旅は後半へ。朝はゆっくり8時出発。
快晴のハイウェイR90をエリー湖を右に見ながら気持ち良くドライブ。2時間で200キロ。
NHLバッファローセイバーズのホームアリーナKey Bank Arena見えてきたら目的地はすぐそこ。
過去何回か通り過ぎるだけだったスタジアムに行きます。
トロントブルージェイズ傘下3A:バッファローバイソンズのホームスタジアムSahlen Field。1988年オープンなのでかなり古いスタジアムです。残念ながらショップはまだオープンしておらず。チケットオフィスでポケットスケジュールもらいます。
滞在は15分。
本当は5年前に訪問したスポーツカードショップにも寄ろうかと思いましたが、時間そんなに余裕ないかと思い直してやめました。
また100キロ1時間移動で今日最初の目的地ロチェスターへ。
2019年以来2度目の訪問 ワシントンナショナルズ傘下3A:ロチェスターレッドウイングスのホームスタジアム Frontier Fieldです。
入口入るとグローブで作った馬がお出迎え
まぁ5年前に来てるので特別感想は無し。通路がスタンド下なので試合はここからは見られません。
5年前に来た時はツインズ傘下でしたが、今はナショナルズ傘下。
対戦相手はメッツ傘下のシラキュースメッツ
AAAでは珍しいベテラン比率の高い打線。5番トンプソンはNBAのKlay Thompsonの弟。6番イグレシアスは守備の名手。7番ブロッソーは昨年西武ライオンズ。8番サンチェスは元ゴールドグラブ。
そして彼。藤浪。ベンチから出てくる時に目の前で声かけたのに全く無視。いっぱしのメジャーリーガー気取り。メジャーリーグのスタジアムならまだしも、30歳手前のノーコンピッチャーにサインどころか、声かけるようなファンも皆無。にもかかわらず、無視できる神経の太さ。さすがです。この日は投げず。前後の試合で投げてどちらも大炎上。性格悪い奴大成しないを体現しています。
スタジアムグルメはペパロニピザ
ブレーブスの昨季MVPロナルドアクーニャの弟。Luisangel Acuna。残念ながら昨年気に入ったDrew Gilbertはケガの為おらず。
ベテランギャメルがホームラン。
昨年西武ライオンズに来たブロッソー。完全にフォームが中村剛也!!
この試合は彼を見るために来ました。
James Wood。昨年に続き二年連続観戦。一年で一気に1A+から3Aまで昇格。
この日はノーヒット
相変わらず待ち時間はなんか締まらない顔するジェームズ君。
評価の高いパワーよりも、今年打率を残せていることが私的には期待値が上がります。
かつてのトッププロスペクト、ロブレス。5年前はソトよりも期待されてるほどでしたが伸び悩んでしまい、とうとう先日契約解除になってしまいました。
そしてこちらもキーブーム。
マイナーリーグで燻ってます。
そして、密かな有名人。ダレン君。
フルネームをDarren Baker。ここでピンと来た方はオールドファン。
この写真の黒いジャケットを着た子供が若干3歳の時の彼なのです。名将Dusty Bakerを父に持つ2世選手。
2002年のワールドシリーズ第5戦。バットボーイを務めた彼は、ある選手がタイムリー三塁打を放った際、自分の仕事である『選手が放ったバットを拾いに行く』を遂行します。しかしそこには今まさにホームに生還しようと全速力で駆け込んでくるランナーが迫っていました。そこを先にホームインした選手が、ダレン君を引っ張り助けたという名シーン。今改めて見ると、キャッチャーもこの緊迫するタイミングでダレン君のことを瞬間的に気遣っていたり、助け出されたダレン君がお気に入りの選手のバットを拾いたくて一目散に走って取りに行ったり、あの10数秒の中にドラマが詰まっているのでした。
そして何を隠そうそのスリーベースを放った選手こそ、私が大好きなケニーロフトンなのです。
この試合は過去に見たマイナーリーグの試合の中でも1番バラエティーに富んだ試合かもしれません。ベテラン、未来のスーパースター候補、思うような成長曲線に乗れなかった若手、日本人マイナーリーガーなど。まさかのサインは1人ももらえないというのは残念でしたが、1番楽しい試合でした。
ただこの試合は最後まで観戦できず。メッツが初回8点取る乱戦で時間が来てしまいました。ここから250km移動して2試合目のビンガムトンを目指します。