成果主義 所感 | 勝つ拡販戦略、克つ営業戦略、勝利の方程式

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ハイテク業界での経験を生かしてブログを書いてみることにしました。自動制御、ロボット、防衛兵器、画像処理装置、人工知能、組込みソフトウェア等、このような製品を担当したとき、どのような行動を取ればよいのか自問自答も含め展開してみたいと思います。


一体、だれが思いついたのか

筆者がビジネスマンになって

ん十年、

これほど最悪な制度は過去になかったなぁというのが

実感です。

というか、前回も書きましたが

成果主義を適用する人が

一般平社員という点がもっとも頂けません。

筆者が想像するに

成果主義は

「成果主義を導入すべきである」
「アメリカでは既に成果主義に移行している」

と資金の出し手である銀行(株主)に

提言されたことから

スタート、広まっていったものと思われますが。

銀行はおそらく、成果主義を導入すべきは

役員クラスに。

という意味で最初は言ったと思います。

それが、平社員に

最初に

適用されていってしまったのは、


城繁幸氏の

「内側から見た富士通「成果主義」の崩壊」

にも書かれていましたが

経営上層部、人事部門の「考えのなさ」「無責任」

が原因であることが明らかです。

どうして筆者が

この問題を毎回取り上げてしまうかというと

成果を上げるためには

リソースの投入と
権限の行使


絶対必要だからです。



これは、ランチェスター戦略の基本です。


ですから、

リソースの投入と権限を持った人間には

成果主義は正しい。

GOODな政策であると

口酸っぱく書いています。

こんなことを機会がある毎に発言しておりますと

よく現場で言われるのが

権限はあとからついてくるものだ/

ということですが

それはある意味正しいのですが

それよりも

既に権限を持っている人が

権限をふるわない、

リソース投入の決断をしないのが

実際は、おかしいわけです。

そのために、役員や経営層は平社員より

多くの報酬を得ているわけです。

重責に高報酬が最大原則です。

そういう流れから

ほとんどの横並びの日本的会社

決断なき組織では

優秀な人材の流出は続いていまうわけです。

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