慶應SFCコース英語過去問 予習のシカタ・授業の受けカタ・復習のシカタ(内部生向け) | ロゴスタガヤス!

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今回はロゴスIESのSFCコース英語授業の大半を閉める過去問演習について書いていきたいと思います。

 

タイトルの通り、授業前の予習・授業中の受け方・授業後の復習と分けて書きました。もっとも重視して欲しいのは予習です!

 

もし、あまり予習が十分でない状態で授業を聞くと、他の生徒の解釈や講師の解釈を聞くだけになり、どうやって試験本番に一人で読み解く実践力の訓練が不十分になってしまいます!

 

 

【予習のシカタ】

やって欲しいことはもっとも単純に言えば「文章を訳して解釈し問題を解く」ということです。

ただ、初めて解く問題では様々な障壁があることと思います。

どこまでの障壁は最低限自分で解消してきて欲しいのかを、想定しうるつまづきポイントを挙げて、示していきます。

 

①一文が訳せない状態

 これの原因には、単語がわからない場合と、文が長くて構造が掴みきれないの2パターン があると思います。

 まず一つ目に関してですが、わからない単語が多すぎてすすない・・・

 というレベルの時にはどんどん調べてください。(調べたあとでも、単語帳や辞書の役の ままだとしっくりこない場合もあると思いますので、そこは意味から解釈を!)

 一方でたまにわからない単語があるレベルであれば、辞書で調べずにその単語の意味を前後の文脈から推測する練習をしてください。

 次に二つ目に関して、自分の知りうる文法・構造を使い倒して和訳までまずこじつけてください。(こういうパターンは授業で解説するので、和訳を書いてきて!)おそらく、自分の知りうるものを使い倒すと、数パターンぐらい文法的にはあっている読み方ができると思います。そこからは意味から判別する場合が多いです!

 

②訳せたけど、意味わからん状態

 過去問の前段階の700で鍛えた部分ですね。

 この症状の原因には様々なパターンがあります。想像しにくい概念だから理解できない(総合2013二番など)時や、あるいは実験などの描写でどういう流れなのか、どんな状況なのかが掴めない、など様々なパターンがあると思います。

 

③一文一文は意味わかってたはずなのに、全体としては何いってるかわからん状態

 この状態だと、この段落の言いたいことは何ですか?という問題や、ふさわしい題名は?などの問題が解けない場合が多いと思います。

 

自習の段階でどこまでやってきて欲しいかというと、①はクリアした状態できて欲しいと思います。そして、②あるいは③に関するなんとなくこうじゃないかという予想を考えた状態できてください。

 

 

【授業内】

授業中、講師は文章に関して様々な質問をします。

抽象的な概念に対して、つまりそれってどういうことなの?

その概念の具体例ある?

そうなった理由って何?

そして、最終的にこの段落で言いたいことはこういうことだな、などとまとめていきます。こういった質問に何度も答えていくことで、予習で考えていたなんとなくこうじゃないかという解釈の予想があっていたのかどうか確かめていきましょう。

授業内で講師に質問された部分はみんなが解釈しにくかった部分を主に扱っていくと思うので、それをフィードバックとして次の予習の時に自分で問いを立てて解釈に繋げらるとよいうと思います!

 

また、ロゴスは独自のSFC英語過去問の難易度表を作っています。

この年度の大問1は8割取れるべきなのかあるいは6割でいいのかなどの判定ができます。どれが取るべき問題で、どこが落としてもしょうがない問題なのかの判定まで行います。その感覚も授業内で磨いていって欲しいと思います。

 

過去問5割でも諦めないで下さいね!その問題が6割取れればいい問題なら、あと3問です!

逆に7割で安心しないで下さいね!その問題は8割取っておきたい問題かもしれません!!


 

【復習のシカタ】

復習に関してその時の生徒の状態に応じて授業内で指示を出します。それぞれの読解の弱点、単語の意味の応用がきかない、構文の取り違え、解釈のずれ、自学でのトレーニングなど、様々な状況に対してアドバイスがあると思います。そして次週の過去問予習でそのアドバイスを実践していくサイクルを繰り返すことで確かな実力をつけていきます。

 

 またその文章内でわからなかった単語の復習をすると印象に残りやすいと思います。SFC特有の単語をまとめてもいいかもしれません。

 

 

ロゴスIES英語科