1月ももうすぐ半ば。
本年もどうぞよろしくお願いします
1月は寒いし、子どもの頃から楽しい12月と冬休みが終わった後で、少し苦手な月。
年明け早いうちにブログに投稿しようと思ったら、地震。
そして飛行機の事故。
お正月モードがすっかり飛んでしまいました。
余震も続いていますね。被害がこれ以上拡大しないように願うばかりです。
2人の男の子の子育て中です。
長男:特別支援学校高等部2年生
自閉症スペクトラム
療育手帳(知的障害)重度判定
次男:居住地中学校2年生 支援学級所属
自閉症スペクトラム
療育手帳(知的障害)軽度判定
ちょっと不思議な子ども達との日々は良くも悪くも驚くことでいっぱいです。
そんな日々のことや時々高齢の両親のことなどを書いています。
今日は1月17日。
神戸市出身で、ずっと関西住みなので、色々なことを思います。
神戸市広報と兵庫県の公式インスタで今日は震災追悼関連やもうすぐ始まる「ルミナリエ」の写真をたくさん見ました。
昨年、阪神淡路大震災当時のことを書きました。
↓
阪神淡路大震災から29年、災害への対応、対策、備えは改善されたり向上したりしているんでしょうか。
能登半島地震の映像を見ると過去の自身の体験が蘇って胸が痛くなったり、今何も出来ない自分が無力に感じたりしてしまいます。
1月1日の地震の時のうちの様子は···
テレビをつけていたので、画面に緊急地震速報が出て、その前の地震が石川県だったので、関西のこちらはどうなんだろうと思いましたが、夫、次男と一緒に居たリビングから、長男の部屋に行きました。
ちょうど長男の部屋に着いた頃にゆら〜と長く揺れました。
元々警報音が好きな長男はテレビを見ていて、テレビからの警報音に釘付けになっていたものの、揺れたのは驚いたのか、
「ここは地震は来ません!」
と言っていました。
マンションの低層階なのと、阪神淡路大震災後に建ったマンションで、免震設計があり、震度3の速報でしたが、そこまで揺れなかったように思います。
改めて色々考えました。
避難所の話としては
避難所では地域住民全員が避難してくることは想定されていません。
今回も物資が足りないから、避難してなくて物資だけもらいに来る人は断っているという話も聞きますね。
一応耐震基準を満たしているマンションに住んでいるので、災害があった時には、自宅内で自力で何とかしなければなりません。
そして何かあってもうちは長男を連れて避難所に行くのは困難と思われます。
福祉避難所の開設はなかなか進まないし、開設されても、1つの部屋に複数の家族がいる場合、障害のある人のいる家族として協力しあえても、それぞれ障害の内容が違い、それがお互いの負担となれば長期滞在は難しいように思います。
うちの長男は聴覚過敏があるので、人の咳やくしゃみが苦手。奇声や泣き声も苦手で、それが原因で癇癪や問題行動が起きることがあります。
でも大抵の人は咳やくしゃみ、泣き声は許容するだろうから、癇癪を起こす長男は問題視されると思います。なので、福祉避難所に行くのも難しいかなと考えています。
今回の能登半島の地震ではグループホームに高齢者や障害者が身を寄せて、リビングで過ごしている映像を見ました。個室対応している所もあるようなので、実際の災害の時には、確認が必要ですね。
2018年の9月、関西地方等に影響があった台風21号の時、10時間程停電しました。
市内全域ではなく、部分的に停電し、復旧時間も様々でした。
停電すると断水していなくてもマンション内は水が出なくなります。
マンション内にはペットボトルの水の備蓄があるので各家庭2本配られ、マンション敷地内の屋外の水道からは水が出るので、この時は自由に汲めるように鍵が開けられました。
近所のコンビニでは停電でレジが使えず、買い物ができませんでした。
停電したので、NTTではないIP電話の家の電話は使えなくなり、そこから繋がっている家のWi-Fiも使えなくなりました。
モバイルWi-Fiとモバイルバッテリーがあったので、子ども達はYouTubeを見たりしてあまり動揺なく過ごしていたように思います。
雨が上がると気温も上がってムシムシしてきました。
車で出かけることにし、お風呂にこだわりのある子ども達のために入浴可能な銭湯を探すことにしました。
車ではスマホ、モバイルWi-Fi、モバイルバッテリーの充電もしつつ、クーラーの付いた車内で暑さをしのぎました。
スーパー銭湯なら食べものも買えるかなと思いましたが、1件目は停電中で営業しておらず、2件目は営業中なものの、大混雑していて、駐車場も行列が出来ているとのことでした。
普通の銭湯でも名前を聞いたことがあるような所はどこもいっぱい。車でウロウロし、小さな銭湯を見つけたら、そこは空いていました。
夫は長男、次男を連れて大変だったと思いますが、当時小3の次男は自分で着替えたりできるようになっていたし、長男も初めての所で大人しかったのと、小6で今よりも体が小さくて力も今ほどじゃなかったので、何とかなったようです。
私は入ることの出来るお風呂を見つけることが出来て、ホッとしながら入浴しました。
シャワーはホースではなく、膝立ちくらいの高さに壁から長さ20cm位の固定された金属の管の先に付いていて、年期を感じるものでした。
食事は営業しているコンビニから直火で加熱できる冷凍の鍋焼きうどんを購入。帰宅後、ガスは使えたのでガスコンロで温めて食べました。
うちはその日のうちに電気は復旧しましたが、次男の通う小学校は翌日も停電が続き、トイレが使えず休校となりました。
2日位停電が続いた所は避難所が人があふれ、入れきらず、すぐに避難した人以外は断られていました。離れた場所の避難所が開設されても、高齢者の方は諦めて自宅に帰っていました。
まだ暑い日で熱中症が怖い時期なので、大変でした。
この時思ったのは、よく言われていることですが
◎車にはガソリンを満タン(多め)に入れておく。
暑い時期で、車の中で涼めたのと携帯等の充電が出来ました。
◎モバイルバッテリーは充電しておく。
短時間の停電だったので、モバイルバッテリーで充分でした。乾電池式のモバイルバッテリーも家にはあるので、停電時間や充電出来ない時間が長くなれば、そちらも使うことになるかなと思います。
◎浴槽に水を少し貯めておく。
菌の発生等で入浴後のお湯はすぐ捨てることが推奨されていますが、台風や事前予告された停電の時には水を貯めておくとトイレに使えて便利でした。
小さなお子さんのいるお家は湯舟に水があるのは危険なので注意が必要ですね。
組立式の非常用トイレも実際使ってはないですが、家に置いています。
◎複数の懐中電灯。最低でも家族の人数分用意する。
スマホでもライトはつくものの、バッテリーの消費は気になるし、大きめの懐中電灯は部屋全体も少し照らすことが出来て、夜道でも足元が広めに明るくなるので良かったです。
夜道では各自自分の足元を照らし、家では子ども達のそばに各1個置いて、親もそれぞれ用事しながら使ったので、人数分は必要でした。
あと水と缶詰はローリングストックしていて、備蓄をしながら、普段使いし、補充してとしています。
防災ずきんや手回しラジオもありますが、子どもが遊びに使っているので、いざという時に使えるよう場所の把握ですね。
長時間の停電を体験したのはこの台風の時が初めてで、子どもの頃からずっと集合住宅暮らしなのに、停電でマンションが断水するとは知識としてありませんでした。
地震の活動期に入っているとも言われているので、南海トラフ地震も心配です。
備えとしてはまだまだだと思うので、家族の状況に合わせて、その時必要な対策を考えたいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
体調を崩す方が多いようです。どうぞご自愛ください。