パレートの呪縛を断ち切るには | 勝つ拡販戦略、克つ営業戦略、勝利の方程式

勝つ拡販戦略、克つ営業戦略、勝利の方程式

ハイテク業界での経験を生かしてブログを書いてみることにしました。自動制御、ロボット、防衛兵器、画像処理装置、人工知能、組込みソフトウェア等、このような製品を担当したとき、どのような行動を取ればよいのか自問自答も含め展開してみたいと思います。


仕事が立て込み

更新が遅れてしまいました。

お詫び致します。

応援クリックよろしくお願い致します。
 ↓
人気blogランキングへ


今回のテーマは、リソースの確保ではなく

リソースの覚悟です。

いえ、正確には

リソースの確保の覚悟です。

前回、

パレートの壁



が存在するという所までお話しました。

既存製品、既存顧客が順調なうちに

次の手を打ちたいと誰もが思うと思います。

そうして、実際に新規製品の販売

または

新規顧客の獲得を開始するものと思います。

ところが
どうしたことでしょう。

これがなかなかうまくいきません。

それは、8:2の法則がある以上、

現在のビジネスにおける

人材配置は

2割の重要顧客

または2割の既存人気商品に

人的リソースの優秀な2割を振り向けているはずだからです。

そうすると新規開拓には言い方は悪いですが、

優秀ではないネクストのリソースに

その仕事をお願いしなければなりません。

これがうまくいかない原因の一因です。

本来、優秀な2割を新規に振り向けたいと

誰もが考えるのですが、既存にその2割を張り付けているため

使えない状態なのです。

勝者の法則、

サッカー等のスポーツの世界において

よく言われることですが、

「順調に勝っているときに、選手の交代はしない」

という鉄則があります。

つまり、順調なときには

マネージメントは

リソースの移動を積極的に行なわないというものです。

つまり、これが

パレートの壁です。

しかし、

企業活動はスポーツと異なり、1回戦が終わって

勝敗がつくと言うものではありません。

それこそ、企業が続く限り

闘いが永遠に続くのです。

ですから、

短期的には選手の交代は不利に見えても

長期的視野、

長期で勝利を収めることを考慮するならば

どうしても、

本業が順調な時点における

リソース投入の覚悟、

上層部の英断、

苦渋の選択が必要になります。

勝つ保証がない

判断だからこそ、

この判断はトップが下さなければなりません。

まさに

冷や汗が流れ落ちるほどの

頭脳に最大限の苦痛が伴う

苦渋の決断が必要なのです。


応援クリックよろしくお願い致します。
 ↓