入試が終わると,現2年生はいわゆる「受験生」となる。
いや,そのつもりで勉強すれば,3年の受験を待つまでもなくいつでも「受験生」にはなれる。
特に今年度の入試は,付け焼き刃の知識ではまったく歯が立たないほど,深くて正確な理解と,その場で対応する実戦力が問われるものであった。
教科書を隅々まで読む。
特に写真や資料,理科であれば端にある応用のコーナーまで。
そして大切なことは,なぜそうなるのか,などを「考えること」だ。
考えることで理解が深まるし,分からなければ先生に聞くなどすることで記憶にも残りやすい。
LOGOSであれば,それに該当する練習問題などはすぐにプリントアウトすることができ,その場で演習することもできる。
問題を解くことでより確実な知識となる。
指針としては,
習ったことはその日のうちにマスターする。
分からないことを放置しない。
その日に何度も繰り返して身につけること。
何事も後回しにしないことだ。
入試は,いや入試に限らずすべてのテストは,「頭のよさ」コンテストではない。
当日の知恵比べでもない。
それまでにどれだけの準備と練習を積み重ねて来たか,単純にどれだけ努力してきたかを測るものである。
いつでも良い。
「今日がその日だ!」というその日から,
これまでにはできなかったこと,やらなかったことを一つ決めて,最後までやり抜くこと。
行動を変えることで受験勉強が始まる。
なんとなくやるのではなく,受験勉強が始まった日を言えることが重要だ。
さて,いつから始めますか?