こんな人が日本にいたのか!
すべてが横並び、かつ、出る杭は打たれる日本で
このお方の行動、発言、日本人とは思えません。
西堀榮三郎氏
筆者は最近知りました。
NHKのプロジェクトXにも取り上げられたお方のようです。
(この回は残念ながら見ていないのですが、
プロジェクトXの中でも、もっとも感動する回の一つらしいです。)
実は、筆者は、日本国内の偉人で
ほとんど「尊敬する人」「尊敬に値する人」が
いないのですが、
このお方、もし現在も存命ならば尊敬すること
間違いなしです。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から抜粋
西堀 栄三郎(にしぼり えいざぶろう、
京都帝国大学理学部化学科卒業。京大講師、助教授を歴任した後、
東芝に移り真空管ソラを開発、技術院賞を受賞した。
材料不足の状態でも大量生産できるように、微細な部分に至るまで
製造マニュアルを完備し、"新橋の芸者を集めてでも製造可能"とされた。
第一次南極越冬隊の隊長も務める。
このお方、
エンジニアなんですね。
日本で初めて大量生産に耐えうる
真空管の発明を行ない、
しかも53歳になって、当時不可能とされた
南極越冬に隊長として志願するという
快挙というか、なんというか
敬愛するSF作家のハインラインの作品に出てきそうな。
そして、タイトルのお言葉、
「石橋を叩けば渡れない」
そういう題名の本を書いています。
これほど、極端に言ってくれる人も珍しいので
感動、手放しで同調してしまいました。
石橋など叩けば叩くほど、不安要因、リスク要因が出てきて、
結局、石橋を叩けば叩くほど渡れなくなってしまう。
こうです。
↓
「新しいことには、リスク(危険)があるに決まっています。
しかし私は、そんな考え方ではとうてい新しいことはできないと思います。
それがリスクのもとなのです。」
真空管の開発の時も、
西堀氏が海軍の依頼を受けて
会社に持ち帰ったところ、ほとんどの者が反対。
そんなことが可能なら、とっくにドイツがやってますよ。
と断ってくるように言われたそうです。
筆者も経験のある、ほとんどの人間が反対する場面。
西堀氏の凄いところは、
「それでは自分で勝手にやります。」といって、
はじめてしまって、しかも成功するところです。
こんな考えの方が
日本のTOPにいれば
外国勢に負けることなく、
新しい製品、テクノロジーをどんどん生み出すことが
できたのに。。。。。。
と思ってしまいます。
少なくても、自分は新しいことにチャレンジする者の
足をひっぱるのだけは止めたいと思います。
かつ、
自分自身も、まだまだ、新しいことにチャレンジできる
と勇気づけられました。
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