想いの道 ~会長の独り言~ -251ページ目

『出会いの不思議と結婚』

ブーケ210月11日の古賀徹也君に続いて、11月1日には、渋田君と井上英好さんがアメリカのロサンゼルスで結婚式を挙げる。ご両名共々、おめでとう。心からお祝い致します。

 さて、この様な夫婦としての出会いを始め、我々には様々な出会いがある。学び舎を共にする同級生との出会い、職場での出会い、取引先の人との出会い、はたまた好きな音楽、スポーツ、書物との出会い、親子の間も大きな出会いかもしれない。では、我々の出会いにはどのような意味があるのだろうか。

 一般的に人は、出会いを偶然と受けとめますが、決して偶然ではありません。その人が持っている潜在能力、生き方が呼び寄せるものなのです。様々な出会いを積み重ねることによって、人は次第に生き方の方向性を持ち始めるようになります。方向性が段々明確になるにつれ、人はその方向性が指し示すものに向かって努力するようになり、その中から自分は何の為にこの時代、この空間に生まれてきたのか、自分は何の為に存在するのかを自覚するようになります。出会いとは自分が何をなすべきかという使命を呼び起すのです。

 それともう一つ。出会いはその人が今持っている人間的値打ちの範囲に限られ、その人の値打ちに相応しいものとしか出会うことができないのです。つまり、出会いは自分の人間的値打ちの反映でもあるのです。このように人には様々な次元の出会いがあり、それによって自覚される使命も様々なのです。

 社長として社員を幸せにしようという使命の自覚、母に孝を尽くすという使命の自覚、又、人類に貢献するという使命の自覚もあります。しかしどのような使命であれ神によって与えられた使命の自覚に上下はありません。ただ一つ問題なのは、その使命を果たすためになら死んでもいいと思えるかどうかです。それがその人の生きざまの価値を決めるのです。結婚を終えた古賀君、結婚していく渋田君、そして皆さん方にもこれから、様々な出会いが待っています。いい出会い、そうでない出会いも、全て貴方の人間的値打ちが呼び寄せるものだということを、はっきり自覚して自分を磨く努力を続けて下さい。それが素晴らしい出会いにつながっていきます。

 皆さんにハッピーな出会いがあることを期待します。 女の子男の子