ことばとくずかご。 -10ページ目

ことばとくずかご。

大学院のときに勉強した辞書や社会言語学のことを

忘れないうちに記録しておこうと思います。

http://www.littlemore.co.jp/book/kobetsu/art/umeme.html

http://www.sanseido-publ.co.jp/publ/ume_sin.html


就職祝いで『うめめ』をもらったのでした。

その『うめめ』の梅佳代さんが新明解と。


meets って久しぶりに聞いた(見た)。

リトルモアと三省堂のサイトを往復するのは

なぜだかこっちがちょっと申し訳ない気になってくる。。。


エプソンのとこでやっていた「男子」を見逃したのが悔やまれます。



梅 佳代
うめめ

まだ画像がないらしい。↓


うめ版 新明解国語辞典×梅佳代
梅 佳代
男子

http://bizpal.jp/jepa/award/

投票はこちら。
http://www.jepa.or.jp/award/award_vote.cgi


ミクシィのマイミク某氏から聞きました。
いろいろあるもんですねぇ。


辞書・教育関係は


■ユニーク・コンテンツ賞
●看護医学電子辞書(医学書院) 
http://www.igaku-shoin.co.jp/prd/00143/0014344.html
 電子辞書を電機メーカーではなく辞書出版社が販売する動きは以前からあったが、専用辞書を汎用辞書と組み合わせ、独自の販売ルートで販売。ビジネス的にも成功している。
●康煕字典DVD-ROM(紀伊國屋書店) 
http://www.mojikyo.com/info/kouki/index.html
 中国歴代漢字辞書の総決算『康煕字典』の「安永本」と「道光版(異版)」を全ページ画像で収録し、親字の検索だけでなく、『康煕字典』本文そのものの全文検索を行うこともできる画期的な製品です。



■エキサイト・コンテンツ賞

●オーディオブック 『聞く教科書』シリーズ (三省堂)
http://www.sanseido-publ.co.jp/publ/ab/index.html
携帯音楽プレーヤや音楽ケータイがトレンドとなっている昨今、オーディオブックが出版社はもちろん、音楽配信ベンダーの間で、ロングテールなビジネス・チャンスと捉えられるようになってきました。そんな中でも、三省堂オーディオブックの『聞く教科書』シリーズの高等学校日本史、世界史、政治・経済などは、iTunes Store やパピレスを始め、多くの電子書籍販売サイトや着うたフル配信サイトでヒットを飛ばしています。



■ベンチャー・マインド賞

●ルーラル電子図書館 (農文協)
http://lib.ruralnet.or.jp
 自然と人間の調和した社会づくりをめざす総合情報センター
「食」と「農」に関する出版物をもとに、高度な検索機能と多彩なメニュー構成で提供する有料会員制の電子図書館です。1996年にスタートし、インターネットの隆盛とともにユーザが増え、コンテンツ拡充と幾度かのシステム更新を重ねてきましたが、2007年4月「農業技術館」「農業入門館」「食・くらし館」「しらべ学習館」という4つの「専門館」を新設して全面的にリニューアルしました。動画コンテンツの提供や、検索結果にユーザがタイトルとメモを付加して保存できる「私の本棚」機能など、さらに充実・進化を図っています。
●日本を変えたプロダクト図典 NipponStyle(ネットアドバンス)
http://www.nipponstyle.jp/
 1945年から2006年までの日本人の生活を変え、支えてきた画期的なプロダクトを収集。メインコンテンツである「メイド・イン・ジャパン データベース」には、自動車、家電、食品、薬品など様々なジャンルのプロダクトが1370点(2007年5月31日現在)収録されている。それぞれのデータが詳細な解説文や貴重な画像で構成されている。



■ベスト・アイデア賞
●デュアル・ディクショナリー(三省堂) 
http://www.dual-d.net/
 書籍とWebを融合した新しいビジネスモデルを創造した。



■デジタル・インフラ賞

●Le XML(ディジタル・アシスト) 
http://www.d-assist.com/
 辞書データのXMLフォーマット。今後の普及が期待されており、業界標準仕様に成長する可能性がある。



■サーチ・テクノロジー賞
●知識探索サイトJapanKnowledge (ネットアドバンス)
http://www.japanknowledge.com/
 総項目数186万、総文字数約13億。出版各社の信頼のコンテンツ30以上を収録する、天下無双の百科空間。百科事典・辞書・ニュース記事・学術サイトURL集・叢書などを集積した知識データベースを一括検索。国内外300を超す教育機関が利用する、知識探索のスタンダード・サービスです。コンテンツが豊富なだけでなく、文章をなぞって選択するだけで検索ができる「KnowledgeSearcher」など、各種の補助機能も充実しています。
●BTONIC(イースト) 
http://www.btonic.com
 巨大な辞書配信サーバで、様々なサイトに24時間、365日、WebAPIを使って辞書データを配信している。1億検索/月を数台のサーバで実現させている。


■ロングセラー賞
●広辞苑CD-ROM(岩波書店) 
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/1300720/
 百科+国語の老舗「広辞苑」のCD-ROM版 
●現代用語基礎知識CD-ROM(自由国民社) 
http://www.jiyu.co.jp/BookDB/books.cgi?kikaku=10207
 新語・流行語大賞で有名な現代語事典のCD-ROM。年度版で毎年販売されている。
●模範六法CD-ROM(三省堂) 
http://www.sanseido-publ.co.jp/publ/ep/cd_bt_moroku2007.html
 判例六法CD-ROM。1988年以来、年刊として刊行されている。
●今日の診療(医学書院)
http://www.igaku-shoin.co.jp/prd/00140/0014059.html
 1991年にCD-ROM版として発売開始。今年で17年になる。その間コンテンツを追加したり、検索エンジンを変えたり、媒体を変えたりと様々なニーズに応え、工夫をしてきた。その結果、現在では医療関係者にとって必須データベースの一つとなり、確立した地位を得ている。



あたりですかね。

この試算は出版社(*)をおびやかすものであり、
また、本にかかわるすべての人、
これを読んでいるあなたにも影響するものだと思って見てほしい。

http://www.mof.go.jp/singikai/zaiseseido/siryou/zaiseib190521/02_e.pdf

じっくり読む方はこちら。
http://www.mof.go.jp/singikai/zaiseseido/siryou/zaiseib190521.htm

学会に行って、東大の先生から
「これはもう出版社の危機ですよ」
と言われながらも「はぁ、」と言いながら
実際に見ていなかったんだけど。ざっと見てみた。

おいおい……

東大はたしかにあがっているけど、
この試算の枠組みで考えると、
人文系なんて結局もらえないんです。
図書館も本を買えなくなる。
学芸大とかどうするんだ。

科研費配分割合をもとにした試算なんて、、、
だって東大のほうが科研費とりやすいんじゃん。
というか、科研費出しているところも上じゃん。
つぶしたい大学には科研費出さない、特別研究費出さない、
ってことができるんじゃ??
地方大学はどんどんつぶれちゃうね。
そして学術出版社や大学図書館を計算に入れてるとこもどんどん。
それが結局経済にどういう影響を与えるか。

目の前の、目につく「社会のためになっている」ことで
評価するのはおかしいってことに気づかないと。
ってか、大学は「社会の役に立つ」ために行くんじゃないでしょ。
むしろ役にたたないことをやるしかないときでしょ。
そうじゃなかったら気持ち悪い。

どうして不況のしわ寄せが教育におよぶのか。
こんなときこそ教育しかないだろうに。



(*)学術書や専門書を主に出しているところは特に。
でもそれだけに限らないのではないか。
国立国語研究所が日本語コーパスを試験公開したようです。

大規模書き言葉コーパスのオンライン試験公開
http://www.kokken.go.jp/syokai/press/07_01/
http://www.kotonoha.gr.jp/demo/

ちなみに「現代日本語書き言葉均衡コーパス」と名付けられているものの、現在検索できるのは政府刊行白書と「Yahoo!知恵袋」。

***引用ここから***

本サイトの検索対象となっているサンプル
現時点 (2007年5月末) で検索できるのは、政府刊行白書から無作為抽出されたサンプル(1500件、500万語)と、参加者同士で知識を教えあうことを目的としたQ&A形式のナ レッジコミュニティーサービスである「Yahoo!知恵袋」から無作為抽出されたサンプル(45725件、500万語)の二種類のデータです。今後とも、 作業の進展にともなって随時データを拡張します。当面、国会会議録、一般書籍、新聞などが候補となります。

***引用ここまで***

このサイトの公開目的は以下のようにも書かれていて。

***引用ここから***

本コーパスでは、今後、数万人におよぶ著作権者の方々にサンプルの無償利用の許諾をお願いすることになります。本サイトは、著作権者の方々にサンプルがどのように利用されるかを理解していただくために開設したものです。

***引用ここまで***

つまり全然いまのところ均衡はとれていないし、
それが今回の目的ではないようですが、
とりあえず公開されたようなので、ひとまずこちらに。
NEC_0128.jpg
車内販売のコーヒーの蓋がカップを固定できるということ。
しかも前の座席についているテーブルのくぼみと蓋のサイズが合うということ。

あまりにも認知度低くて絶滅したか
と思われるくらい見なくなったのだけど
久しぶりに巡り合いました。
しかし若干テーブルのくぼみにはまらなかった。。。

mixiで書いてみたものの、意外と反応があったのでこちらにも。
東海道新幹線なんかはコーヒー屋風の蓋になったもよう。
いまのところ上越新幹線と北越急行(はくたか)にて確認したが、
ほかはどうなのかもわからないし、今回ははくたかでのみ注文したので
上越新幹線がまだやってるのか、ほかはどうなのか知らず、、、
NEC_0121.jpg

久しぶりに。
都内で魚のうまい店を見つけるのはなかなか大変。
去年、いまより月収が倍だったころに毎月通ったお店。
年明けてから行けなかったけど、やっと。

幸せを一番安く手に入れられるのは
食べ物だと思います。
これでしばらくがんばれる。

全然神保町あたりじゃないけど。
乃木坂と赤坂の間、赤坂小の近くにあります。
NEC_0079.jpg

水道橋とお茶の水の間にあります。

水道橋はお昼に一人で入れるところがなかなかないけど
ここは本を持って、または暮しの手帖を見に。
一時間の休息。
こんな日がたまにあると満たされます。

まだまだエセカフェがたくさんあるけれど、
ここはほんとにゆったりできるところ。
野菜がちゃんと野菜の味するし、満足感にあふれます。
イライラしてしまったときに自分を取り戻しに。
いきなり話が辞書に戻ります。や、でもつながります、コーパスとは。
部屋を掃除していたらいろいろ出てきたので。
画像がないのが残念だけれど、
山田忠雄氏が認めた辞書に以下の2冊があります。
学習資料研究所
新しい漢字と国語の辞典 (1953年)
時枝 誠記
例解国語辞典 (1956年)

「例解」とつく辞書はいくつもあるけれど、

これこそ「例解」なのです。

『新しい漢字と国語の辞典』も。


『新しい漢字と国語の辞典』の序文の書き出しにはこうあります。

 

   みなさんは、漢字や国語の辞典を使ったことがありますか。せっかく辞典を引いてみても、

  さがそうと思うことばがなかったり、説明がむずかしかったりして、がっかりなさったことはありませんか。

   漢字や国語の辞典は、たくさんありますが、いらないことばが多くて必要なことばがなかったり、

  説明がむずかしかったりして、ほんとうに役にたつ辞典はすくないようです。そこでほんとうに、

  みなさんの勉強に役だつ、しんせつな辞典をつくろうと思って、この辞典をつくりました。

  だから、教科書・新聞・雑誌・単行本などからことばをひろいだしたり、説明をやさしくしたり、

  用例をつけたりして、いろいろくふうしました。きっと、みなさんによろこんでいただけると思います。


『例解国語辞典』のはしがきには、一語の意味は、ただそれだけを見ていたのでは「正しい意味がわからない場合が多い」

として、次のように書いてあります。


   これは、語というものが、語の連結した慣用句の中に、その意味が生かされているためである。

  私たち編輯員は、そのような言葉の実際について、特に細心の注意を払い、努めて実例を採集することを心がけた。


これこそが、コーパス。いま一般的に言うコーパスっていうのは電子化コーパス。

これまでの辞書編纂というのは、職人がこつこつ例を集めて(これがコーパスとなって)つくられたもの。

それを電子データとして扱えるようになった今、職人だけに頼らずとも、

設計をちゃんとすれば、大規模なコーパスを用意することが可能になったのです。

また、電子データとして扱えるようになった今、関連する見出しの相互参照も容易になり、

語釈の記述ももっと工夫ができるはずなのです。


それは英和辞典などではどんどん発達しているようですが、

どうやら国語辞典はまだまだ。類語辞典などももっと発展の余地ありなのですがねぇ。

どうしても、伝統的な編集方法から抜け出せないのでしょうか。

著者となる先生方がやっぱり伝統的な方たちなのでしょうか。

これではどんどん辞書離れが進んでいくとおもうのですが。

戦後、一般の民衆にもしっかりとした語彙力を、と願ってつくられた辞書よりも、

数歩後退しているのではないでしょうか。。。


もちろん辞書だけの問題ではなく、

国語施策がどんどん変な道を歩んでいるからかもしれません。

理由はどうあれ、損をするのは一般民衆である私たち。

損をしているという意識すらなくなっているのでしょうが。

NEC_0108.jpg
包んだら味がわからなくなっちゃいそうだけども。