【2024年21冊目】
きたやまおさむ「コブのない駱駝」(再)
文庫化されて鴻上さんとの対談が加わったため再読。
目を患っていたことなど、いままで語られなかった話も。
北山修がきたやまおさむを精神分析する。
【2024年22冊目】
宇江佐真里「ひょうたん」
大好きな「夜鳴きめし屋」の前日譚。長五郎のおとっつあん、おっかさんのお話。
いつもながら宇江佐さんの人情話にホロリ。いつもながら料理の描写が素晴らしい。
【2024年23冊目】
みうらじゅん「マイ仏教」
じゅんさんが真面目に語る仏教の教えは、本職のお坊さんの言葉よりも「グッとくる」。
心に念仏を。どんな苦境にたっても、「そこがいいんじゃない!」。
【2024年24冊目】
東野圭吾「眠りの森」
加賀恭一郎シリーズ第2作。まだまだ加賀も若い。
ツッコミどころもあり、途中で真犯人がわかってしまった。もうひとひねり欲しかった。
東野圭吾の筆もまだ若い。
【2024年25冊目】
宇江佐真理「なでしこ御用帖」
いつもながら宇江佐さんが描く江戸の四季の描写が素晴らしい。
そして、お紺はおきゃんでかわいい。ラストシーン、半鐘にじーん。