デカルトと言えば、
「我思うゆえに我あり」
という言葉があまりにも有名です。
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この言葉、
単に上っ面だけで捉えると
唯我独尊のような意味だと思いがちです。
ところが
この言葉の意味しているところは、全くちがいます。
この言葉の真意を述べる前に
デカルトが推し進めた
弁証的技法、演繹について簡単に。
これもきちんと説明すると長くなってしまうので
正しい説明は大学の先生かWikipediaに譲ります。
簡単に説明しますと
(正確ではないことをあらかじめお断わりしておきます)
ある命題を設定し、
その命題が成り立つ条件が正しければ、
その命題は真になるというようなイメージです。(イメージ)
例えば三段論法などは
演繹的技法を使っていると言われています。
極端な例でいくと
風が吹けば桶屋が儲かるというのもそうです。
風が吹けば桶屋が儲かるという命題に対して、
例えば昔の例えになってしまいますが
風が吹けば、ほこりや砂が舞うので
銭湯に行く人が増える。
銭湯が混むので銭湯の桶が足りなくなる。
だから桶屋の桶の需要が増す。
とこんな感じです。
しかし、これを言葉遊びというなかれ。
デカルトはこの方法によって
神の存在や
自分の存在を証明したのです。
そして、
自分の存在を証明することができた言葉、
それが冒頭の
我思うゆえに我あり
です。
この項、もう少し続けます。
続ける理由は、
これが
敵に勝つために必要な哲学
だからです。
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