玖珠町のカウベルランドにいくであろうと見られています。
昨年のパターンから考えると、
前後に、九重夢大吊り橋と高塚地蔵にいくのかなと考えられます。
昨年から、
ついに、日出生台の地元の街にまで外出をしてくるようになりました。
米軍が求めているのは、
日出生台での
まったく制限のない自由な訓練であり、
まったく制限のない自由な外出なのでしょう。
彼らは年々着々とそれに向けて既成事実を積み重ねています。
2月21日、午後2時、
日出生台演習場のゲート前にて、
日出生台の米軍指揮官に対する
以下の抗議文を防衛局を通じて、
提出しました。
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リカルド・ミアガニー中佐殿
私たち住民の願いを踏みにじって強行された
日出生台での9回目の米海兵隊による実弾射撃訓練に
満身の怒りを込めて抗議し、
米兵の集団外出、押しかけボランティアは中止し、
即時撤収するよう求める
2月10日から10日間にわたって、私たちの故郷、大分の日出生台演習場で行われた貴、
米海兵隊の実弾射撃訓練は、総砲撃数693発、夜間の砲撃数176発、夜間砲撃日数7日間、
夜間の一時間あたり砲撃数43発と、そのすべてにおいて過去最多を更新。これまでで、
もっとも激烈な実弾砲撃演習を強行したことに、満身の怒りを込めて、ここに抗議する。
今年の訓練では、夜間砲撃の着弾音、衝撃、振動が例年より格段に大きく、
日出生台から約30キロ離れた別府市でも30件の問い合わせが寄せられた。
地元から再三、自粛要請がなされてきた夜間に、それを逆なでするかのように、
激しい砲撃を強行したことは、住民に対する配慮よりも、自らの米軍訓練を
最優先しているといわざるをえない。
訓練初日2月10日の深夜には、完全武装し、機関銃を持った米兵と車列が
公道へ出てくるという前代未聞の事件も起きた。県道にまで訓練の範囲を拡大
しようとする貴殿らの暴挙を私たちは絶対に許すことができない。「道を誤った」
という説明が事実であるとするなら、訓練中の部隊としては恥ずべき、致命的ミスで
あろうし、今まで一度も起きなかったそのようなミスが9回目にして起きたとするなら、
貴殿らの部隊の規律が緩んでいる証明であるといわざるをえない。
そのような、規律の緩んだ部隊が、この後、例年のように、県内の福祉施設へ
押しかけて「ボランティア」や、集団外出として町へ出てくることは到底許されない。
集団外出、ボランティアは中止し、荷物をまとめて、日出生台から即時撤収するよう求める。
最後に、私たちは、今後も、沖縄や本土の米軍基地や演習に苦しむ地域の人々と
連帯して、このような「痛み」そのものをなくし、どんな地域の住民をも犠牲に
することのない、本当に安心して暮らせる安全保障の実現を目指して、今後も運動を
よりいっそう強めていく。それは、とりもなおさず、日本とアメリカの間での真の
「ともだち」関係を築くためでもある。その大きな障害となっている在日米軍基地、
演習を撤去するために、今後も、私たちは、各地の住民らが知恵と力を合わせて
取り組んでいくことをお伝えしておく。
2012年2月20日
ローカルネット大分・日出生台
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この上記、二年前の訓練を総括する大分合同新聞の記事。
写っている写真の水色の砲弾が白リン弾。
砲弾には「M825」と書かれている。
着弾の仕方がまったくちがうので、
おそらく砲弾の種類、番号も違うだろう。
この「M825」という砲弾はなかったという意味で、
先の米軍と自衛隊司令の発言となったのか。
なにしろ、砲撃数が拡大しているだけではなく、
またまた、使用する砲弾の種類も多様化、
拡大してきていることは間違いない!
この米軍演習が始まった当初の演習とは
まったく違う訓練が、
米軍のやりたい放題で繰り広げられている。

しかし、本土への分散移転後、2010 年度は初めて5000発を越え、
2011年度は、東富士、北富士の2ヶ所だけですでに5203発撃っているという。
そして、日出生台では、9日目までに
すでに545発を撃っている。
今年はそんなに多くないな…なんて思いながら見ていたら、
いつのまにか545発。
7回目の607発、6回目の570発についで、
日出生台では過去3番目に多い砲撃数にまで達した。
(この数字は監視小屋のカウント。上記の表に見る防衛局発表の数字はこの監視小屋のカウントよりもずいぶん多くなっている。防衛局自身はカウントしてないので、米軍、あるいは自衛隊からの情報で数字を出したと思われるが、おそらく現場で実際に撃った砲撃数は、多少の誤差はあっても、私たちの監視小屋の数字の方がより、実際に近いのではないかと思う)
本土移転の合計数で言えば、
5700発を越えたことになる。
ほとんど沖縄での2倍を本土で撃っていることになる。
「沖縄と同質同量」といいながら、
質、量ともに沖縄を上回る演習が本土では繰り返され、
それは年々拡大傾向にある。
明日は実弾砲撃の最終日。

夜間はなんと1発のみ。
どうも雪にはまってしまって、次の移動ができなくなってしまったようにも見えた。
なにしろ、今回は道を間違えるようなドジな部隊だからな…^^;

19時25分にサイレンが鳴って、車列が帰り始めたのだが、
これまた先頭車両が脱輪したか、雪にはまってしまったようで、
まったく前に進まなくなってしまった。
なにをやってんのやら…。
ま、とにかく、
これで9日目を終了した。
明日、撃てば、明日で10日間の実弾砲撃は終了となる。
でも、実は、実弾砲撃演習が終わっても、彼らの訓練はまだ終わりじゃない。
「展開から撤収まで、外出も含めてすべてが訓練であり、公務」
とかつての米軍指揮官は説明した。
彼らの外出は、仕事を離れたオフとしてではなく、
公務として、日本の国民の税金で、防衛局職員らが手厚くお世話をして行われる。
自分たちの税金がいったいどう使われているのか。
簡単に増税なんかに走る前に、
僕らの血税が、
ちゃんと国民、県民のために使われているのかどうか、
やっぱり納税者である僕らが自分でしっかり確認しなきゃね。