レポート:ツール ド 新城(クリテリウム:ルーキー)その3 | 僕☆ロード麺!   

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「ロードバイク」と「自作ラーメン」の記録。


あっという間に終わってしまった…

前半こそいろいろ考えながらレースを進めていたが
後半は苦しすぎてバカになってしまい

全くわけがわからない状態だった。

しんどすぎる!!
クリテリウム…
しんどすぎるわ!!


酸欠なのか頭がボーっとして
脳みそが脈をうっているように
ドクンドクンいってるのがわかった。

ゴール後の選手はそのまま300mほど進み
選手回収出口から戻る事になっていた。

完全に力を使い尽くした僕は
ぼんやりしてしまい
回収出口を通り過ぎてしまう。

「はっ!ここか!」

少し進んだところで気づき
自転車を押しながら回収出口へ向かう。

赤兄さんはもう見当たらない。
係の人が「はいこっちですよー」といっている。

そのとき一人の選手がコースから回収出口に走ってきた。
ぴたりと止まると

「周回ボードが1だったら残り1周ですよね!」
とだけ言って、再びコースに戻り走り去ってしまった。

…。

…。

僕はちゃんと10周走ったのだろうか?

なんで赤兄さんはいないんだろう?
そもそも周回ボードをほとんど見ていなかった。
チェッカーフラッグはふられてたけど
あれってひょっとして、ラスト1周の合図だったりして。

うわ!?
やってしまった!?

不安に駆られた僕は
念のためコースに戻りあと一周することにした。

まわりには誰も走っておらず
カーブごとにいる係の人は温かい拍手を送ってくれる。

計測ポイントの人も
「ラストがんばれー!」
と暖かい拍手。

これは…
最下位の人に送る日本の伝統文化ではないか?

え!?
僕最下位なの!?


もはや笑うしか無く
ヘラヘラと不気味な笑みを浮かべながら
計測タグ回収場所へ戻る。

赤兄さん発見。
「あー。俺全然あかんかったわー。」
と頭を抱えていたが

いや…
僕よりましでしょ。
僕…
最下位なんですよ!?

さっきまで競り合っていた人に
久々に経験する脱力感に苛まれながら
目で訴えかけている自分に気づいた。
(小心者なので声はかけず…)

体が糖分と水分を激しく要求しており
コーラ2本を一気に飲み干す。

リザルトが張り出された。
恐る恐る見ると。

11位。

なんだー。ちゃんと走ってんじゃん!
やったー!!
いや…良くなーい!!

ブログでも恥ずかしながら
表彰台とかほざいていたのに…

惨敗!
これは惨敗でしょ。

11周走って
11位ですか?

アホですか僕は!!!

平均速度は33.8km/hほど。
トップとの差は50秒ほど。

遅っ!!

あああああ…
悔しい…
なんでもっと練習しなかったんだろう…

正直もっと走れると思っていた。

リザルトを見ると
上位3名は1秒差以内の僅差。
上位7位までで4秒以内。

要は先頭集団7名が
仲良くホームストレートまで到達し
スプリント勝負で終わったようだ。

1位の人も35km/hにも届いておらず
例年に比べて特に速かったというわけでもない。
(路面は悪かったけど)

先頭集団>>誰かとブルー兄>>赤兄と僕>>>それ以降

というような差だったようだ。

いや~…
完全な自力不足。
結局練習は嘘をつかないのだ。

最近速くなった気がしていて
調子にのっていて
本当に恥ずかしい…

あわよくば今年限りでルーキーは卒業したろうと
おもっていたが、まだまだ早いようだ。

来年絶対リベンジしたい!

家族も見に来なくてほんとに良かった。
来年は子供たちを連れてきて
目の前で勝利する!!

それを目標に頑張っていこうと
思ったのだった…

【余談】
でも優勝者の平均速度が
チャレンジよりも速いっておかしくないか??
ルーキーは
「俺でも優勝できるかも?」というよこしまな人
(つまり僕みたいな)が集まる
あるいみ仁義なきカテゴリーなのではないかと
改めて感じたのだった。
(失敬)