ログハウス・ビルドのブログ -88ページ目

塗装一回目

大工工事と電気工事が終わり、残すは塗装。

 

 

良い天気に恵まれて、まさに塗装日和。

 

 

最初に、ビス穴全部をコーキング剤で埋め、

 

 

そして、地面や戸窓のガラスを汚さない様に養生を致しました。

 

 

割れの有った母屋は、キズが幾らか残っていますが、しっかりとくっついた様です。

 

 

無垢材の戸と窓は、含水率の多少で幾らかきつくなったりゆるくなったりと変化が有ります。先々自重による傾きで閉まり辛くもなります。その辺がアルミサッシと違いますし、ペアガラスで結露もほとんど無く、断熱効果が高いのも特徴の一つです。

 

 

塗料はキシラデコールのスプルース。

 

 

何回も重ね塗りして、たっぷりと吸い込ませ、

 

 

丸一日掛けて、4面を塗り終わりました。

台風による雨水の浸入

掲載が遅くなりました。

台風24号の強力な西風によって、初めて西側正面から水がはいったとのお知らせを頂きました。

 

 

北側の住宅空き地を利用した小型のポスト&ビーム。

8年経過してもお洒落なままの美容室です。

 

 

屋根が張り出していて、幾らか深い奥行が有りますが、台風はものともしなかった様です。

 

 

内側の柱や斜めに屋根を支えるトラス、そして梁に雨水浸入の跡が残されていました。

 

 

木材の収縮により、吹付の妻壁との間に亀裂が有ります。

 

 

柱の両側

 

 

トラスの上部

 

 

そして梁の上部

 

 

全てに防水コーキング剤をたっぷりと盛って、

 

 

ヘラを使って奥まで押し込んでいきます。

 

 

左側の下は木材専用のコーキング剤。右側にはVの字の白いコーキング。

 

 

梁の上にもしっかりと防水コーキングを塗り込んで、終了。

12年点検

宮崎市村角町の高橋さん宅へ。

 

 

吠えながら愛犬が出迎えてくれました。

 

 

台風24号の暴風雨により、軒天のプラスターボードが剥がれています。

ご自身で補修をされる予定です。

 

 

今年の台風で目立ったのが、道路を塞いだりした数多くの倒木。

 

 

ボランティアで倒木を処理され、それらは薪となって甦ります。

 

 

落ちた枝が電話線を切ったそうで、繁り過ぎた枝落しの準備が始まっていました。

 

 

玄関前のデッキも補修中。

 

 

良く活躍してくれる薪ストーブ。

 

 

無垢材の天井板や柱や梁。

 

 

きれいな飴色になって

 

 

屋内を包んでいます。

 

 

ガレージとつながる勝手口の有る、趣味の部屋。

 

 

寝室。

 

 

今年の春に目出度く定年を迎えられたご主人と愛犬を撮影して、点検終了。

 

 

電気と大工工事完了

 

母家の天井裏から配線されて、

 

 

書庫の鼻隠へ。

 

 

その線が二方向に分かれて、

 

 

棟木の下に照明、

 

 

その奥には換気扇。一般的な物でしたが、念の為に密閉式の換気扇に換えてもらいました。

 

 

その外には暴風雨にも強い、覆いの深いフード。

 

 

もう一方の線は、ドアの横に照明・換気扇のスイッチ。

 

 

その下に二口のコンセント。

 

 

正面には波型飾りのある破風が取り付けられました。

 

 

屋内では、床板の取り付けが始まり、

 

 

外では天井と壁の間に廻り縁。

 

 

反対側にも設置されました。

 

 

凸凹の実加工部分に隙間が無い様、しっかりと当て木を叩き込み、

 

 

ビスを床根太に留めていきます。

 

 

屋内の廻り縁と、壁と床板の間に取り付ける巾木で、大工仕事も完了です。

垣根オリーブの殺虫・防虫

岡本さんからメールが有り、自分で植えた垣根のオリーブがカミキリ虫の幼虫にやられている様なので見て欲しいとの事。

 

 

造園屋さんと一緒に伺うと、

 

 

南側から11本が枯れ、

 

 

北に向かって17本の根元に多数の穴が空いていました。

 

 

これがその張本人。

 

 

オリーブオサゾウムシ。

 

 

枯れた木は伐採し

 

 

伐根。

 

 

噴射式の殺虫剤とゆ合剤が準備され、

 

 

幼虫がいる可能性の有る、空いた穴全ての奥にノズルで噴射し、

 

 

カルスメイトで穴を塞いでいきます。雨水などによる腐食を防ぎ傷口の回復を促す役目とか。

 

 

次に、スミチオン乳剤50倍液を

 

 

ゆ合剤が乾燥した後、穴の開いていないオリーブも含めて、

 

 

全ての根元に塗布していきます。外にいるかもしれない幼虫駆除の為だそうです。

 

 

最後にテッポウムシ予防樹脂フィルム剤が登場。

 

 

全てのオリーブの幹2mの高さまで塗布され、新たな幼虫の幹内への侵入を防ぎます。

効果は日照条件や幹の凸凹などにより様々で、1~3年程度との話です。

 

 

菜園の周りのオリーブが全て撤去され寂しくなっています。