実行したくないことがいくつかあります。
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その一つが、
撤退です。
撤退、戦場から退いて、しっぽを巻いて逃げることは、
誰しもしたくありません。
特に、じっくり、戦略を練り
その結果、実行した作戦であれば、尚更です。
誰しも自分の誤りは認めたくないものです。
よくわかります。
それでも、撤退しなければならないときがあります。
重要な点に
重要な点をかぶせますが、
この決断は、
前線の兵士ではできません。
必ずや、この作戦を指揮している
指導者が
行なうことになります。
これは、説明するまでもなく自明です。
もし、
明らかに敗戦が濃い闘いで
撤退しなければ、
強者なら、かすり傷でも
弱者の場合は、
致命傷にさえなる可能性があります。
実は、
この決断は
作戦実行よりも重要なことなのです。
なぜなら、負け戦で撤退しなければ、
必ずや犠牲を伴うからです。
(ビジネス上での「犠牲」について戦争の犠牲と比べて
イメージできにくいかもしれませんが、それは今後明らかにしていきます。)
重要な位置(ファンクション)を与えている主要な駒(人材)を
この戦闘で失えば
次の闘いには、その駒は使えません。
しかも、
いつも書いているような気がしますが
敗戦が確定した闘いにおいて、徹底交戦を選ぶなら
全滅
を意味する場合もあります。
よって、
闘いである以上、
途中で作戦を諦めて、撤退することもあり得るというような
ことまで考慮にいれた計画こそが
優れた戦略
といえるでしょう。
もう一言、言わせて頂くならば、
撤退は
負け
ではありません。
撤退して時期を見て、また仕掛ければよいのです。
死ぬまで闘う、神風は、
余程の偶然と運が重ならない限り、
吹かないのです。
そんな運を天に任せるような戦略は
現代経営では成り立たないでしょう。
優れた指導者は
勇気ある撤退を
選択肢に入れておくべきです。
それが、
次の機会(チャンス)に
肉を切らせて骨を断つ
という可能性を残すことができるからです。
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