道の駅の新しい姿を考える | 地域価値創造コンサルタント 須田憲和

地域価値創造コンサルタント 須田憲和

地方自治体と連携した官民パートナーシップにより、地域の価値を創造する活動を展開。地域活性化、地域振興、まちづくり、ブランド構築、農商工連携、6次産業化推進、協議会運営、PR戦略、観光推進、再生可能エネルギー、各種セミナー講師、ファシリテーター等。ブログ

 鳥取県の大山にある伯耆町(ほうきちょう)とお付き合いさせて頂いており、とても自然豊かな地域です。
個人的にも「ふるさと納税」させて頂き、たくさんの産品を頂戴しました。

 森安町長は、民間活力を増大させる為には、官主導だけはなく、おのずと湧き上がる民力を応援する事で地域に活力を呼び起こすという考えの下、さまざまな地域企業を応援されています。

 そのような中、ご当地ファーム山の駅「大山望」と「大山ますみず高原スキー場」を運営されているエムケイ開発株式会社様(http://www.masumizu.net/)と、新しいモデル作りの為の連携をさせて頂いております。

 道の駅の経営や運営に関しては、様々な地域で有効利用するための工夫をされていますが、なかなか苦労されています。

 一見、よくある「道の駅」ですが、どこの道の駅も、地域の農業・畜産農家との連携の中で、とれたて野菜や地元産品を直売方式で販売する事に終始しており、一歩間違えれば、単に農家の方々や「道の駅」の自己満足に陥りがちなスタイルが多い中、コミュニティとしての機能を併せ持ちながら、流通販路拡大やビジネス感覚による「産地問屋」モデルに取り組んでいます。

 地元産品を知り尽くし、生産者の顔、考え方も理解している経営者でなければ取組めない事と思います。

新鮮さ・安さ・安全性を売りにした地元産品販売スタイルから・・・・、
・更に、喜ばれる物とは?
・どういう開発を加えれば、継続性を持たせられるか?
・遠隔地や首都圏からも注文が入る為には、どうすれば良いか?
・加工に関しての衛生面、安全性確保をしっかり出来るか?
・そして、もっとも課題となる流通手法・流通コストをどうするか?
などに取組み、ここからのステージは、農商工連携と6次産業化推進からの考え方も入れ込みます。

 体験型のイベントを実施したり工夫している地域も多々ありますが、経営においてのポイントは、誰が責任を持って取り組み、どういうビジョンを描くかも、実は重要なポイントであります。

 大山(だいせん)にお越しの際は、是非、「大山望(だいせんぼう)」に寄ってみてはいかがでしょう。


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http://ameblo.jp/localcreation/entry-11306143531.html