ネット上では「神ゲー!」と大絶賛されている
『都市伝説解体センター』。
ただ、実際にプレイしてみたところ、どうしても
“そこまで持ち上げられるほどなのか?”
という疑問が残りました。
もちろんクソゲーではありません。
むしろキャラの魅力あふれる良いゲームだと思う。
しかし、ネット上の評価が過剰に高まっている部分は確実にあります。
この記事では、プレイして感じた
「ネットの評判ほど神ゲーではない理由」
をまとめていきます。
■ なぜネットで神ゲー扱いされているのか
まず“褒められている理由”を整理します。
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都市伝説というテーマが単純に面白い
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手軽に遊べてテンポが良い
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世界観のクセが強くて実況動画と相性がいい
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ネットミーム的なノリが多く、SNS映えする
これらが重なり、良くも悪くもネット向けの作品としてバズった感じです。
■ 神ゲーではないと感じた理由
① 雰囲気ゲーで、ゲームとしての深みはあまりない
探索→イベント→メモを読む
というサイクルが基本で、ゲームとしての工夫は少なく、
途中から作業的になりがちです。
特にSNSを読み続けさせられるパートは毎回かなり面倒でうんざりする。
② 同じような展開が続き、メリハリに欠ける
序盤のインパクトは強いものの、
後半まで大きな変化が少なく、
“驚きの新体験”とまでは言いにくい構造です。
③ ストーリーの密度にムラがある
重要そうなテーマが掘り下げられないまま進む部分もあり、
終盤は“駆け足でまとめた”印象が残ります。
④ ホラーとしては恐怖演出が単調
雰囲気が良い反面、
実際の恐怖演出は“ジャンプスケア頼り”の場面も多く、
ホラー耐性のある人には刺さりにくいです。
つまりな お前は全然怖くねぇんだよ
⑤ 都市伝説との絡みが弱いパートがある
タイトルから期待される
「多様な都市伝説が体系的に解体されていく」
という深掘りは弱めで、
“名前だけ借りた小ネタ”のような部分も出てきます。
特定と解体が言いたいだけだろうと思ってしまう
⑥ 神ゲー評価は“実況人気補正”が大きい
実況映えしやすいため、
配信で盛り上がる → ネットで拡散する → 神ゲー化
という流れが起きていると感じました。
インフルエンサーが配信・評価したからそのゲームが神ゲーとは限らない
勘違いするな
■ とはいえ魅力がないわけではない
否定ばかりになってしまいますが、良い部分もあります。
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世界観のアイデアが独特
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キャラや文脈にクセがあり記憶に残りやすい
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低価格で気軽に遊べる
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ファンアートや二次創作が盛り上がるポテンシャルあり
“尖った雰囲気を味わう作品”としては十分に面白いです。
結末に文句があるのとSNSが面倒なだけで、それ以外は好きだ。
■ まとめ:期待値を上げすぎなければ楽しめる
『都市伝説解体センター』は、
ネットの評判に釣られすぎると肩透かしを食らうタイプのゲームです。
ただし、
適度な期待値で遊べばしっかり楽しめる
のも事実。
この記事が、
「神ゲーってほどなの?」と疑問を持った人や、
購入前にちょっと冷静なレビューを知りたい人の
参考になれば幸いです。
世間では絶賛の声がやたら多いが、このゲームの結末にはいまだに納得がいかない。
エンディングの最後の最後に後出しジャンケンをされた気分になる。
最後まで盛り上がりはあったものの、真相の整合性が合っておらず、別の意味で呆気にとられてしまった。
多分このエンディングで衝撃を受けるプレイヤーは、
・よほどキャラに強い思い入れがあったか
・伏線回収の秀逸なゲームの経験が乏しい
かのどちらかだろう。
ま、とにかくSNSの情報に惑わされないように自分の意思で考えて判断することだ。
これはゲーム内でも伝えたいメッセージだろう。
その証拠にこのゲームのSNSには、安全な場所から無責任に他人を誹謗中傷するか、勝手な憶測で真偽の分からない噂を拡散する「お前ら」みたいな連中が腐るほどいる。
その再現性は見事なものだ。本当に「お前ら」そのものだ。ああ、もしかしたらそれが原因でSNSパートが退屈なのかもしれない。
このゲームは大抵誰でもクリアできるが、万人に薦められるかというとそうではない。
とは言え値段は安めなので買って損はないだろう。










