はじめに
「真・女神転生」シリーズは、硬派で独特な世界観を持ち、他のRPGとは一線を画す存在です。私自身、過去作にはどっぷりハマり、特に『真・女神転生III NOCTURNE』の衝撃はいまだに忘れられません。だからこそ、『真・女神転生V』には大きな期待を抱いていました。
しかし、実際に数十時間プレイしてみた感想は――「正直、つまらない」。
これはシリーズファンとして非常に残念ですが、プレイを続けるほどに不満が積み重なり、「どうしてこうなった?」と首を傾げる場面の連続でした。
以下では、なぜそう感じたのかを具体的に挙げていきます。
ストーリーが薄すぎる
まず最大の不満は、ストーリーがほとんど機能していない点です。
キャラクターが出てきても掘り下げが浅く、感情移入する前に退場することが多い。思想や信念を掲げているはずなのに、その背景や動機が描かれないため、選択肢を迫られても「誰に共感すればいいのか」まったく分かりません。
過去作のように「ロウかカオスか」「人類をどう導くか」を本気で悩む緊張感はなく、流れ作業のように選ばされるだけ。物語の柱が弱すぎて、ゲーム全体が味気なくなってしまっています。
マップ探索がとにかく面倒
広大なマップを探索する形式になったのは新しい試みですが、結果は微妙です。
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同じような風景が延々と続き、景色の変化に乏しい
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高低差が多く、移動がストレスフル
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ミマンや宝箱探しが作業化している
探索を楽しむというより、「どこまで歩かされるんだ…」という疲労感のほうが勝ちます。オープンフィールド風のマップを導入した割に、デザインが雑でワクワク感がないのです。
戦闘の理不尽さとUIの不親切さ
プレスターンバトルそのものはシリーズの強みですが、今作のバランスは悪い意味で尖っています。
敵の火力が異常に高く、先手を取られると一瞬で壊滅。こちらが戦略を練る前に運ゲーのように負けることも多く、「難しい」ではなく「理不尽」という感覚が強いです。
さらに悪魔合体のUIは相変わらず不便。どのスキルを継承すべきか比較するのも面倒で、新規プレイヤーはまず混乱するでしょう。遊びやすさを軽視したまま複雑さだけを増やしたように見えます。
盛り上がりに欠ける演出
重要キャラが退場しても、演出はあっさり。ドラマチックな盛り上がりが皆無で、「え?今ので終わり?」と拍子抜けします。
せっかくグラフィックも向上しているのに、見せ方が下手すぎる。ペルソナシリーズのような演出力と比べると、あまりにも寂しい。せめてイベントシーンで心を揺さぶってほしかったところです。
良い点はあるが、それでも物足りない
もちろん、全てがダメというわけではありません。
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悪魔デザインは健在
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戦闘曲などBGMは独特の緊張感を持っている
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歯ごたえのある難易度を求める人には刺さる
しかし、これらの長所も「ゲーム全体の退屈さ」を覆すほどの力はありません。むしろ「ビジュアルと音楽だけが救い」という印象すらあります。
結論:期待外れの一言
『真・女神転生V』は、シリーズの看板を背負うにしてはお粗末な内容でした。
ストーリーは薄く、探索は面倒、戦闘は理不尽、演出は盛り上がらない。これだけ揃えば「つまらない」と感じても仕方がないでしょう。期待していた分、落胆も大きく、シリーズファンとしては残念でなりません。
確かに「難易度が高い硬派なRPG」を求める人には合うかもしれませんが、多くのプレイヤーにとっては途中で飽きてしまう可能性が高いと断言します。
少なくとも私にとって『真・女神転生V』は、シリーズの中でもワーストに近い体験でした。次回作こそは、かつての重厚さと没入感を取り戻してほしい――そう願わずにはいられません。
試しにAIに文章書かせてみたが楽でいいな~
無論、真女神転生Ⅲなどやったことはないしやるつもりもない。
Ⅴがクソすぎたからな~
日常の時間を節約したいのでこれからはAIに記事を書かせることにしよう。
一応前に自分で書いたヤツもあるのでAIに作成させる権利ぐらいはあるだろう。