道半ば | 勉強で困らないために

勉強で困らないために

成績が上がらない。そもそも勉強しない。「どうすれば?」よりも「どうあるべきか?」
教育の王道を突き進む『学習塾LOGOS』(福岡県春日市・太宰府市・大野城市)の代表が考える勉強の本質とは。

2022年度の高校入試が終わった。


入試の傾向が大きく変わり,普段通りに力を出せた人もいれば,惜しくも力を出しきれなかった人もいる。


無事に合格した人たちは,本当によくがんばった。最後の最後まできっちり準備をして,傾向が変わろうともそれを乗り越える力を身につけていた。今回の成功体験を忘れず,これからもがんばってほしい。


惜しくも不合格だった人は,ここから何を得るかが大切。いまの悔しい気持ちを忘れず,今日からまた勉強を始めよう。


人は「成功」と「挫折」を繰り返しながら成長する。

そして生きていく上で必要になるのは何より「挫折」だ。

合格に向けて努力した,それが大きければ大きいほど悔しさも大きかろう。

しかし3年後にやり返せばいいのだ。

3年後だけではない。その先も,さらにその先もずっとずっと先まで。勝つまでチャンスはあるのだ。


受験は人を成長させる。

多くの人が人生で初めて本気で戦い,社会からの客観的な評価を得る。

人は社会から評価をされ続けて生きていく。

受験はその初陣なのだ。

結果よりも「戦った」ことそのものが重要である。

この経験で学んだことを次のステージで活かしてほしい。


キミたちの人生は,まだ始まったばかり。

道半ばだ。

長い人生のなかで,先制点を取ったか取られたか,そのくらいのもの。

サッカーで言えば前半15分,野球なら2回表くらいだ。


ここからどんな努力をして,どんな生き方をしていくのか。

この先のシナリオはまったくの白紙。

自分のドラマを好きなように書けばよい。



改めて卒業おめでとう!

みんなの今後の活躍とさらなる進化,成長を楽しみにしております。