「お風呂になさいますか、お食事になさいますか」
なんて、会社から帰宅した夫に妻が聞くシーンが、
テレビで昔はありましたね。
ドラマならこれで終わりますが、
コントならこの後に「寝る?」って付くのが
お決まりだったように記憶してます。
そういう会話が成立したのは多分、
「ご主人さま」っていう言葉が死語になってない、
毎朝出社する夫を三つ指突いて送り出す
といった習慣がまだ残っている頃ことでしょう。
ま、そういうのは往々にして良家の話で、
一般的な家庭でしていたかどうか
定かではないんですけど・・・![あせる](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
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建築史家の藤森照信氏が、
「天下無双の建築学入門」の中で、
「その昔、風呂というのはごちそうだった」と述べてます。
なぜか。藤森氏に従えば、
「貴重な燃料と水を大量に費やす風呂という施設は、
都会であろうが田舎であろうが、
おおかたの人々にとって共同利用」するしかない、
なんとも贅沢なものであったというのですな。
でも、今ではそういう贅沢にも慣れ、
天然の温泉ならともかく、普通の風呂である、
家風呂などを「ごちそう」と思うことは少ないでしょうね。
高価な入浴剤を入れたり、
足を湯船でいっぱいに伸ばせたら別でしょうが・・・
![汗](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
えとですね、この前、散歩してたら、
おじさんが薪を割っとるんですよ、斧で。
これを見てたらどうしてもやりたくなりましてね、
その方に「僕にもやらせてください」と頼みました。
すると、快いお返事をいただき、
薪割り初体験となったのでございます。
見てるのとやるのとでは大違い。
思うように斧を振れないんですね。
割る木のど真ん中にめがけて振り出しても、
悲しいことに右や左にずれちゃう。
こうならヤケよ、とばかりに力を入れれば、
あっという間に疲れちゃって斧が振れない。
だから、チョコチョコってしてすぐおじさんと交代。
なんとも情けないことで![しょぼん](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/144.gif)
![しょぼん](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/144.gif)
本当はね、疲れてからが勝負なんでしょうが・・・
しかしね、この薪で沸かした風呂に入れば、
さぞかし贅沢な気分に浸れるんでしょうけどね。
さすがに、風呂にまで入れてくれ、
とはおじさんに頼めませんから、
グリーンツーリズムか何かで
薪割りの風呂を体験しようかしら。
もちろん、自分で割った薪でね。
そうなれば、極楽でしょうなぁ![温泉](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/134.gif)
![温泉](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/134.gif)