「ゆるキャラ」戦略を考える。 | 地域価値創造コンサルタント 須田憲和

地域価値創造コンサルタント 須田憲和

地方自治体と連携した官民パートナーシップにより、地域の価値を創造する活動を展開。地域活性化、地域振興、まちづくり、ブランド構築、農商工連携、6次産業化推進、協議会運営、PR戦略、観光推進、再生可能エネルギー、各種セミナー講師、ファシリテーター等。ブログ

 全国各地で、地域振興の目的の為、あるいは、産物や商品のイメージ戦略のために「ゆるキャラ」を用いる手法をとる事があります。

 今や「ゆるキャラ」ブームといわれて久しくなりますが、成功といえる事例としては、滋賀県彦根の「ひこにゃん」。    熊本の「くまもん」が有名なところです。

 ほとんどの場合は成功といえるㇾべルに到達できないまま、始めた以上はやめる訳にもいかず、どうしたものか・・・・と、関係者の頭を悩ましている地域も多いと思います。

 そこで、今年の4月より、ある地域において、「ゆるキャラ」の企画・開発戦略を実行している関係で、少し、コメントすることにしました。

 今回の場合、地域産物を有名にしたいという事が当初の目的でしたが、意見交換を重ねるうちに、単なる産物を対象にした企画では、波及効果に限りがある事から、かなり難易度は高いのですが、地域全体に網掛けした、地域名のイメージ戦略を優先することにしました。

 次に確認したことは、
「ゆるキャラ」は一夜にしてならず・・・。
「汗をかかない「ゆるキャラ」は「ゆるキャラ」にあらず・・・・」(動き回るという事)です。

 高額な予算をもとに、デザインと素材をプロに任せて製作をし、メディアなどに対して、どんどん露出したとしても、突発的な人気というのは、継続することはできませんし、仮に同様の人気を維持するためには、相当な金額がかかります。

 また、実際の活動についても人任せではダメという事です。

 そこで、まずは、地元住民に愛されるキャラクター作りを優先し、地元の人が自慢できる物にすることが大事になります。

 どういうキャラクターにすればよいかは、多くの地域資源を分析し、地域特性も検討しながら決めることが重要で、ほとんどは、この調査・分析が十分ではないと推測できます。

 私たちのチームでは、1年間にわたり、あらゆる角度から地域を調査、分析し、住民特性や地域コミュニティの構成、考え方も確認しながら考え、ある結論を出して実行しています。

 考え方の柱になる部分を一つだけ、ご紹介しますと、誰に一番、愛される物にするかというターゲッティング。

 そして、そのあとに発生する波及効果をどうやって、自然な形で誘導し、導き出していくかというテクニックになります。

 今回は、次の世代を担う、地元地域の子供達をファーストターゲットに設定しました。
あとは、どういう活動をするかになります。

 基本的に子供たちは、物事に対して素直な反応をしてくれますし、好奇心がきわめて旺盛です。

 また、小さい子供さんのお母さん達は、子供を中心とした様々な活動に参加したり、学校やスポーツクラブの手伝いをすることで、複数のコミュニティに参加していることが多い(井戸端会議も重要なコミュニティ)為に、最も口コミが広がるレイヤーでもあります。

 最初は街中を歩くことから始めましたが、認知度が少しでもでれば、各種の学校行事に積極的に参加します。 

 次に地域のイベントにも積極的に参加することで、自然と、自分たちの街のキャラクターなのだ、という認識が発生し、愛着心が生まれ、応援してくれるようになります。

 写真は、ゆるキャラが市長杯争奪の少年野球大会の開会式に参加した物です。
(ゆるキャラ完成が約2ヶ月前でした。本当は始球式でボールを投げたかったのですが、次回に期待です。期間はまだ短いですが、おかげさまで、地方新聞や地方テレビに何回もでたり、全国テレビ網から問い合わせを受けたり、少しづつ、全国区へむけて頑張ってます)
  $地域価値創造コンサルタントのブログ-十和田市 市長杯争奪
   
 あと、もう一つ、情報発信はテレビや新聞、雑誌だけではないという事です。
SNSを駆使することで、安価なコストで効果を出せることも大いにあります。

 これだけでは、実施しているノウハウの5%にも満たないですが
これ以上の詳細については、同業の業者さんもいることから、控えますが、興味や相談がありましたら、声掛け頂ければと思います。

 地域活性化のために動いている方々の何かのヒントになれば幸いです。


■ ゆるキャラ戦略を考える partⅡ の記事は下記からどうぞ
http://ameblo.jp/localcreation/entry-11418065257.html


ありがとうございます。