13時までに6発しか撃ってなかったのが…

14時台に22発。
15時台に24発。
16時台に11発。
17時台は40分までに26発を砲撃。


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ちなみに、これまでの日出生台の砲撃の統計をざっと記しておくと…


<これまでの日出生台米軍演習 記録 累計 統計>

◎1日あたりの最多砲撃 2010年2月8日(7回目の訓練)  172発

◎1時間あたりの日中の最多砲撃 2006年1月31日の11時から1時間で56発

◎1時間あたりの夜間の最多砲撃 2010年2月7日 19時からの1時間で39発

◎日中の昼間の合計での最多砲撃 2010年2月8日 135発

◎夜間の合計での最多砲撃 2010年2月7日 54発


◎日出生台での米軍演習 期間中の合計数の過去最多は 607発(2010年 10日間)

◎夜間演習の日数と砲撃の割合(日中総砲撃数のうち夜間総砲撃数)夜間の砲撃数割合    *目立ったできごと
1回目(99年):全8日のうち5日 (448のうち116)26%   一日あたり平均は56発
2回目(00年):全8日のうち6日 (477のうち121) 25%  一日あたり平均は60発 
3回目(01年):全8日のうち4日 (343のうち24)  7%      一日あたり平均は43発    *砲民間人砲撃・ 尾行事件
4回目(02年):全8日のうち4日 (343のうち69) 20%   一日あたり平均は43発 
5回目(04年):全9日のうち2日 (333のうち38)  11%    一日あたり平均は37発
6回目(06年):全8日のうち3日 (570のうち54)  9%   一日あたり平均は71発   * 最初の小火器要請
7回目(10年):全10日のうち6日 (607のうち70) 10%   一日あたり平均は61発    *小火器、白リン弾、照明弾
8回目(11年):全5日のうち3日 (490のうち122) 25%    一日あたり平均は98発

◎日出生台の8回目までの総砲撃数         3611発






朝7時にいつものようにサイレンが鳴り、赤い旗が場内に揚がる。

実弾演習が始まった合図だ。

でも、今日、いつもと違うのは、演習場内に異常がないかを確認していると思われるヘリが飛んでないみたいだ。

実は、これまでにもヘリが飛ばない日が2日あった。

6日目、7日目の小銃・機関銃訓練の日だ。

しかし、小銃・機関銃は今回、2日目のみと発表しているので、

それはないはず…。


…と見ていると、

8時30分ぐらいに、155ミリりゅう弾砲を引っ張ったトラックが降りてきた。

お、やっぱ、やるのか。








朝、日出生台に上がっていく途中、
演習場ゲートを越えたところの道路の右側に、
なにやら黄色いものがあるので、
近づいて見てみると…
 



なんだこれは?


あ、一昨年、白リン弾を撃って火災が発生したときに、
ヘリが消火活動で運んでた、水袋だ。

この場所から運ぶのか。
2個しかないみたいだけど、
本当に火がついたらこれで足りるンかな。

…とか思いながらも、まあとりあえず、監視小屋へ向かう。


途中、自衛隊の車両とアンテナが置いてあった。
米軍演習だから、確かに撃っているのは米軍だけど、
その演習の直接支援は全面的に自衛隊がやっている。

実質的には日米合同軍事演習みたいなもの。

これも自衛隊の装備。通信設備のようだ。


これは米軍の通信設備らしい。

やっと監視小屋に到着。

今日は13時34分から砲撃を開始。
13時台は2発。
14時台は6発
15時台は26発を発射。
そのまま、撃ちまくるかなと思ったが、
16時台はしばらく間をおいて、
雪と風の中、9発を発射。




2月16日。
朝7時のサイレンで、いつものように始まったように見えたのだが…

いつもと少し違うのは、昨日に引き続き、
演習場をチェックするヘリが、朝、飛ばなかったこと。


11時41分から小火器(小銃・機関銃のこと)の連射が始まり、
断続的に発射音が監視小屋にも聞こえてきた。
12時55分で打ち止め。

13時32分。
今日も一発も155ミリりゅう弾砲を撃たないまま、
演習終了のサイレンが鳴った。

こんなにいい天気なのに、
小火器の実弾射撃だけで訓練を終えた理由はなんなんだろう?

ヘリが飛ばなかったのは、
最初から155ミリりゅう弾砲を撃つ予定がなかったからなのだろう。


小火器の射場から車両が引き揚げたら、
今日は監視小屋を引き揚げるとするか、とか思ってみていたら、
いつまでたっても引き揚げない。

サイレンが鳴ったあとに三台ほどの車両が射場に入ったので、
合わせて10両ほどの車両がまだ残っているはずなのだが…。

結局、待てど暮らせど車両は出てこず…
小火器の実弾射撃は終了したということで
サイレンを鳴らしたのだろうが、
どうも実弾を撃たない訓練をやっているらしい。

なにをやっているのか。
目と耳を頼りに監視を行う僕らの活動では、
見えない場所で、音がでない訓練をやっている限り、
彼らの演習内容をまったくなにも把握することができない。


小火器の射場には白い立て看板みたいなものと、
この写真ではよく移らなかったが赤い旗が周囲に立てられていた。

これで、昨日と今日の2日間、小火器のみの実弾射撃訓練を行い、
155ミリりゅう弾砲は撃たなかったことになる。

一昨年も、昨年も同じ日の中で、
小火器とりゅう弾砲を撃っていたので、
今回のようなパターンは初めてのことだ。

「地元に配慮して、155ミリを撃つのを控えてくれた」…のなら
とても嬉しいのだが、残念ながら、米軍の訓練はそんなに甘くはないだろう。

もしかしたら、そんな表現を米軍はいうかもしれないが、
そんな言葉をうっかり信じていたら、
彼らの思うツボだろう。

「良き隣人」政策とか、「ともだち作戦」とか
一見、人間味あふれる表現を上手に使って、
彼らの真の目的をオブラートに包んでしまうのは彼らのお手のものだから。

見えない丘の向こうで、
米軍は、またあらたな訓練を
始めているのかもしれない。



朝から、155ミリりゅう弾砲はおろか、
車両さえも一台も確認できないまま、
14時20分、終了のサイレンが日出生台演習場になり響いた。

今日は、小火器の訓練がおこなわれるらしいということで、
朝からかけつけ、外でカメラを構えていたマスコミの話では
小火器の音らしきものを確認したという。

そういえば、そんな音がしたような気も…。
うまく、マスコミのカメラのマイクが
音を録れていればいいのだが…。

防衛局も「午後1時15分から小火器訓練を開始した」
「初弾を確認した」と言っているらしい。

ということは、
今日は「実弾演習を行った日」とカウントされることになる。
これで「10日間のうちにの6日を終了した」ということになる。

そういう解釈でいいでしょうか?
このブログをいつも見ていただいている
防衛局の担当者様。


いずれにしても早く終わることはいいこと。

ありがとう、米軍。
早く終えてくれて…。

もう、このまま明日からの演習も中止して、
早く撤退してくれるともっと嬉しいな ^^;

だけど、
沖縄に帰るんじゃなくて、
アメリカに戻ってほしいんだな。

兵士たちも口には出せなくても、
本音はきっと早くアメリカに帰りたいやろうし…。

立場上、声には出せない彼らのためにも
Marines Go Home!







小火器小火器


朝から音なし、

「12時45分。小銃・機関銃(小火器)の実弾射撃訓練が
始まった」とマスコミ関係者が一斉にカメラを向けるが、
その後も、いっこうに音は聞こえず。

13時15分頃、今度は「まだ始まってなかった」と
防衛局から連絡があったなどとマスコミが話している。

ところが、13時30分になって、
また「13時15分から小火器の訓練を始めたそうです」と
マスコミがまたカメラを向けている。

どうも、防衛局自身、情報が錯綜しているようだ。


しかし、監視小屋からはなにも見えず、聞こえず。
今日は、雨が降っているとはいえ、風はそんなにないので、

もし小火器を撃てば聞こえそうな気がする。
雨の演習場を睨みながら、ひたすら、じっと耳をすましている。