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東京都港区三田の英語専門塾LogosIESは2020年よりオンライン塾となりました!SFC英語SFC小論極めたい受講生を募集しています。こちらのブログのSFC総合政策学部英語解答予想速報以外は過去記事のみになっております。

「総合政策って何!?その1 (総合政策学部2010)」
前回に引き続き、早速第1回をお届けしたいと思います!

いきなりですが質問です。

SFC受験生の皆さん、そもそも「総合政策」って何か分かっていますか?


指導をしていて気がついたのは、一番基本的な「総合政策学部が何を勉強するところなのか」を、曖昧にしか理解していない人が非常に多いことです。でもそんな状態で、総合政策学部の理念に沿った良い論文なんて書けるはずがないと思いませんか?理念が分からないんだから。

そんな方にオススメなのが、2010年度の総合政策学部の問題です。

この年度の問題では、資料1で「総合政策とは何か?」についての学生と教授の対話文が掲載されています。これがパンフレットよりも分かりやすくてなんともご親切です。

問題文や回答の添削に沿った解説などは他のブログで沢山やっていますから、僕はこの資料の要点について説明していきます。要するに…

(1)「政策」とは:「ガバメント」ではなくて「ガバナンス」
(2)「総合」とは:「諸科学横断主義」=「問題中心主義」
(3)大切なことは:「問題の構造化」と「解決策の検討」



この3点が、総合政策学部の基本的な考え方です。ここが分かっていない人は、どの年度の小論文を書いても的外れになってしまうので、ちゃんと読んでください。

今日は、このうちの(1)の解説をします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


(1)ガバナンスって何?

元来、政治は「中央政府(ガバメント)」が行うものでした。そして政治の役割の一つは、社会を正常な状態で維持すること(言い換えれば、社会問題を解決すること)です。

ところが、現代にむかって社会の構造が複雑になってくるにつれて、政府の行う政治だけでは社会の問題を解決することが出来なくなってきました。

この最たる例が2010年のテーマになった「介護労働者不足問題」です。

「自力で生活出来ない高齢者をサポートする人がいない」のは大きな社会問題ですから、当然政治によって解決されなければいけません。

ではどうするか。極端な話をすれば「政府が必要な人員を全員公務員として雇って訓練する」ことが出来ればこの問題は解決してしまうわけです。


でもそんなこと出来るわけないのは分かりますよね。

・政府には全員を雇うお金もないし、訓練する技術も人もいない。
・地方によって高齢者の人数や事情も違う。しかもそれらを把握しきれない。


これはともに「中央政府の能力だけでは、現代の問題を解決できない」ことを表しています。

そこで、政府以外の色々な登場人物が必要になってきます。
法人…人を雇って訓練して、実際の介護活動を担う
地方自治体…地方ごとの情報や事情を把握して、その地域にあった政策を決定する
NPOやNGO…上記活動から漏れてしまった人たちを支えたり、穴を埋める
コミュニティ…高齢者の家を訪問したり、地域で支えるボランティアを行ったりする

というように、それぞれの組織だからこそ出来るアプローチを組み合わせて、1つの問題の解決にあたるわけです。中央政府にできることは、これらの活動が最大限有効になるように、制度を整備してあげること(つまり方向性をしっかり示して、レールを敷くこと)くらいです。こうした統治方法をガバナンスと呼びます。


そして総合政策学部は、現代社会は「ガバナンス」によって統治されるしかないと考えています。

この考え方に沿って見るならば、
・「政府による診療報酬の引き上げ」は、中央政府(ガバメント)による政策の限界と見ることができます。
・そして、各主体の活動をサポートする制度整備を行っていない点が、批判されなければいけません。

ex.)離職理由や不満を見ると「経営者の能力不足」が介護労働者不足の大きな要因になっていることは確実である。であれば、能力開発の為の制度支援を行わなければ、報酬を上げても離職解消にはつながらない。

問題の順番が前後してしまいますが、

これが、問3の回答(A党の政策提言へのコメント)の基本方針になってきます。
「診療報酬引き上げ」を肯定的に論じて終わってしまっている回答は、「基本理念を理解していない」と見られかねないので、気をつけた方が良いですよ。

<回答例>
私は有効でないと考える。何故なら、資料2表1から介護業界の人材不足が高い離職率を原因としていることが分かるが、資料2表3・4より、その原因が賃金だけにあるとは言えず、たとえ介護報酬引き上げがなされたとしても離職率が直ちに減少するとは考えにくいからだ。むしろ労働環境の改善勧告及び支援、人材教育の制度支援などを通して事業所の自助努力を促し、離職原因となっている不満を減らすよう努めるべきだ。(190文字)






また後日紹介しますが、「ガバナンス」の概念をしっかりと理解しておくことで、総合政策学部が期待している「回答の指針」が自然と見えてくる場合が数多くあります。
(逆に言えば、この部分が分かっていないと見えてこないということです。)


【推奨する課題】
自分が知っている社会問題を、この視点で一度分析し直してみてください!



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Logos IESの名物授業「慶應SFC小論文」について、ちょっとずつその合格対策の秘訣をお伝えしていきます!(もちろん全てというわけにはいきませんが。汗)



とはいえ、慶應SFC小論文は合格対策だったり添削例だったり、インターネットでもかなり色々なところで情報を見ることができますよね。もちろんその全てがタメになるし、大体正しいことを言っているんです。

でも、インターネットや赤本の解説や解法を全部読んでいるうちに「こんなに沢山の知識や思考力を持っていないとダメなのか…」と気が遠くなってしまうことありませんか?

無理もないんです。知識的に「完璧な解答・解説」を載せていますから。
「そりゃそういう書き方が出来たら嬉しいけど、でもどうやって!?」
という部分については、やっぱり「知識を充実させる」とか「沢山書いて添削してもらう」とか、要するに「根性論」になってしまっています。



なので僕は、そういう「全部見せます!」というスタイルの情報提供ではなくて、慶應環境情報学部、総合政策学部の小論文を書くにあたって「必要な情報の核(肝)」にスポットを当てて、紹介していこうと思います。





第0回テーマ

慶應義塾大学総合政策学部が小論文試験において求める答えは、〇〇の中に全てある!?


「オリジナリティを出してなんぼ!」という印象の強い慶應SFC小論文ですが、総合政策学部に関しては意外にそんなこともないのです。

毎年のテーマはほぼ一貫していて、「総合政策」にとって今一番ホットな関心事項を踏まえつつ、試験では必ずSFCの理念やキーワードに沿った出題の仕方をしています。

ということは、何でも知ってる物知り博士にならなくても「総合政策学部が知っていてほしいこと」さえしっかりと押さえていれば、かなり高得点の回答が作れるということです。

では、その「知っていてほしいこと」はどうすれば分かるのか!?



考えてみてください…




諦めないでください…




自分で答えを見つけるのです…




お、もう分かったかな!?



そうです、他でもない「慶應総合政策学部の小論文の過去問を解くこと」です!
あまりに当たり前でしたね。(笑)

でもこれは意外に笑い事じゃなくて、過去10年分の過去問で求められている論理構成や情報をしっかりと把握して覚えておけば、「総合政策」の領域で重要な事項を網羅したことになるのです。

おそらく多くのSFC受験生は、小論文の問題を「論述の練習台の1つ」程度にしか捉えていないと思います。だから一回作文書いたらあとは用無し。



でもその問題文の中にこそ、総合政策学部が大事にしていることが詰まっているんです。

次回は、具体的に過去問を取り上げてみながら、それを実際に確かめてみたいと思います!


つづく…



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ロゴスIESは設立以来、ことばの専門塾として30年の歴史を積み重ねてまいりました。受験を通じて思考力、想像力、創造力の養成を目指しております。高3・高卒の受講生※には現代文特別講座(3時間×8回)を受講(無料)していただき基盤となる読解力を存分に鍛えて頂きます。

 

2017現代文特講カリキュラム

1中央総合政策2014-3「哲学入門」2015-2「個体論と関係論」

2京都大学2010-2「人間であることの自覚」

3調整中

4東京大学2017-1「虚構とのつきあい」

5中央総合2011-3「知的複眼思考」青山総文2016-2「昔話に見る大きな物語」

6東京大学2003-1「日常に潜む国家の思惑」

7中央総合政策2014-4「ソーシャルキャピタル」

8東京大学2011-1「空間の設計」

 

 

※個別授業以外の【慶應英語700クラス】【慶應英語英文解釈クラス】【慶應小論文テーマ別】【SFCコース】のいずれかを受講の生徒には無料で現代文特別講座を受講して頂きます。

 

毎週土曜または日曜開講で1期3時間×8回のグループ授業になります。

 

英語のレベルが高くなると英語力以前の国語読解力が勝負の分かれ目になること、小論文が書けるようになるためには、ほかの人の意見が読み取れることが重要になります。様々な難易度や視点などを選択してあります。難しいものをどう読み解くか、簡単にみえるものも本当に理解できていて論理的再現などができるかなど授業で確認していきます。

 

 

ロゴスIESでは無料体験授業と三者面談を経てから、入塾を検討して頂いております。

ご予約はlogosies1985@gmail.comまでお待ちいたしております。

 

 

ロゴスIES広報

 

ロゴスIES小論科Ⅱ期【政治/経済系テーマ(慶應法学部/早稲田政経社学 過去問研究)】カリキュラム

 

この講座は1期【慶應小論文重要テーマ(SFC/法/文/経済/商)32期生カリキュラム】の受講後に自らの志望をより濃く深く学習するための講座です。Ⅱ期には政治/経済系以外には【人文系慶應文/早稲田文/上智文】の講座などを開講します。

開講日:2017年7月10日~10月29日

回数:全16回

 

●共存を目指して

1慶應法2005「共通善」

2早稲田政経2014-3「社会的連帯」

3早稲田政経2013-2「悪人礼賛」

4慶應法2003「公共性」

5慶應法2017「立憲主義における公私」

6早稲田政経2015-2「仮面の表現」

●法哲学を通して国家の構造を捉える

7早稲田政経2015-2「ポピュリズム」

8慶應法2012「未来国家」

9早稲田社学2016「社会と国民の紐帯」

10早稲田政経2011「大局観」

11慶應法2011「抵抗権」

12早稲田社学2015-1「情動主義」

●築かれる文明、築く文明

13早稲田政経2017-1「笑い」

14早稲田政経2012-3「ロボットの申し分」

15慶應法2016「文明論」

16早稲田社学2014-1「想像力の終わり」

 

受講条件に関しては1期に慶應小論文重要テーマ全16回の受講が前提となります。

Ⅲ期10月30日ー2月11日までに関しては志望校過去問対策の講座となります。

 

 

ロゴスIES小論科広報

 

小論基礎個別授業】カリキュラム

小論文を一度も書いたことがない、自信がない人向けの講座(マンツーマンで2h×全16回)です。この講座とSFCコースの週2の小論受講でSFC環境情報合格実績あります。

開講日:4月1日~7月9日(1期)

回数:全16回

講師:ロゴスIES小論科講師

 

小論基礎

●「わたし」論

1「キャラ」で成り立つ人間関係

2「キャラ」化でつくる自分の居場所

●生き方論

3自分の長所を活かす生き方

4カリスマとは?

5清く貧しく美しく?

6中国人の爆買いについて思うこと

7精神的贅沢とは?

●近代の限界

8ポストモダン

9近代における労働

●現代の停滞

10アニメにおけるヒロイン

11若者

12不平等社会日本

●国家とは

13全体主義

14ナショナリズムは悪?

 

 

まずは無料体験授業のお申込みをお願いします。

logosies1985@gmail.comまでご連絡お待ちしております。

 

 

ロゴスIES小論科広報