「ぶっ殺しちゃったの」
空気に潜んだ深海魚はすっかり震え上がっている
カルピスを丁度良く薄められたかどうかで明日の運勢を占っている横顔を指差して笑えるならまだ一週間は生きていける、それから見殺しにした多くの事を思い出す事がどれだけ大変な事かを壁に向かって呟くだけの余裕を貰える
「ぶっ殺しちゃったね」
そんで、ぶっ壊れちゃったの
どこまでもアナログなのに認められない/目の前に置かれたカルピスは今日も薄い/酸欠の深海魚
お天気キャスターは綺麗に笑って「明日は一日快晴です」
明日の運勢は最悪みたいだ、明日も、明後日も、明々後日も
カルピスが苦手なだけだろ、
「深海魚は干乾びるでしょう」
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