ここまで混乱すれば自民党の負け回避はもう難しかろうと思います。


最後のチャンスもみすみす逃しそうですね。

やはり自民党の議員程度じゃ条件のクリアは無理そうで、結局私の心配は杞憂に終わりそうです。

しかし、そうは言っても選挙後しばらく(*)するまで安心はできないわけですから、野党各党は一議席も取りこぼしが無いように(**)全力の選挙運動をしていただきたいと思います。


今回、反麻生で動いている連中の顔ぶれを見ればわかるように、ごく一部を除いて世襲にボンボンに小泉チルドレン。

揃いも揃って「機を見るに敏」ではなく「機を見るに鈍」。

もちろん世襲がすべて騒いでいるわけではありませんが、やたら目立つ。

中川秀直氏、塩崎恭久氏、世耕弘成氏、山本拓氏、加藤紘一氏etc.


政策はアメリカや役人のいいなり、選挙はパパの3バンと総裁の人気頼み、全部他人任せだからちょっと自分が不利益を被るとすぐ他人のせいにして、自分で何とかしようとはしない。

政権担当能力が聞いて呆れる。


今の自民党の醜態、決して忘れることはないでしょうね。


ピーチク・パーチク自民党議員は総入れ替えが必要。


*すでに皆さんご存じとは思いますが、6月に警察庁長官が安藤隆春氏に代わっており、おそらく現在捜査当局が狙っているのは、民主党の選挙違反です。

数議席差程度の野党勝利なら選挙違反の連座制をでっち上げてやられる可能性があります。


**大勝に浮かれ問題視されておりませんが、東京都議選の大田区は民主党にとってはミスではないでしょうか?

あのような取りこぼしは許させません。


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今報道ステーションで小池百合子などが独自のマニフェスト作成をするだとか言っています。

ローカルマニフェストなんて誰が読むの?


舛添厚労大臣を総裁に?

口だけ大臣のどこを誰が評価しているのでしょうか?


まったく有権者をバカにした話ばかりです。


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この国も暮らしにくくなったものです。

警察庁には安藤隆春長官、検察には樋渡利秋検事総長、官邸には漆間巌官房副長官。

そこまでして政権交代させたくないのかね?

エンジンは火を噴き、尾翼も折れ、もはやこれまでかと思いきや眼前に大海が見えてきた。

せめて陸地への激突だけは避けようと、水上に不時着を試み始めると、客席の方から騒ぎ声が聞こえてくる。


見てみると乗客達が「パイロットを交替しろ」だとか「操縦席から名誉ある撤退を」などと言って騒いでる。

しかし騒いでいるからといって、操縦できるパイロットのアテがあるわけではない。


乗客が騒げば墜落が早まるだけ、なんとか落ち着かせようと「一致団結して」と説得するも騒ぎは一向に収まらない。

とうとう、機関士までが「私が責任を取る」と職場放棄してしまう。


騒ぎの影響で機体にひびが…。

機体が分裂しそうだ。


「もはやこれまでか?!」


…。


脚本も駄作なら出演者も大根ばかり、ジミンズ事務所の醜い面々じゃ誰も見たいとは思わない。

民主党というのは勝ち慣れていないのだろうか、瑣末というのは言いすぎですが、都議選などというたかが地方選挙の勝利で浮かれている。

そんな場合ではありません。


解散21日来月30日投開票という合意が与党内でなされました。

自公にとっては、最悪の時期の最高のタイミングです。


麻生総理にとっての最高の時期は、やはり就任直後だったでしょう。

今は確かに時期としては最悪だと思います。

しかし、最悪ながら最高のタイミングで解散を打ってきました。


いくつかの条件をクリアすれば風が変わる可能性があります。

(私は逆風を抑える手がないわけではないと思っております。)


自民党であれば、条件クリアは無理だとは思いますが、万が一に備えて民主党は引き締めて総選挙に向かうべきです。

社民、国民新なども同様ですが、少数政党は言うまでもなく必死でしょうから心配しておりません。

NHKではすべての議席が出そろい

自民38(当選率65.5%)

公明23(当選率100.0%)

民主54(当選率93.1%)

ネット2(当選率40.0%)

無所属2

共産8(20.0%)


自公民三大政党の中では自民党一党大惨敗です。

地方と国政は別とはいうもののやはり全く無関係とは言えないわけで、その中で自民党の何が最も悪影響を与えたかというと「麻生おろし」と「そのまんま騒動」であったことは間違いないでしょう。

少なくとも私は見ていてうんざりでした。


麻生総理のブレが問題と見る人も自民内にはいるようですが、そのような見方をしているようでは近々来る総選挙では今回以上の惨敗が待っていると言わざるを得ないでしょう。


であるならば、今回の選挙の戦犯は「麻生おろし」の代表格である中川秀直氏と「そのまんま騒動」古賀誠氏です。


そもそも、小泉一派は間違いなく国民から完全に見放されております。

世論調査では総理にふさわしい人間として相変わらず小泉元総理の名前が挙がっているようですが、実はこれには裏があり実際にはほとんど支持はありません。

(舛添厚労大臣についても同様のからくりにより支持率が過度にかさ上げされており、実際はほとんど支持はありません。)

国民的支持がない証拠として先日の横須賀市長選挙と静岡県知事選、今回の奈良市長選挙及び都議選が挙げられます。


横須賀市長選挙は、小泉元総理が全面支援した候補が惨敗。

静岡県知事選では、民主分裂で自民推薦候補に小池百合子氏や舛添要一氏などが応援に入ったにもかかわらず手も足も出なかった。

奈良市長選挙は、小泉チルドレンの元代議士が惨敗。

今回の都議選では、小池百合子氏全面支援の豊島区の現職候補は当選はしたものの民主党候補に2万表以上の差を付けられ応援がほとんど功を奏しなかった。


比較的人気があると考えられているこれら3人でさえこのような状態です。

ましてや元々大して人気がない中川秀直などが騒いでいれば有権者は食傷気味になるのは当然で、中川氏の「麻生おろし」がなければ、第一党はともかく過半数確保は可能だったはずです。


古賀誠選対委員長については、理由を書くまでもないでしょう。

古賀氏と共犯の東国原知事も過半数割れの立役者です。


これから自民党にできることは、麻生総理で解散を打つことだけでしょう。

舛添氏も小池氏も選挙の顔として役に立たず、東国原知事に至っては、有権者にアレルギーを植え付けた。

残る総裁候補は石原伸晃氏ぐらいでしょうが、石原氏地元の杉並区も民主候補に1・2フィニッシュを決められており、顔になりそうもない上に非自公が過半数に達したため、これまで色々言われてきた新銀行東京に絡む石原一族の闇の部分が明るみに出てくる可能性があります。


変える価値がある顔はない、総裁を変えれば「総理一年使い捨て」の批判が高まる。

ならば変えない方がマシ。

結局麻生総理で解散以外の選択肢はないようです。


一部報道によると総理交替で自民党130議席割れ予想(2009/07/10 ZAKZAK )という冗談のような数字が出ておりました。

私は現時点でそこまでひどいとは見ておりませんが、「麻生おろし」のような党内政局が続けば冗談では済まなくなるかもしれません。



注目の都議選の裏でひっそりと行われていた奈良市長選が開票を待つまでもなく出口調査のみでぶっちぎりで民主党推薦の仲川元庸氏が当選を決めたそうです。

相手は前自民党衆議院議員の鍵田忠兵衛氏と前共産党市議の小林照代氏。


参考:2009/07/12 asahi.com


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産経新聞によると都議選、民主党の第一党は確実の模様(2009/07/12 産経新聞


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21:58

注目の一人区7選挙区

民主公認5、民主推薦無所属1、自民公認1


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22:10

最終投票率 54.75(+10.76)

ここまで伸びれば、自公過半数割れ充分あり。


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23:20

少々フライングですが、自公の過半数割れが確実の情勢です。

現在NHKで

自34

公22

民52

共7

無2

残り10


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23:26

NHKの報道でも過半数割れが報道されました。

NHKに勝った。


投票率確定54.49%