみにワタシはいわゆるゲームの引退宣言とか特にしません。よってアスリバもたまーに気が向いた時に遊ぶゲームという感じになると思いますm(_ _)m
ブルプロも開発期間中からずーーっと多くのPCゲーマーたちに見守られてきたタイトルとして有名でしたよね。
待ちわびていた方がとても多いんじゃないかと。
構想から長きにわたる開発期間を経て、たくさんのPCゲーマーたちが期待を込めていたこの新作については、モチロン、ロキブロからも過去「期待される開発中ゲーム紹介」の記事で何度かご紹介させていただいたことがあるゲームです。
つまるところ、ワタシ自身もそこそこに期待し長期間見守ってきた組の一人ではあります。
そんなブルプロ。
ローンチと同時に直後からバンナムの他ゲーをも巻き込んだ大規模サーバーエラー事故を巻き起こし、リリース日にプレイできなかったプレイヤーをたくさん生み出しましたね笑
もうスタートからバンナムクオリティの嵐で、ゲーム系メディアには本件に関する記事まであがってました(^_^;
そんな不安に駆られるスタートを切ったバンナムが贈る新作ブルプロ。
現在まで毎日プレイしてきておりまして。
一応、装備の厳選なども一通り終わって現行のレベルキャップと最終装備まで来ました。
その上で色々と指摘されがちな問題点の数々をザーッと列挙させていただきます↓
- ガチャがバカほど高額(1回500円、しかも当たり意外ガチのゴミクズ)
- シーズンパス報酬内容が近年稀に見るレベルに魅力ゼロ
- キャラに着せるアバターほぼガチャ頼み(確率渋めの1.2%引く必要アリ)
- リリース半月ですでに経験値&金策バグが見つかるも対応せず
- リリース半月ですでにチーター出現&チート方法が発見される
- 取ってつけたようなヘイトシステムとロール風のロールでシェア崩壊中
- 上記ロール風ロールのせいではやくもギスギスオンライン化も進行中
- 高難易度コンテンツの作りが超絶雑(制限時間を短くしMOB大量に増やすだけ)
- 様々な要因でギスギス化が進み全体の民度も軒並み低下中
と、列挙していくとキリがないほどに…バンナムクオリティでしたorz
細かいこと挙げてくとまだまだ止まらなさそうです。
そして、ロキブロ読者の方々なら感じているハズです。
そう、ワタシ…滅多にゲーム酷評はしてきてないんですよ、これまで(^_^;笑
元ゲーム開発運営業界にいた人間ですし、会社は違っても開発現場とか運営チームの感じとかも解るだけに、あまりゲーム開発者や人様の経済活動の足を引っ張るようなディス内容にはしたくないっつーのが心情でして…。
ただ、ブルプロは…あまりにもダメポイントが多すぎてディスっちゃいました\(^o^)/
以降、気になった点と詳細を少し共有していきます↓
【考えられない無限経験値&金策バグの放置】
マトモな運営だったら即BAN案件クラスの無限経験値バグとかも実際に確認されておりますが、本件に対しては徹底的なダンマリ&放置を決めこんでる状態です。
T2Wも謳ってるRPGであることも加え、そもそも論こんな致命的すぎる短絡バグが起こってしまうこと自体、業界的にもかなりヤバい事案だと思います。
とあるゲーム配信者が注意喚起と称して本件について多数視聴者がいる中で実演してた、っていう事案も発生していたそうですし…もうちょっと色々と…笑
【チート対策が施されていないガバガバなクライアント】
クライアントファイル書き換えによるチート実演がされている様子やチーターの不可解な動きが各SNSを通じて動画リークされ始めています。
2023年に構想から9年間開発が続けられてきたゲームとして見るとあまりにも設計がガバガバ過ぎてさすがに呆れてます(^_^;
例えば、スキルのクールタイムが無くなって連発できたり、スタミナ消費をゼロにしたりだとかがRPGでできちゃうって…いやオフゲークオリティ…orz
【取ってつけたようなクラスロールとヘイトシステムがタンク殺しに】
フレンドさんからも情報共有いただいたのですが、そもそも開発初段階では昨今よくある火力オンリーの各クラスゲー(例:PTゲーというよりは火力職だけの黒い砂漠みたいなタイプ)だったようでしたが、何やら途中からヘイトスキルや回復スキル、ヘイトシステムといったMMORPG風味の要素を導入させたようです。
コレがRPGやったことないんじゃないかってレベルの内容で…
※代表例:タンクっぽいクラス (イージスファイター) はヘイトスキルを持ってる割にはスキルとシステム、敵の挙動がポンコツすぎて全くタンクの仕事ができず、挙げ句にタンク風の役割を与えられた手前火力も抑えられてしまっているため、どう考えても要らないクラス認定へ。
さらに唯一ガードが可能な職でありながら、数回のガードで盾がぶっ壊れるという謎仕様。
他、ちゃんとしたヒール職も無いためヒール持ちクラス (ブラストアーチャー) も要らない認定コースになっていく。
諸々クラス毎の強みであるハズの特徴が軒並みウィークポイントになり、案の定ギスギスオンライン化が加速中。
【MOB沸きが抽選式のため近接vs遠距離の構図も】
色々とツッコミどころは多いですが、ひとつ例として挙げさせていただきますと…
一定のクエストや武器製造素材に関連する需要高めなMOBや各沸き場、配置、配置数などがあまり考えられていないので、まさかのこの時代に古き良き時代によく見られた「タゲ取り合戦」が通常MOB狩り場で繰り広げられてしまっておりまして、各々ストレスがだいぶイカツいことに。
抽選式のMOB沸きシステムが絡み合い、狩り場における近接クラスと遠距離クラスとのアドバンテージも加味され、ギスギスオンラインが色濃く、加速度的に生産されてしまっています。
※遠距離が叩く→近接叩けず→近接MOB一撃処理を開始→遠距離さらに即処理を開始→MOB叩けずストレス生産されつづける狩り場が完成するループ→掲示板にクラス同士を口撃し始め喧嘩してばっか→ギスギスオンライン完成
【T2Wだから?高額&報酬渋すぎる闇深事案】
コチラもとことんカオスです。
いわゆるレア系ガチャ衣装やマウント獲得に注ぎ込ませる課金額が近年稀に見る高単価です。
なんとガチャ一回あたり500円という価格設定で、課金シーズンパスの報酬もFFシリーズでいうところのポーション1個、5000ギルとかそういうレベルです笑
ログインボーナスもそんな感じで、全く持って旨味が無くスカスカ。
ジョーダン抜きで珍しすぎるくらい渋いです(^_^;
MMOをナメてるのかゲームをナメてるのか…
また、本ゲームの仕様上、ガチャ衣装などを別キャラにプレゼントできる機能が実装されているため、無料のガチャチケットがもらえるところまで別キャラ枠で作ったキャラクターを育成してガチャを回す→メインキャラにプレゼントする→キャラリセ…というサイクルでリセマラをするプレイヤーも急増中です。
こうやってユーザーに仕様上の穴を突かれてコンテンツ破壊されていくゲームやサービスの未来はかなり危ういです。(実際にゲーム開発運営経験で実際にサ終までいったゲームやソーシャル系アプリをいくつか見届けてきました。)
FF14や黒い砂漠では好みのアバターやマウントを直接課金購入することができますし、価格設定も数千円程度。
ブルプロはキャラクターのグラフィックもアニメタッチで悪くない印象であるにも関わらず、とにかく着せ替えコンテンツ量もサービス開始直後とはいえスカスカ。
殆どが低確率のガチャ頼みになってしまっていますから、T2WゲーなはずなのにP2W並みにつぎ込むプレイヤーもチラホラ。
その一方で上述のように仕様の穴を突いた無料ガチャ引き放題祭りも裏で開催されてしまっています笑
こんなもの…アカウント単位でガチャチケット報酬の受け取りを一度切りにしておけば防げた事案だと思いますが…(^_^;
ということで、あまりゲームの評価を落とし込むような情報を書き込むのは好きではない自分としても若干呆れが止まらないモードに入ってしまいました。
実際、吉Pってかなりのゲーマーですし、生粋のMMOユーザー目線を持ってる人材が開発に回るとホント強いですよね。
最後に、人によっては不快な内容になってしまったかも知れませんのでお詫び申し上げます。
今後もアップデートがてんこ盛りなので、各所調整も入ることを少しだけ期待しながらもう少しだけ見守りたいと思います。
このカオスがいつか笑い話になることを願っております…笑
■2023/07/06 追記分
なお、下記プレイヤーにて本記事投稿後に配信されたブルプロ通信にてガチャの確率修正や不正行為に対する件など諸々言及されておりますので気になる方は併せてチェックしてみてください↓
ガチャのS排出確率が多少上がったのと、ハズレランクの確率低減や天井の設定。
マウントの旋回半径の縮小および騎乗状態での採取実装。
各クラス調整。
今後の実装予定イベントやその内容、ブリッツランサーのプレイ映像などが主な内容でありました。
なお、放送内で案内されているプレゼントのシリアルコードは以下の通りです。
・入力可能期間 23年7月6日 12:00~ 23年7月12日 10:00
・シリアルコード1:ガシャチケット×1『C8eYRtuZAWWffQAa』
・シリアルコード2:クラフト大成功率1.3倍チケット×4『d3YQdwPTSFtKjPTC』
不具合や不正行為対応についてはそれらに充てていく時間や人員といったリソース、スピード感がなかなか確保できない的なハナシがあり。
全体的になんともボンヤリした返答が続き、最後にはチートやグリッチ行為をしているプレイヤーにやめるよう訴えていましたが、これも違う角度から受け取ると…
「それらに対する一定期間やむを得ない放置宣言」にも聞こえましたね(^_^;
この先、ブルプロが無駄なストレスを感じずにプレイできる神ゲーになることを願っております…。
おしまい