今日もいい天気でした。昨日ほど寒くなかったので助かった。
さて、11月12日に大阪で行われる、SUKIYAKI塾大阪の技術士口頭試験セミナーに向けて、準備を始めました。
口頭模擬試験の四国からの派遣講師を務めるわけですが、勘を取り戻すのがなかなかですね。
今年のセミナー資料や昨年度のSUKIYAKI塾四国口頭セミナーでの質問内容などを見て、思い出しております。
ご承知のとおり、技術士の試験制度が2019年から変わっており、2次試験では技術士に求められるコンピテンシー(資質能力)の確認が必ず行われるようになりました。口頭試験においては、コンピテンシーのうち「マネジメント」「評価」「コミュニケーション」「リーダーシップ」「技術者倫理」「継続研さん」が確認されます。
この中の「マネジメント」「評価」「コミュニケーション」「リーダーシップ」が、試験申込時に提出する「業務経歴」や「業務内容の詳細」をベースに確認されるのです。ベースというより「絡めて」という風になってきているのかな。
かつては、口頭試験では「業務経歴」や「業務内容の詳細」の高度な技術提案の内容や思考過程が確認されていましたが、今では技術提案の内容は「正しい」ことが大前提になっているので、これをおろそかにして出願をすると、口頭試験でコンピテンシーの確認に至らないし、技術的に正しい内容であっても、「マネジメント」「評価」「コミュニケーション」「リーダーシップ」の説明ができないと、資質が確認できないということになり、不合格という痛い目をみるおそれがあります。
その点がきちんと伝わるように、セミナーに臨まなければなりませんので、講師側の準備もなかなか大変です。
今回のセミナーでは、一人当たり5名の受講生を担当しなければならないので、今日から11日までは準備をしっかりしておくことにします。11日は大阪行きの列車の中でも準備するつもりです。
受講生全員の合格のために!!
(23日の四国での口頭セミナーも、頑張ろうね)