雑誌と埃に隠れた床
脂に塗れた天井
陽光に縁取られたカーテン
秒針と心音

おはよう せかい

浮かぶベッドの上
擦り切れたタオルケットにくるまって
明けない部屋を抱く


.

過去、死、それら。

は、もうそこから動かない。


ので、


それら。に寄り添うって事はね、つまりね。

ほら、ね。








そうしてぼくを細切れにして楽しんでいるきみの感情論をテープに録音した


巻き戻しと再生を繰り返したテープは伸びていくばかりで

ぼくはさらに細切れにされ

全てを/まるでプレパラートのように/暴かれて

それでも

きみの感情論をまた再生する


不確かな/愛/などという言葉で細切れにされた/ぼくは/その/ちっぽけな切れ端で/きみを想う


巻き戻して再生、


(きみの言葉はもう)


巻き戻して


再生、


(ぼくにしか解らない)


.









極端に言ってしまえば生きるか死ぬかって事だよ、

いつだって不器用だ。
シンプルが一番、平凡が一番。
認められない個性の行き場は。
常識と普通は違う、外観と内部のように。


生きるか死ぬかって事だよ。


あなたが大事にしているものをわたしも大事にすることは愛ですか。


でもわたしには愛せる人はいても好きな人はいない。