平凡なものを緻密に見れば、 非凡なものが見えてくる -3ページ目

平凡なものを緻密に見れば、 非凡なものが見えてくる

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もし自分が真央ちゃんの立場だったら・・・

あれほど素直に悔し涙を流せただろうか?

女子で五輪史上初、SPでトリプルアクセル成功、FPでトリプルアクセル2回成功の快挙。

誇るには十分すぎるほど値する結果を残しながらも、あの悔し涙。

あのイチローもこの件に関しては

「「初めての舞台でそれだけの力を発揮するのはすごいこと。だれもやったことないことを
やって、嬉し涙でもおかしくない。悔し涙だったんでしょ?すごいなぁ。」

とコメントを出していたが、本当にすごい。

もし自分だったら、「史上初のことをやった」という事実に酔いしれているかもしれない。

「何でキムヨナはあんなに点数が高いんだ!」と憤慨していたかもしれない。

あの涙こそ、彼女が「なぜ世界のトップに君臨できるか」を証明している気がする。


あの悔し涙の本当に意味するところは、真央ちゃんのみぞ知るところだが、キムヨナの
異常とも言える高得点に対する悔しさは、ほぼないように思える。

恐らく彼女は、そこに怒りの感情を向けても何も生まないことを知ってるんだろう。

結果は結果として、素直に受け入れる。

トップアスリートとして当然のメンタルなのかもしれないが、その当たり前を実践できる
彼女にはとにかく関心する。

ちなみにイチローも、その打席がどんなに理不尽な結果であったとしても、次の打席では
もうそのことは忘れているらしい。

トップアスリートがトップアスリートたり得るためには、そーゆー姿勢が不可欠なのかも。

人間は、どうしても瞬間瞬間の出来事に執着してしまいがちだけど、いらぬ執着は何も
生まない。

むしろそれは足枷となって、結果的に自分を苦しめる。


今回の彼女の姿勢から「諦め」の真髄を見た。

「諦める」とは「明らかに見る」こと。

対象への執着を捨て、ただありのままを明らかに俯瞰すること。

自己の感情に左右されない境地。

周りでどんなことが起ころうとも「関係ない」

いらぬことを考えるより先に行動する。

「今を生きる」境地だ。

過去に執着するでなく、ただ未来に思いを馳せるでなく、「今」と向き合う。

「今」から疎外されない唯一の生き方を体現する真央ちゃんに乾杯ワイン


井上雄彦 バガボンド32巻より
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さあどこへ行こう?

いや これ以上 流浪する必要などあるのか?

何を探しに行くと言うんだ? 今を差し置いて

この瞬間という 無限の空間を――――

言葉にするなよ
 その途端にもう遅れてら

今といいつつ 今にいないじゃねえか

おっさん穴に帰りてえ

いや それすらもすぐにただの言葉 帰りたきゃ帰りゃいい

いつでも帰れる 今ここで

動け 揺さぶれ 言葉を振り切れ

今のど真ん中にいるために
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数年前、空前の大ブームとなったロバート・キヨサキの「金持ち父さん・貧乏父さん」

あれを読んで不動産投資を始めた人も多いようで、「ラットレースから抜け出せ!」
を合言葉に、こぞって不動産を買い漁った人もいたようだが・・・。

また、キャッシュフローゲームとやらも流行り、全国各地で未だに「キャッシュフロー
ゲーム会」と称するオフ会が頻繁に開催されているらしいが。


でも今思うと、なぜあの本がこれほどまでに日本で売れたんだろうか?

あの本は、明らかに米国式の不動産投資を勧めた本であり、米国とはそもそも前提が
異なる日本で実践するのは不可能な内容なのに。

リファイナンス(自分の所有している不動産の評価で銀行から借り入れして新たな物件を
購入する事 )が前提となっているあの手法で、日本で不動産投資を行うなど、非現実的
と言うより、不可能だ。

日本にはリファイナンスの制度なんてないんだから。

不動産が資産という考えがあるアメリカに対して、日本は不動産は負債。

「不動産=投資対象」で、DIYで不動産価値を上げることで経済成長していく国アメリカ。

不動産は最後のご褒美として買うものであり、「不動産=減価償却物」である国日本。

真逆の文化背景があるのに、何でこの本を日本で売ろうと思ったのだろうか。

いくら日本の出版(特にビジネス書)は翻訳文化で、欧米からの輸入品が多いと
言っても、知識のない人が読めば間違った方向にいくことは明らか。

事実、この投資法を実践して悲惨な目に合った人も少なからずいるらしいし。

出版社側も恐らくそれは分かっていたはず。

ただ売れるなら何でもいいというスタンスだったんだろうか。


ロバート・キヨサキが、実は「金持ち父さんは作り話だ」ということを既に明らかにして
いることは恐らくかなり知られている。

そして、一連の金持ち父さんシリーズ本は、キャッシュフローゲームを売るための
フロントエンドだと言うことも明らかにしている。

つまり、全ては綿密に組まれた販売戦略の一環であり、「役に立つ本を書いたらたまたま
売れた」わけではなく、「売るために売れる本を書いた」ということである。

ここで、それを実際にいとも容易くやってのけたロバキヨのビジネスセンスには恐れ入る。

彼のマーケティングやセールスの能力は相当に高いのも間違いないと思う。

彼は著書の中で、雇用されて働く労働者の生き方をラットレースと揶揄していたが、
実際はそーゆー労働者がいてこその経済であることは明白。

堅実に働くことを美徳とする文化の日本でそんな彼らを一笑に付すような内容、そして
日本では明らかに実践不可能な不動産投資を勧めている本。

それを日本で売ろうと考えたのはロバキヨなのか、それとも出版社(筑摩書房)なのか。


ロバキヨだとしたら、それはもう見事な販売戦略だったと言うしかないが、もし出版社
だったとしたら、やや悪質だと思ってしまう。

ロバキヨの本は、アメリカでは下層の人、つまりあまり教育水準の高くない人たちにのみ
売れており、上層の人、つまり教育水準の高い知識人には見向きもされない本らしい。

つまり、そもそもが知識レベルの低い(蔑んでの表現ではない)人たち向けに書かれた
ものだと言える。

そのような本を日本に輸入し、しかも前提があまりにも異なる日本で、アメリカ式の
不動産投資を勧める本を広めた出版社には、少なからず責任があると思う。

もちろん、最終的には読む側の責任であり、仮に内容を真に受けて実践した結果、
とんでもないことになっても、本人の責任ではある。

ただ、そもそも日本人のことを考えるのであれば、このような本は出版しない方が
良かったんじゃないか。

ただでさえ、表面的なものに右往左往する人が多い大衆文化である日本で、このような
本を発売すれば、売れるのは売れるんだろうけど、その分あとでいろいろと大変なこと
になるのは明らかだったはず。

日本人の教育を考えるのなら、もっと日本人にふさわしい本を広めるべきだったと。

まぁ全ては結果論なので、今更言っても仕方ないけど。


ひとつ言えるのは、日本人はもっと自分の情報リテラシーを上げる必要があるということ。

でないと、結局損するのは自分自身なんだから。
最近、フィギュアスケートのシーズンが始まると良く試合のTVを見るんだけど、その報道の仕方に
前々からすごく違和感を感じていることがあった。

それは、「やたらとVivaキム・ヨナ」だからだ。

今朝のNHKのニュースでもそうだった。

まずキム・ヨナの状況を報道してから、真央ちゃん、そしてちょこっとだけ美姫てぃ。
鈴木明子に関しては触れもしなかった。

今朝の報道は、競技順の抽選結果に関してだったけど、キム・ヨナを軸にしてる感がしてならない
んだよね。

ここは日本だろーがよ。

浅田真央、安藤美姫、鈴木明子ときて、最後ついでにキム・ヨナだったらまだ分かるよ。

キム・ヨナは確かに実力あるし、金メダル候補筆頭だろうから、別に報道すること自体は悪くない。

でも、キム・ヨナを中心にした報道を日本でするのはおかしいと思う。

鈴木明子なんて、触れもされなかったからね。

日本を代表して行ってんのに、失礼だろ。

しかも、大会の映像でも、真央ちゃんはジャンプの失敗シーンとかをやたら放送したりするくせに、
キム・ヨナは成功シーンばかりだったり。

もうここまでくると、キム・ヨナを上げて、日本選手を貶めたいとしか思えない。

特アの陰謀かとも思えてくる。

まぁ、実際テレビ朝日なんかは完全に在日系組織との関わりが強大だから、完全にそっち寄りの
報道だしね。

マスコミは一体誰の利益を体現しようとしてるのか?

日本ではなく別のどこかなのか。

在日が喜ぶ報道ばかりするメディアの多さには、もはや憤りを通り越した感情を持つ以外にない。

政治家や一部企業、マスコミ、(偽)右翼など、今の日本には、日本を貶める輩があまりに多い。

果たしてこのままいくと日本は誰のものになるんだろうか?

10数年前、中国の当時の国務院総理の李鵬が言った(と言われている)

「日本などという国は20年後には消えてなくなる。」

というのが本当に現実になるのだろうか?

「果たして日本は誰のものなのか?」

注意深く情勢を観察しておく必要がありそうだ。