電機全滅の理由 | 勝つ拡販戦略、克つ営業戦略、勝利の方程式

勝つ拡販戦略、克つ営業戦略、勝利の方程式

ハイテク業界での経験を生かしてブログを書いてみることにしました。自動制御、ロボット、防衛兵器、画像処理装置、人工知能、組込みソフトウェア等、このような製品を担当したとき、どのような行動を取ればよいのか自問自答も含め展開してみたいと思います。








ゴールデンウィークに入ったので

少し書いてみようと思いました。

筆者は、先週の激務で

金曜日はとうとう、激しい頭痛をおぼえ

午前中、病院に駆け込んでしまいました。

まぁ、普段の養生のなさ、心がけの悪さに

起因していると思います。

今日も少々の頭痛の余韻が残る中、

主題の件で記事を書いてみます。

このテーマは、以前から書こうとしていたのですが

なかなか時間がとれず、

今に至ります。

しかし、シャープのFOXCONN資本入りは

かなりショックでしたね。

シャープを立ち上げた、故早川徳次氏は

草葉の陰で泣いていますね。

これでシャープは台湾勢の軍門に入ったので

日本の会社じゃなくなりましたね。

その前のソニーも、ストリンガー氏がCEOになって

米の会社みたいになっていましたが、

ソニーは方向修正するのでしょうか。

そのうえ、パナソニックも大赤字という

今期3月までの決算が出揃いましたが

シャープ、ソニー、パナソニックを責めるのも酷なほど

どの会社も真っ赤かですね。

何億もの赤字を出して、社員の給料はどこから出るのだろうかと

勘ぐってしまうのは、筆者だけでしょうか。

筆者は数年前から、

大手電機の、選択と集中、それと成果主義を非難してきました。

今回特に、選択と集中について

述べますと、軒並み、この3社は選択した事業が

没落、赤字事業になっています。

2年前、3年前に最高に高い伸びと売り上げ貢献した事業が

2011年、2012年では、

バッテンな事業になっているのです。

筆者は、そのとき、稼ぎ頭の事業を選択する

経営は如何なものかと、ずっと思っていましたが、

ほとんど聞き入れられたことがありません。

数年前、選択と集中で、

選択して排除した事業に、いま、成功の目が眠っている

というのが、真実だと思います。

ソニーは、ソニーエリクソンは解消して、
ソニー直に戻しています。

正しいと思います。

ある意味、エリクソンとつかずにやっていれば、

もっと伸びたかもしれません。

ソニーは他にもいっぱい捨てた事業があります。

有名な事業に、

AIBOがありますね。

これは、本当に辞めて正しかったのでしょうか?

筆者はAIBOが犬型ロボットで終わってしまったのが

残念でなりません。

もう少し、やっていれば、

猫型ロボットも出していたのではないでしょうか。

さぁ、

ドラえもん誕生まで、あと100年

猫型ロボットを世に出して問うのは、

誰でしょうか。

日本の製造業はいまが、がんばりどきです。

不可能と思える、事業に、今取り組まなければ

10年後にはジリ貧どころか、3等国にまで落ちますよ。

今やらないでいつやるのか。と思うしだいです。