天秤座の解釈は完全に間違い | 迷走する12サイン~スピ系占星術の虚構崇拝~

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スピリチュアル占い師の欺瞞に流されるな

やはりダメだ。
大体どこのサイトも似たような解釈をされている。(ごく一部正しい解釈がされているサイトもある。)
天秤座は柔軟宮では無いのに、相手や周囲に合わせたり調停したりする協調性が高くて優柔不断なサインとして解釈されているのか?
天秤座の解釈でよく聞く「平和、調和、美、バランス」というキーワードの真の意味を理解しているのだろうか。
少し考えれば天秤座でよく見るキーワードの意味は上記の特徴とは根本的に違うものだとわかる。
しかし、それそのものを正しく説明出来ている占い師はほとんどいなかった。

☆恐らく、守護星のイメージからそのように解釈しているのだろうが「守護星のイメージ」に合わせすぎて、「区分」という本質を忘れているからではないか。
だから「論理的一貫性」が無く曖昧な解釈になる。


これを踏まえて天秤座や他のサインについて考える。

色々なサイトで天秤座は美的感覚が鋭くて芸術的、ファッションセンスが高いと解釈されているが、これは「牡牛座」的な特徴が多すぎる。
天秤座は「感覚的」というよりは「概念的」でどちらかというと「論理的正しさ」や「秩序性、公平さ」に美しさを感じるのではないか。(地と風の違い)

そして、天秤座は特別「優柔不断」でもなく(むしろ「判断力」の象徴である)、「周りに影響されやすい」、「争いを避けるために協調する」わけでもない。
これは「双子座」や「魚座」の特徴だろうに。(区分を見れば分かる)

天秤座には、本来「牡牛座」や「双子座」、「魚座」の特徴になるべきだったことばかり書かれている。


☆「区分」から正しい解釈を考える

風のエレメントのよくあるキーワード

・客観的、論理、思考、知性、アイデア、言葉、情報

・コミュニケーション、社交性、共有

・不安定性、変化


というものと関係がある。
もしこの特徴を持つ活動宮のサインだと考えたら、もう少し激しい性格になるはずだ。

「区分」から考えるのであれば天秤座は「論理やアイデア」などを周りに受け入れさせること、つまり「決まり、約束、ルール」で結果的に平和や調和に繋げるということになる。
そしてこのようなものを制定することほど「バランス感覚」が必要なものはない。
天秤座の「社交性」や「コミュニケーション」はもっとハッキリとしていて冷静に討論したりするものだと考えられる。
「共有」というのも他の風のサインとは違い強制的な面も強いのではないか。
「変化」は水瓶座がよく言われがちなキーワードだが、当然天秤座とも関係がある。
むしろ天秤座のほうが相手や周りを変えることに集中しやすいだろう。水瓶座にはそこまでの強制力やコントロール欲求はない。




次回、風のエレメントを軸に「正しい解釈」を考える。

 

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