薬屋のひとりごと
猫猫の調合書


友情の氷菓
金属製の器を塩入りの氷水の中に入れる。そして、ひたすらかき混ぜる。
金属の表面に牛の乳が固まってくっついている。
先ほどまで泣きべそをかいていた娘の目がきらきらと輝いている。
「それって」「見ての通り、氷菓だよ」
もっと時間があれば、卵を入れたり、匂いつけの薬草を入れたりできただろう。
(『薬屋のひとりごと』四巻五話「氷菓」より)
■材料
牛乳 150ml
生クリーム(動物性) 100ml
ドライフルーツミックス 大さじ2 (または季節のお好みの果物を少々)
A 氷 500g
A 塩 200g
B 卵黄 1個分
B 砂糖(グラニュー糖) 大さじ1と1/2 (約18g)
■作り方
1. ドライフルーツミックスを水大さじ2(分量外)に漬け、冷蔵室に入れてやわ
らかく戻しておく。

2. ボウルにBを入れ、泡立て器でよくすり混ぜる。牛乳と生クリームを
加えてさらに混ぜ、 全体がなじんだら小鍋に移す。沸騰しないように
かき混ぜながら中火で温め、少しとろみがついて鍋肌が泡立つくらいに
なったら火を止める。

3. 粗熱が取れたら、金属製のボウルに移して冷蔵室で2時間ほど冷やす。
2時間後、チャック付き食品保存用袋にAの氷の半量を入れてタオルで
くるみ、ハンマーで細かく氷を砕く。隙間なくしっかり冷やすためにここ
で細かい氷の欠片を作るのがポイント。
4. 残りの氷と塩をすべて食品保存用袋に入れて振りまぜ、器に移して
水(分量外50ml)を加える。氷と塩の入った器に、冷蔵室で冷やしておい
たボウルをのせ、ヘラで素早く混ぜる。とくにボウルの底が凍りやすい
ので、 へばりついたアイスをこそげ取るように混ぜる(目安5~10分)。
※使う道具によって固まる時間は異なる。

5. 固まり始めたら、1で戻しておいたドライフルーツミックスを小さじ1
だけ取り分け、残りを汁ごと加えて再び5分ほど、今度はゆっくり丁寧に
混ぜる。器に盛り付け、取り分けておいたドライフルーツを全体に散らし
たら完成。