9月14日は、7年前に「怪談トーク」を初めて人前で語った日でした。
もう7年になるんですね・・・。
「ロコ沢井の恐怖夜話」第1話(夜)ということで、「約束」という話でした。
大人になった主人公が、あるきっかけで、忘れていた子供の頃の約束を思い出していくという話。
そこから毎年のように、年に数度、落語と並行して、怪談を語ってきました。
2018年には、稲川淳二座長のツアーでMCを務めている、天井桟敷アンサンブルの
樋口舞ちゃんから「You、出ちゃいなよ」と無茶ぶりされて、稲川座長主催の
「怪談最恐戦」にも出場(これはDVD化されました)。
そこからBSフジテレビの「実話怪談倶楽部」出演にも繋がりました。
落語は、古典であれば、もう完全にしっかりとした「噺」が出来上がっているので、
それを憶えてしまえば、素人でも(ある程度は)出来るものなのですが、
「怪談」はオリジナルなので、話作りからしないといけない大変さがあります。
いまは本当に怪談がブームといってもいいくらいで、怪談を語るプロがたくさん出てきました。
7年前とは大違いです。
コロナ禍で、落語も怪談もすっかり演る機会が無くなってしまい、寂しい限りです。
来年の夏は出来るかなぁ・・・。
とりあえず、それまでに新しいネタだけでも
仕込んでおきたいと思っておりますが・・・。
天職は「聴き屋」だと思っておりますが、聴くことは語ること。
逆のようでいて、つながってくるのです。
そうだ、「お話聴きます」で、「怖い話」も、もしあれば是非、聴かせてください。