ゼロサム社会 | 勝つ拡販戦略、克つ営業戦略、勝利の方程式

勝つ拡販戦略、克つ営業戦略、勝利の方程式

ハイテク業界での経験を生かしてブログを書いてみることにしました。自動制御、ロボット、防衛兵器、画像処理装置、人工知能、組込みソフトウェア等、このような製品を担当したとき、どのような行動を取ればよいのか自問自答も含め展開してみたいと思います。


これだけものがあふれてくると

買い手より売り手のほうが多いのも

当然な状況になってきています。

昔から経済学者が言っていたゼロサム社会の到来です。


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ゼロサム社会とは


総和が0になるのでゼロサム

つまり、パイが増えない社会を指します。

もっとわかりやすくいうと

パイが10あれば、

どこかが5取って、他のどこが3取ったとすると

負け組みは、-5というところがあって

勝ち組は残りの、7取っているというような状況です。

なぜゼロサム社会になってしまったかというと

やはり

人口減高齢化の影響です。


日本だけ限ってみれば

パイは一定もしくは減少しています。

それではこの限られた中で

勝ち残る

にはどうしたらよいのでしょうか?


激しい消耗戦の価格競争の中、

戦略は三つあります。


一つ目は価格競争の中

さらなるコストダウンによる価格戦略です。

これは強者がよく使う手で

下層のものから脱落敗退していきます。

見事なほどの結果が明らかに出るので

最近も目にされているかたも多いでしょう。

もう一つは差別化で価格競争に巻き込まれたくない

弱者はもちろん強者でさえも

どんどん新機能を搭載して市場に投入してきます。


筆者が得意としている組み込み製品では

高速立ち上げ機能、

スイッチを押すと

お待たせすることなく機器が立ち上がる機能の搭載なども

差別化戦略の一例です。

差別化戦略のなかでは、

弱者がよく使うのは同じ土俵で闘わない戦略、

つまりパイが限られた日本国内を狙うのではなく

海外での製品対応、

販売を行なうというものです。

これは結構良い戦略だと思います。

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