がちがちの
設計者だった筆者が
突然のセールスエンジニアのオファーに
戸惑いを覚えたのは想像にかたくありません。
当時、筆者は
大手電機メーカーで
海外ライセンス製品の設計部門で
働き蟻のように地味に働いていました。
当時のというか
今も変わらないと思いますが、
設計部門というのは、
いわゆる
ギルド
そのものでして、
師弟制度が厳しく守られている世界です。
それだからこそ、ナレッジが伝承していくのですが、
親方である上司に逆らうことなど
ありえないことでした。
まぁ、それぐらい封建的な社会です。
筆者もご他聞にもれず
ギルドの伝承者たる上司の指示に基づいて
日々のワークを進めていくという
形態をとっていたわけです。
話がそれますが、
当時の筆者は
自分一人の力で
「ものづくり」
ができる
いわば、設計開発者、
それを凌駕して、
クリエーター
といわれる存在になるには
どうすればよいかというテーマを抱えて生きていました。
そうこうするうちに
地味な3年の月日が過ぎていました。
ある程度、仕事も覚えた頃です。
気がつくと段々、社内の仕事のオファーが
自分に来るようになってきたのです。
職人系のギルドの親方のほうが
だれが見ても明らかに腕が良いのですが、
なぜか、
皆、筆者のところに相談にくるように
なってきたのです。(続く)
<参考>
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