何というか井上真央を久しぶりに見た気がする。
この映画は、ひたすらに女の嫌な部分を見せつけられる作品だった。
この女の陰湿さは男には表現できまい。と思って原作者を見たら湊かなえだった。
そうか、殺人依存症に続いてこれもイヤミスだったか💧たまたまAmazonプライムで観た映画だったのだが…。
こうなればとことんイヤミス作品を観まくってやるとしよう。早くオレを絶望のドン底に叩き落としてくれ…!
ミステリーの部分は、こちらもあまり衝撃性はなかった。犯人の動機も微妙なものだった。犯人も被害者も、その周りの女性キャラも大体全員性格が悪い。
つーか犯人は車にどうやって乗ったんだ?被害者が寝ているので車の鍵は開いていたんだろうが、どうやって運転できたんだよ?車のキーが挿しっぱなしだったのか?だとしたら運が良かったな。被害者を燃やしたのもたまたま車の中に入っていたキャンプセットを使っただけだし、行き当たりばったりて無計画な犯行と言わざるを得ない。推理要素に重点を置く自分にとってはその辺がかなり気になった。
井上真央演じるキャラが地味で特徴のない顔とか作中で言われているが、彼女が地味なら日本中のほとんどの女性が地味だろう…。でもやはりこんな健気な女性が嫌な思いをして、性格の悪い女が良い思いをするのは胸糞悪いですね😖ま、そうでないとイヤミスにならないし想定済みだ。嫌な気分になるような展開にするには努力が報われず、悪人が得をして笑うストーリーにするのが手っ取り早いからな。
1番好きだったのは引きこもりのゲーマー女子だった。なんとなくボーイッシュな部分が知り合いの女子に似ていた。やたら核心を突いたような言い方をしてくるのもなんか好きだった。それはそうと働け。いつまでゲームやってんだコイツ(笑)
あと宮地真緒も好きなのだが、出番が少なめだったのが残念だった。しかし彼女はちゃんと職場の女性達の性格を見抜いていたような気がする。序盤で退職してあまりセリフも出番もなかったが…。いや、クソ女達に嫌気がさして辞めたのかもしれないが。
まとめると、
・鬱要素はあるもののそこまでではない
・ミステリー要素もあまりない
・井上真央の演技は良かったと思う
次はどの作品を味わおうかな〜
やっぱデスゲームものがいいか?