今日はもじゃさんは朝からお米の精米、配達とお仕事を済ませて、
また、日出生台に向かったのが午前10時半。

日出生台演習場のゲート前には誰か旗を持った人たち。






近づいて見ると、日本山妙法寺の皆さんでした。
このどしゃぶりの雨の中で、カッパを着て、太鼓をたたきながら、
平和を祈念するこの行動を毎日、雨の日も雪の日もやっているそうです。



本当に頭が下がります。
クルマからでしたが、頭を下げて、監視小屋へと向かいました。



おおー!
監視小屋につくと、今日はたくさんの監視ボランティア、視察、激励の皆さんでごった返し状態。
すごい賑やかです。

今日は雨の中、朝の8時4分から砲撃を開始。

霧雨の中、9時50分から10時の間の10分間で17発という集中砲火も交えながら、
撃ちまくってました。

13時38分を撃ち終えて、10分ぐらいして、車両も砲弾も引き上げはじめた様子。

14時45分、終了のサイレンが鳴りました。

日中での演習終了は今回で初めてです。

今日は、監視小屋であんまりたくさんの人たちがやってきたので、

彼らもさすがに撃ちにくかったのかもしれません ^^;




米軍演習5日目。

合計砲撃数は93発。

昼間に終わったので、夜間砲撃はゼロです。

5日間の累積砲撃数は358発。



おー、今日はようやく夜、ゆっくりできるかな…。




砲撃数を一緒に数えてくださっている

大分県や由布市、玖珠町の現地対策本部の皆さんも

お疲れ様でした。

今日は、ちょっと一息いれましょう。




http://www.oita-press.co.jp/localNews/2012_132893720719.html



手前の道路が県道。
奥が日出生台演習場です。

後の防衛局の発表では、
全部で13両(155ミリりゅう弾砲4門含む)が通過したということなので、
7両はすでに通過してしまっていて、残っていた6両が県道へと出てくる場面です。


以下は、この件に関する報道記事

大分合同新聞 [2012年02月11日 14:11]
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2012_132893720719.html

<深夜、県道にりゅう弾砲 米軍訓練>
 日出生台演習場で実弾砲撃訓練を実施している在沖縄米軍の車両や銃器を
持った隊員らが訓練初日の10日深夜、玖珠町側のポスト(出入り口)から演習
場外に出て、一般の県道­を走行していたことが分かった。地元自治体や市民
グループなどによると、訓練期間中に米軍が県道を移動するのが確認された
のは初めて。「米軍車両の一般道通過は可能」(県­警)だが、地元からは不安
や抗議の声が出ている。

海兵隊員、銃器を所持
 地元消防団などによると、午後10時半ごろ、訓練に合わせて警戒していた団
員が玖珠町日出生の演習場ポストから出ようとする米軍車両を見つけた。数
台が演習場外にいったん­出た後、県道を通って約300メートル離れた別のポ
ストから演習場内へ戻った。
 これとは別に午後11時45分ごろ、155ミリりゅう弾砲をけん引した車両など計
6台が県道を移動し、車両を誘導するため県道にいた海兵隊員の肩には、銃
器があるのを大分­合同新聞の記者が確認した。

 県警によると、10日午後11時10分、九州防衛局から応援要請があった。路
面凍結の危険性があったことや、一般車両の安全を確保するため、移動する
車両を誘導。米軍は実­弾砲撃後の訓練中に演習場内で道に迷い、ポスト付近
まで進み、戻れなくなったという。
 九州防衛局は「米軍が演習場外に出たことは間違いないが、細部を確認中」
としている。県、地元自治体による対策本部は、同局を通じて情報を集めてい
る。
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http://www.oita-press.co.jp/localNews/2012_132902072133.html

大分合同新聞 [2012年02月12日 13:24]
米軍の県道走行問題 防衛局が米軍に要請

 日出生台演習場で実弾砲撃訓練を実施している在沖縄米軍が深夜に県道を
走行した問題で、九州防衛局は11日、「日米地位協定などにより法的な問題は
ないが地域に不安を与え­ており、好ましくはない」として、米軍側に県道を間違
えて使用しないよう求めたことを明らかにした。県と地元1市2町でつくる日出生
台演習場問題協議会(4者協)は、万全­の措置を取るよう同防衛局へ求めた。

 同防衛局の説明によると、10日午後10時半ごろ、訓練を終えた米海兵隊の
車両が移動する際、演習場内で道を誤り、玖珠町日出生の3番ポスト(出入り
口)から県道川上玖珠­線に出た。道が狭く引き返せないため、そのまま県道を
移動し、午後11時50分ごろ、約300メートル離れた2番ポストから演習場内に
戻った。
 県道を走行したのは13両(155ミリりゅう弾砲をけん引した7トントラック4両、
7トントラック5両、高機動車4両)。トラックの一部には砲弾が積載されていた。
海兵隊­員が所持していた銃器に実弾は入っていなかったという。
 米軍の訓練中、演習場を管理するのは同防衛局。実弾砲撃の時間帯は外
部から人が入らないようポストに警備要員を配置していたが、深夜は無人
だった。
 県道との境界となるポスト部分にはロープを張っていた。同局は対策として、
米軍が間違えないよう英語の標識を設置した。
 4者協として11日、農木寿郎・県生活環境部危機管理監が演習場を訪れ、
吉田広太郎・同防衛局現地対策本部長に、地元住民の不安解消のため再
発防止策を取ることや米軍側に­確実に伝達するよう求めた。
 地元自治体関係者の一人は「戦地で生死に関わる任務をする部隊が道を
間違えるとは致命的。最新機器も持っているのにあまりにもお粗末」と話した。




右から2番目がリカルド・ミアガニー中佐。




155ミリりゅう弾砲の砲弾。今年はえらく光ってる。

15







軽機関銃 M249 M240の2種類。上の写真はどっちだろ?




重機関銃 M2









擲弾銃(てきだんじゅう)
グレネードランチャー MK19




これらの小銃、機関銃類を「小火器」と呼ぶらしいのですが、
けっこうでかいです。


今回は雨ということもあって、
説明もさっさと次にいくような感じだったそうな…

地元の農家、衛藤さんが要望した小銃、機関銃の実射の公開訓練は行われず。


12時36分に撃ってから約5時間続いた静寂は
17時半の砲撃再開で破られた。

不思議なことに、発射音はいつもより小さく、聞き逃してしまうほどの音なのだが、
着弾音は、監視小屋とあたりの空気全体が振動するような地響き。

米軍にとって、霧というのは、実は全然関係ないようだ。






「ローカルネットってどんな団体?」

ときどき、この質問を受けますので、今日はその話。

「ローカルネット大分・日出生台」は、結成したのは1996年。
日出生台演習場の周辺住民を中心に大分県内各地から集まって、
米軍演習の縮小廃止を求めて取り組んでいる住民グループです。

結成までの経緯を簡単に書くと、

1995年、沖縄で3人の米兵による少女の暴行事件が起き、
沖縄の人たちの長年の米軍基地に対する怒りが爆発。

その怒りの大きさに、日米両政府は、
いくつかの「沖縄の負担軽減」案を出しました。

その案の中の一つが、沖縄の県道104号線を封鎖して行われていた
米海兵隊の実弾砲撃訓練の本土への移転でした。

日米両政府が候補地に挙げたのは、
北海道矢臼別、宮城県王城寺原、静岡県東富士、山梨県北富士、
そして、大分県の日出生台(ひじゅうだい)演習場でした。

問題を起こした米海兵隊の部隊の移転ということで、
当然、すべての移転候補地で反対の声が上がり、
大分県日出生台演習場の地元、湯布院町、玖珠町、九重町でも反対運動が起き、
それぞれの町に町長を代表とする官民一体の反対運動組織、
「米軍演習移転反対町民連絡会議」ができました。

湯布院町では1000人の町民反対集会。
その後、3町の町長がそろって、
玖珠の川原で16000人の大集会が開かれました。
なかなか腰を上げなかった当時の平松大分県知事もようやく反対を表明。

国は当初、「地元の理解なしに移転はしない」と言っていたのですが、
地元がまったく折れる気配がありません。

1997年4月22日、
業を煮やした、ときの九間防衛庁長官が、大分県庁に乗り込んで、
大分県知事と地元3町町長を前に、「国の責任でやる」と宣言し、
「いかんともしがたい」という言葉で
涙をのんでこれを受け入れさせられたという経緯がありました。

ローカルネット大分・日出生台が結成されたのは、
この地元が受け入れさせられる前の96年11月ぐらいのこと。

それまでの官民一体の反対組織「湯布院町民連絡会議」の官の部分が
国の強行姿勢の前にだんだんと動きが鈍くなる中で、
このままでは官が落ちるのと一緒に民も引きずられてしまうということで、
もうひとつ、新しい民間グループを作っておこうと
「米軍基地と日本をどうするローカルNET大分・日出生台」は
誕生しました。

名前が少し長いので、
今は、短縮して、また英語の部分をカタカナにして、
「ローカルネット大分・日出生台」と称しています。

なお、「ローカルネット大分・日出生台」という名前なので、
「ローカルネット北海道・矢臼別」とか、
「ローカルネット宮城・王城寺原」とか、
あるいは、
ネットワークを統括する上部団体のようなものはありません。

他の4カ所の移転地でも同様の米軍演習に反対している民間団体があり、
ときどき、それぞれの場所で行われた米軍演習について
情報交換をおこなっています。

もちろん、沖縄のいろんな平和運動団体とも、
この問題が始まって以来、連係、協力関係を築いてきています。
沖縄の基地問題を解決しない限り、
日出生台の米軍演習の問題も解決しないと考えるからです。


ちなみに、集会に参加したり、監視活動をしたりしている人たちについて、
マスコミからよく「ローカルネットのメンバーですか?」と尋ねられるのですが、
実は、ローカルネットはメンバー制をとっていません。

発足当時は、5人の代表がいて、事務局があったりと、
組織っぽく作ろうとしたのですが、組織の体裁を維持するのはそれだけでたいへんなので、
今はなるべくそこに労力をさかないで済むように、
現在は、代表なしの事務局のみとなってます。

会費は集めておらず、会報なく、したがって、「会員」もいません。
「事務局長」などと称している私も含めて会費は誰も払っていません。

ローカルネットでは、運動についtねお連絡がほしいと言う人にはメールで連絡をしたり、
ホームページを見てもらって、この活動に参加したいと思った人たちが
この指止まれ式で集まって、毎回の行動が行われています。

なので、多いときは、100人~200人ぐらい集まることもありますが、
少ないときは2~3人で抗議行動をしたり、アピール活動をしたりすることもあります…^^;。

すべての活動は、この米軍演習が始まる前ぐらいから期間中にかけて、
カンパを募集したり、グッズを販売して、監視活動の経費などを捻出しています。

なぜこんな形になったのかと言いますと、
そういう形を目指したのではなくて、
結果的にそうなってしまった…というのが実態です。

というのは、組織を維持するのは、それだけで経費もかかるし、
労力もいります。
この運動に関わっている人たちは、
それぞれみんな自分の仕事を持っていて、
その仕事の合間に、運動に関わっているので、
なるべく労力も経費もかからないように、
こんな形をとっている、いや、なってしまったということです。

いろんな行動、監視活動などに、関わってくれている人たちは、
地元の日出生台演習場の地元、湯布院、玖珠、九重の人たちを中心に、
大分県内の各地、あるいはその周辺から、自分の足で、
そして自分の意志で、参加してくれています。

よく、「給料や、手当が出るの?」と尋ねる人がいますが、
手当が出るといいなあと思いますが、
皆さん、手弁当、交通費も含めて自費で参加しての行動です。
まあ、市民運動は関わったことある人はわかると思いますが、
そんなものですよね。

…という感じでやってきているのが私たちの運動です。

ボクが自分で勝手に言っているモットーとしては

そのときに
やれる人が
やれる分だけやる。

人はいろんな事情で関われる時も、関われない時もあります。
たまたま関われる状態にある人が集まって、
運動を成立させていく。



ちょっと長くなりましたが、
「ローカルネット大分・日出生台」は、
そんな市民、住民の運動です。



日出生台(ひじゅうだい)演習場を見下ろす高台に設置した監視小屋。

ここに座っていると、いろんな人が視察や激励、
カンパや差し入れを持って来てくれます。

お菓子やカップラーメン、珈琲、紅茶、栄養ドリンク etc.

ずっと座っているので、ついつい食べ過ぎる人も…。

やばい。監視小屋太りにならんようにせんと…^^;

ところで、

今日は、午前中に、ピースサイクルの皆さんが

JR由布院駅からここまで、

自転車に乗って、平和のアピールをしながらやってきて

くれました。






絶好のサイクリング日より。

ゴールの監視小屋で記念写真です。

いろんな人たちがいろんなやり方で、

この米軍演習の対してノーの意思表示をしています。

監視活動も、演習が拡大してないかどうか、
問題のある訓練が行われていないかなどを見ているのですが、
これ自体、抗議の意思表示でもあります。

今、12時58分。

今日は朝から、現在までに、米軍は
155ミリりゅう弾砲を42発発射しています。



美しい日出生台の枯れ野に、戦争の煙が立ち上る。

今回の米軍演習では、発射音がするのに、着弾音がまったくしないものがけっこうある。

不発弾はこれまでにもあったけど、5発撃って5発とも着弾音がしないなんてのは
これまでなかった。

また、あらたな砲弾を持ち込んでるんだろうか。
米軍は自分たちから新たな種類の砲弾を使ってることを明かすことはない。

監視小屋からわかることも実は非常に限定的だ。

でも、目と耳を頼りに、今日も監視小屋から演習場を見つめている。


米軍演習2日目は合計砲撃数47発(うち夜間砲撃2発)