私は

卵の殻

芽の出たジャガイモ

熟れすぎたバナナ

である。

ふらふら
潜り込んだ夜更け

瞼の裏の
ネオンを頼りに
きみに
会いに行く

夜な夜な
開け放すカーテン

夏の初めの
冷たい光を
きみも
吸い込んでいる

/

もうすぐ夏だっていうのに手がかじかンじまってさぁ、キーが上手く叩けない、叩けない。


逃げ道が欲しい。

でも舗装されていない道は嫌だなんてね、笑っちゃうね。




膨張するカリカチュアの海に沈む


肺に流れ込むトルエンに酔って

もう一度だけ空が見たいと呟いた


泳いでも/泳いだら

存在が剥がれ落ちるなら

皮膚を裂いて

肉を削いで

骨を砕いて

最後に残ったそれに

名前を付けて欲しい


カリカチュアにもならないような

沈んだままのその断片が

空へ還れるように


.



ボロボロのカッターマットと定規で紙を真っ直ぐに切りなさいなんていうのは無理難題ってものです。

そもそもカッターは何処ですか、話はそれからです。


どうせ刃は錆びているンだろ、解っているよ。