僕☆ロード麺!    -11ページ目

僕☆ロード麺!   

「ロードバイク」と「自作ラーメン」の記録。

ピー!!

笛を合図に一本目スタート。

ぞろぞろと各車道路に入り
集団で、走り始めました。

このコース序盤の6kmは緩斜面。
30km/h強ぐらいのスピードで進んでいきます。

僕は前から20番目くらいかな?
スピード自体は想像の範囲内だったので
余裕でついていけます。

コース内唯一の左折をみんなで
ひだりー!」と声をかけ
ハンドサインをだしながら曲がっていきます。

このあたりから、すこしずつ傾斜が
きつくなってきたようで
若干集団の密度が緩み始めたように感じました。

再び民家が並ぶ区域に入り
2本目のスタート地点あたりを通過。

残り6.5km!
傾斜がさらに上がる。
ここからが本当の勝負です!
まだ全然余裕。

予定通り集団で体力を温存し
足をほとんど使うことなく

比較的前のほうをキープすることができました。

このあたりから、遅い人が徐々に集団から
離脱していきます。

残り5.5kmくらい。

民家が無くなり、景色も完全に山の風景に。
傾斜も10%を超えました。(看板があったので確かかと)

ちょっと…疲れてきた。

先頭付近の人はスピードが落ちず
ずんずん前に伸びていく。

平地走行と違って、ヒルクライムは
ペース配分が重要。
無理に前についていっても良いことは無い。

前を追うことはさっさと諦めて
なるべく楽に、ダンシングせずに済む
ギリギリの負荷を見極めて
足を回し続けます。

しかし…
前のほうの人はもちろん
周りの人もかなり速い!

去年比叡山ヒルクライムを走ったときは
遅い人を次々と抜き去っていた記憶があるが
抜ける人がほんとにいない。

確かにレベル高い…
みんな速いよ!気が抜けません。

少し前方に「はーはーはー!」
と息遣いが苦しそうなKUOTAに乗った若いお兄さん発見。
ペースも僕のほうが若干速い気がしたのと
この時点ではまだ僕の呼吸も余裕があったので

少しだけペースを上げて抜きました。

ただその後3分もしないうちに
はー!はー!はー!」と
さらにすごい息遣いが後ろから迫ってきて

なんと抜き返されました。

まじですか?
まだ結構先は長いのに…こんなに頑張ってええの?
すごい根性です。

もう一度抜き返す気力がなかったので
素直についていくことにしました。

結局このお兄さん含めた4人くらいで
順位を前後しながら
しばらく均衡状態で走り続けます。

残り2.5km!

キャンプ場のまえでほんの少しだけ
下りと平坦区間があり、
先ほどのKUOTAのお兄さんが加速。
いっきに30mほど前に出ました。

おおう!どっからそんな力が…
ただこちらはペースを急激に変えるつもりはないので
ぼちぼちと加速。わりとすぐに追いつくことができました。
また仲良く4人での走行です。

キャンプ場を通過すると
今度は受付の第二駐車場にむけて
再び10%程度の坂に入ります。

このあたりから、僕の疲労の色が濃くなってきました。
足が重い。呼吸も乱れてきた。

やばい…

残りHPが
少ないことがわかります。


それでもなんとか4人組みはキープ。
第二駐車場を抜けて、問題のラストの激坂に入ります。

残り1.5km!

激坂!!

売り切れ寸前の僕の足に
容赦なく負荷がかかっていく。

くくく…苦しい…死ぬ…

そして
激坂の最初のカーブをまがり
残り1km!

…。

HPが0になりました。

足が全くまわりません。呼吸も苦しすぎて肺が痛いです。
まっすぐ走るのしんどくて、蛇行しそうになります。

ぜーぜーぜーぜーぜー!
お…終わった…

いっしょに走っていた3人が
どんどん離れていきます。

ま…まってー!!

と叫びたくなりましたが…
まあ待ってくれるわけないので
叫びはしませんでした。

その後ゴールまでは、どんなだったかあまり覚えてません。
とりあえず早く終わってくれって感じでした。

スピードも7km/hくらいしか出ていなかったので
ラスト500mくらいで3人くらいに抜かされました。

ゴール!

一本目がなんとか終了。
いったい何位なんでしょうか?
好成績は期待できないことは確かです…

結局KUOTAのお兄さんは4人の中で
先頭でゴールしていました。(たぶん)
参りました…
順位的にはたぶん僕より5~6番上かと…
すごい粘りだと思います…根性が違いますね…

ちょっと前まで並んで走ってたのになぁ…
がっくり。

Uターンして
再び第二駐車場まで下りました。

しかし
これ…もう一本登るの???
やべえ…疲れた…

もう帰りたいよ。

→その3に続く。
2015年5月24日(日)。
ついにレース当日となりました。

朝は3時半に起床、4時に出発。
京都市北区から、途中一回だけ休憩を入れて
きっかり3時間。

受付会場であるちくさ高原ネイチャーランド
第二駐車場に到着。

駐車場に着くまでに、車で坂を登ってくるのですが
事前にみたYouTubeでのレースの風景と同じような風景が続く。

「ひょっとしてここを走るんだろうか…
 な…なかなかしっかりとした坂道やなあ。

どうやらほんとにこの坂がコースのようです。
タフなレースになりそうだ…とちょっと弱気になってました。

【レース概要】

スタート地点は受付の駐車場から
みんなで坂を下って向かいます。

1本目の12.5kmコースは
道の途中のトイレスペースのような駐車場。

2本目の6.5kmコースは
もう少し手前の村の公民館まで移動。

ゴールは受付の第二駐車場の前を通過し
ラストの激坂1.5kmを登り切った先がゴール地点。

写真では伝わりにくいのですが
普段あまり坂道の練習をしていない僕が
ドン引きするぐらいの激坂。
傾斜20%くらいあるのでは…??

ラストにこんなん用意するなんて…
コース設定をした人はきっとドSなんでしょう。
逆にドMにはたまらないコースとなっております。

位置関係はこんな感じ。

参加人数ですが

2本走るメインのクラスが「Aクラス」44人
1本目の12.5kmだけを走る人が「Bクラス」50人くらい?
2本目の6.5kmだけを走る人が「Cクラス」6人

※すんませんBはうる覚えです。

他にも女性だけのクラスや
マウンテンバイククラスも設定されていました。

「せっかく遠くまでいくし…2本走っとこう!」
ということでAクラスでエントリーした僕ですが
車でコースの傾斜を確認し
「おとなしくBクラスにしとけば良かった…」
と早くも後悔。

果たして走りきることができるんでしょうか…


【レース開始まで】

7時半に受付を完了し、レース開始まで1時間以上時間があります。
雨の予報でしたが、大はずれで快晴!

ほどよく暖かいし、無風。コンディションは最高です。

周囲の人たちは、ローラー台を取り出し各自ウォームアップ。
驚いたことにほとんどの人がローラー台を持参しており

そしてほとんどの人が固定ローラーでした。
やっぱヒルクライムには固定ローラーなんですね…

こうしてはおれん。
僕もみんなの真似をして、三本ローラーでアップを始める。
ふふふ。一応持ってきていたのだよ。

気が付くと、周りの人たちはローラーでのアップが完了したのか
みんな続々と坂を登り始めています。

えええ…
まじで??
足使っちゃうんじゃあ…


と思ったのですが、
みんな登っているので自分も登らねばならない気がしてしまい
結局僕も登り始めました。(流されるタイプなんで)

せっかくなのでラスト1.5kmの激坂を登ってみました。

ギアをファイナルローに入れ、ゆっくりゆっくりと登ってみたのですが
見た目通りのすんごい傾斜。
しかも終わりかなーと思ってカーブを曲がると

さらにずっと先まで坂がつづいているという、
典型的な「心を折る上り坂」でした。

この坂をどうするかが、レースのポイントなんだろうなと思いました。

…そしてレース開始の予定の20分前。
 「これからスタートまで
 下りまーす!」

 という運営の方の合図にしたがい、みんなでダウンヒルです。

途中で前を走っていた人が突然パンク。

転倒などはありませんでしたが…バイクを降りてしまいました。
このタイミングでパンクとは…
いったいこの人はどうなっちゃうんでしょうか?
とはいうものの何もできないので、横を通り過ぎました。

10km以上下るのは、ちょっとしたサイクリング気分で
春の日差しと、豊かな自然でめちゃめちゃ気持ちよいです。
さっきの人が若干心に引っかかりましたが…

とにもかくにも、スタート地点につきました。

「スタートはよーいどんで一斉スタートですので
集団牽くつもりで
勢い良く行きたい人は
前にきてくださーい。」


という身もふたもないナビゲーション。
「うううーん…どうしよう。」と迷いながら
まあまあ前に並びました。

ふと横に目をやると、先ほどパンクした人が
おそらく全然知らない人にチューブとポンプを借りて
パンクを修理しています。
で、おそらく全然知り合いじゃない人が必死のパッチで
修理を手伝っているではありませんか。

結局スタート一分前に修理は完了。
無事パンクから復活していました。

なんと素晴らしい光景!
すごく気持ちのよい人たちだと思いました。

ネットで読んでいましたが
ほんとにアットホームでマナーの良い人が集まる
大会なんですねえ。
目の前でパンクしたのに
声もかけなかった自分はなんなんでしょう…
お恥ずかしい限りです…

スタート30秒前!
おっとレースでした。
では…いくぞ!

→その2に続く
いよいよ明日。ちくさ高原ヒルクライムです。

体調は…なぜか咳と痰が出続け万全ではなく…
もう2週間以上この調子である。
(薬切れたので今日も病院に行った)

結局1人での京見峠でのTT練習も11分17秒が最高タイムで
11分を切れず。

そして曇り時々雨の微妙な予報。

だめだこりゃ!

練習もろくにできなかったし
上位を狙える感じも全くなく
天気も悪いとは…
何をモチベーションにすればいいのやら。

うーん。
まあ…
でもせっかく参加するので…せめて楽しく走ろうっと。

先週末に2件ラーメン屋にいきました。

1つは「拳ラーメン」。以前食べ歩きの記事でも紹介したのですが、京都でも屈指の実力店として有名。会社の後輩たちに誘われて久々にいったのですが、以前と全然メニューが変わっており驚きました。営業しながらこんなに変えちゃってもいいんですね…

この店はとにかく限定麺が美味しい印象だったので、名称は正確に覚えていないのですが限定麺を食べました。手羽先だけでとったスープ?とか?
{DAD4B42C-C766-41E4-BA70-4C05DCA29A92:01}


これが衝撃的にうまかった。そんなに複雑な味ではないのですが、とにかくスープのうまみが尋常ではありません。最近ラーメン屋を食べ歩いていても「うん。これなら作れるわ。」と思うことも珍しくないんですが、本当に僕の素人ラーメンとは別次元の完成度…レベルが違います。レア焼豚も自分で作れる気になっていたのですが、焼豚の柔らかさやうまさも全然違う。麺は丸い断面の、小野式やパスタマシンでは作れない麺。スープとの絡みや、ぱっつりと切れる触感なども完璧。さすが京都を代表するクリエイティブ系のラーメン屋だと唸らされました。
手羽先だけでこんなスープができるなら僕も今度やってみよー

ただ…なぜかいつもあんまり混んでないんですね。ここ。
場所が悪いのもあるとは思うのですが…
こんだけコロコロとメニューを変え、どれも原価率が高そうだし…果たして儲かっているんでしょうか?

…まあ儲けじゃないんでしょう。自分の中のラーメンクリエイティビティが抑えられないんでしょうね。ずっと頑張ってもらいたいお店です。

もう1つは「龍旗信」。大阪で有名な塩ラーメンのお店で、だいぶ前に京都に進出。三条寺町商店街から少し西に入ったところにあります。このお店は僕がラーメンを作り出すきっかけにもなった「大阪ラーメン覇王決定戦」にも出場しており、対戦で敗れ去った際も「塩ラーメンでもここまでやれるってところを見せられてよかった。」という店主の熱いメッセージが心に残り、いつか行ってみたいと思っていました。

「フランス料理のシェフから『ムール貝からはえぐいぐらい出汁がでる。』とヒントをもらい、生まれた塩ラーメンだった。」とのエピソードを読んだのを記憶しており、どんな味なんだろうと楽しみにしていました。

メニューには「鶏炊いたん塩そば」という白湯系のラーメンと、普通の「塩そば」があり、白湯系のラーメンのほうが左上にのっていたので、どうやらそれがおすすめラーメンみたいでした。

ただ僕がテレビでみたのは、透明なスープのいわゆる普通の塩ラーメンだったので一応「塩そば」にしました。
{8EEAB0F6-36F1-4640-97C8-1547BD88E84E:01}

盛り付けはシャレオツでいい感じ。
味ですが、普通においしい塩ラーメンでした。楽しみにしていたムール貝のスープですが、ん~…まあ。美味しいけど特筆した何かは感じませんでした。同じ大阪系のラーメン屋で「塩元帥」や「上方ざんまい屋」などがありますが、ほぼ同じ味…?
{57C9A5AE-07B9-4720-A666-830E83D65C47:01}

麺はゴム感が強い細麺で、半透明のつるつるした麺でした。自分で麺をつくるとこうならないのでなんか材料が違うんだろうなと思います。卵白粉を入れてる?

白湯系のラーメンをお奨めに据えてるのが物語っていますが、ちょっとこの塩ラーメンだけで押していくのはつらいんでしょう…。京都人(ていうか僕が?)はわりと油や醤油でガツンとした味を好む傾向があるように思うので、土地柄なんですかね?日曜日でしたがお客さんの入りもマズマズ程度。うーん。なんかいろいろ考えさせられますね…やっぱり醤油ラーメンよりも塩ラーメンは不利なのかなあ…

ただ美味しいラーメンだったことは間違いないので同じく頑張ってほしいなあと思いました。

今は仕事が忙しいのでなかなかラーメンを作る機会も限られていますが、もう少し落ち着いたらまたスープから作ろうと思います。そんな週末でした。
あれよこれよで
もうすぐちくさ高原ヒルクライムです。

練習はというと…
正直あまり出来ておらず
調子も今ひとつ上がってきません。

GWに実家に連泊して4日間練習を休んだのに始まり
甥っ子に風邪をうつされ、1週間以上風邪気味。

喉の違和感がとれず、走り込むと咳き込む始末で
去年かかった副鼻腔炎が再発したのか痰が大量に出て
昨日から抗生剤を飲んでいます。

薬が効いたのか、今日は多少調子が良かったので
会社帰りにリュックを背負ったまま
京見峠を1本だけ登ってみました。

タイムは11分39秒。

体調不良でリュック背負って普段着で登った割には
まあまあのタイム。

体調を戻して、ホイールをヒルクライム用のDT Swissに交換して
服装をちゃんとしたら、なんとか11分は切れそうな気がする。

ヒルクライムのコツも大分思い出してきていて

①最初にペースを上げすぎない。

②同じ速度で進む事を意識するのではなく
 急勾配でなるべく失速しないようにギアを落とし
 緩勾配でなるべくスピードをあげるようにギアを上げるなど
 細かいギアチェンジを心がける

③ダンシングよりシッティングの方が結局速い。
 足に乳酸が貯まりきる前に休憩ダンシングを入れる。

僕は体重が70kg超えているので
ローディーとしては重量級にあたる。
もっと体重が軽ければダンシング主体でも良いかもしれないが
結局パワーをつかってシッティングで登る方が速い気がする。

まあ…この程度の練習では本番までに速くなる事はまあないだろうし
なるべく上位いけるようになんとか頑張るだけだ。

ちくさ高原ヒルクライム「Aクラス」は

12.5kmの1本目と
6.5kmの2本目の合計タイムを競うレースだ。

1本目の序盤は6kmまでほとんど平地の緩斜面がつづぎ
ロードレースのような高速の集団走行が展開される模様。
残り6.5kmがヒルクライム本番。

正直、登りを一気に駆け上がるのは6kmくらいが限界。
1本目の序盤は申し訳ないが、列車タダ乗りを決め込んで
できるだけ先頭集団で体力を温存し
残り6.5kmはマイペースで登ろうと思っている。

2本目は…まあ…気合いですね。

どうなることやら分かりませんが
せっかく参加するので精一杯楽しもうと思います。