薬屋のひとりごと
猫猫の調合書


月精の夜空ゼリー
満月と水面に映った、ひらひらと舞う淡い光、揺れる柳、それを背景にひれを舞わせる美人。
もう何十年も前に特使の曽祖父が見た光景とはこれではなかろうか。そこにいる者は到底、この世の住人とは思えなかった。
(『薬屋のひとりごと』三巻八話「月精」より)
■用意する道具
ゼリー液やゼラチンを入れる容器 4つほど
耐熱容器
小鍋
蝶の抜き型(小さめ)
■材料(2人分)
<夜空のゼリー>
バタフライピーのティーバッグ 2袋
水(抽出用) 100ml
スペアミント 1パック(約10g)
砂糖(グラニュー糖) 40g
水 300ml(ゼリー液用)
粉ゼラチン 5g
レモン果汁 数滴(2色分に各1~2滴)
<夜の大地(タピオカ)>
乾燥ブラックタピオカ 大さじ3(約30g)
水(ゆで用・追い水含め) 適量(目安600ml)
砂糖(グラニュー糖) 大さじ1(約12g)
水(甘みつけ用) 200ml
<蝶の牛乳寒天>
水 大さじ3(約45ml)
寒天パウダー 小さじ1/2(約0.5g)
砂糖(グラニュー糖) 小さじ1(約4g)
牛乳 50ml
<満月と飾り>
友情の氷菓(市販のバニラアイスクリームでも可) 適量
ミントの葉(飾り用) 数枚
ドライレモンスライス 2枚(細かく刻む)
■夜空ゼリーの作り方

1. 小鍋に抽出用の水とバタフライピーのティーバッグを入れ、 2分間煮出す。
耐熱容器に移し、蓋をしてそのまま蒸らす。
2. 粉ゼラチンを小さな容器に入れて水大さじ1(分量外)を注ぎ、ふやかして
おく。

3. 小鍋に水300mlと砂糖を入れて、砂糖が溶けるまで中火で沸騰させる。
完全に溶けたらミントを入れ、さらに1分ほど煮立てる。
4. 火を止めてミントを取り出し、ゼラチンを小鍋に加える。
5. 4のゼリー液を5:3:2の割合で3つの容器に分ける。

6. それぞれの容器に1の抽出液を加え、色の濃さが3段階になるように調整
する。目安は、色が薄い層は小さじ1と1/2、中間の層は小さじ3〜4、
濃い層は小さじ4〜5。

7. 中間の層と濃い層に、レモン果汁を各1〜2滴ずつ加え、ほんのり酸性
にして発色を安定させる。

8. 蓋をして、冷蔵室で1〜2時間冷やし固める。あとで崩して別の器に盛り
付けるので、蓋ができる容器ならどんなものでもよい。
■夜の大地(タピオカ)の作り方

1. 鍋にたっぷりの水とタピオカを入れて火にかける。沸騰したら、蓋をせず
タピオカが湯の中で踊る程度の火加減で約40分ゆでる。タピオカの種類に
よってゆで時間が異なるため、商品の表示に合わせて調整する。
途中で水が減ったら、適宜足す。
2. タピオカはザルに上げて湯を切り、鍋に戻す。砂糖と水を加え、
約5分 弱火で軽く煮て、甘みを含ませる。
■蝶の牛乳寒天の作り方
大きめの耐熱容器に水と寒天パウダーを入れて箸でよく混ぜ、ラップをせずに電子レンジ600Wで1分30秒加熱する(沸騰させるのが目的)。熱いうちに砂糖と牛乳を加え、再び電子レンジ600Wで1分加熱する。平らな容器に流し入れて冷やし固め、固まったら蝶の抜き型で抜く。
<飾り方>

固まった夜空ゼリーをざっくりと崩し、透明のグラスにタピオカ、薄い青、中間の青、濃い青の順に重ねてグラデーションにする。間に蝶の牛乳寒天や刻んだドライレモンを埋め込み、最上層に丸くすくったバニラアイスをのせてミントを飾る。































