数学的帰納法とは、数値などを勝手に置き換え、そして勝手な解釈で無理やり証明を果たすという最強の証明法である。これを使えば真実をも捻じ曲げることができる。
オレはゲーム脳である故、この証明をマビノギデュエルに変換して勉強していきたいと思う。
【数学的帰納法の証明法】
①n=1の時、命題Pが成り立つことを証明する。
②n=kの時、命題Pが成り立つと仮定すると、n=k+1の時も命題Pが成り立つ。
高校時代からずーーーっと思っていたのだが、何度見てもやはり意味不明だ。
「n=kの時に成り立つ」と勝手に決めつけている。「仮定する」と書いてあるものの、実質決めつけているのと同義だ。
つまりこの証明は、勝手に解釈した者が勝つということだ。
遊戯王MADなどでよく「オレルール」が適用されるのと同じだ。
アンサイクロペディア様をパクって参考にして考えてみよう。
ではまず簡単すぎる例を挙げよう。
【問1】
吸血鬼:マリカ(レベル1)が全てのダメージ呪文で死ぬことを証明せよ。
(証明)
吸血鬼:マリカ(レベル1)のHPは1である。除去呪文のダメージは自然数であるため、マリカは1ダメージの呪文を食らっただけで死ぬ。そして2ダメージの呪文でも同様に死ぬ。
よってマリカはどんなダメージ除去を食らっても死ぬ。(証明終了)
やはり無意味な証明だ。k+1にする必要がまるでない。
1の時点で死ぬんだから。
次だ。
【問2】
ヒーローのフェンヌが致死ダメージを耐える確率は20パーセントである。
にもかかわらず明らかに確率通りに死なないことを証明せよ。
(証明)
20%が明らかにおかしいのは明らかである。
恐らく運営のプログラムミスによって80%になったのだろう。
よって、フェンヌの生存率を80%とする。
これはかなりの確率で耐える。81%も同様にまず死なない。
よってフェンヌがこの先生きのこる確率は限りなく高い。(証明終了)
これは満点の回答だな。
マビノギデュエリストでこの答えに納得出来ないヤツがいたらソイツはモグリだ。
文句があるとしたら多分、パーセンテージは自然数ではないとかそんなところだろう。
【問3】
このゲームで全然資金(ゴールド)が増えないことを証明せよ。
(証明)
現状ではゴールド引換券を大量にもらえるが、そのほとんどは100ゴールドまたは1000ゴールドである。これが101ゴールドになったり1001ゴールドになってもミュータントカードは全く買えそうにない。仮に金が溜まってもゴールドメンバーシップや安い商店のカードを見つけて買ってしまうせいで中々金が増えない。
よって、『マビノギデュエル』でゴールドは稼げない。(証明終了)
このゲームで金が稼ぎたければレアなミュータントを引いて売るしかない。
だが、スーパーブースターが死んだことによってその可能性も0に近い。
なので金はほぼ増えないということだな。
【問4】
魔法使い:ミリエが超強力クリーチャーであることを証明せよ。
(証明)
ミリエの能力はレベル1でも合計20、レベル2で25、レベル3で30のダメージを与えることができる。これに耐えられるクリーチャーはほぼいない。少なくともミリエと同コストのクリーチャーは間違いなく死ぬ。たとえミリエ-1でレベルの差が1増えても耐えられないことの方が多いので資源アドバンテージ及びボードアドバンテージを得やすい。
よってミリエは守ってくれさえすれば本当に良いカードなの!能力が発動すれば多くの敵を冥土送りにすることができるよ!(証明終了)
他にも色々考えたかった。
勝率64%が高いことを証明せよとか
夢魔の女王:リリートが黒を含むデッキ全てに投入されていることを証明せよとか
そんなことを言いたかったが時間が無いのでまた今度にしよう。
ちなみにアンサイクロペディアの数学的帰納法はもっと素晴らしいことが書いてある。
あっと驚くに違いないので読んでみるといいだろう。