何年か前、
私が闇の組織に洗脳されて、
中枢まで入り込んでしまっていたときのことです。
ほつまさんがやばい状態になっている私を、
これはほんとにやばいと感じて、神社に連れていくようになったのです。
二人の神社仏閣巡りのはじまりです。
そしてその初期のころにいきました神社さんに、
先日再訪させていただきました。
阿伎留神社です。
そして様々なことを思い出しました。
(北陸道・総鎮守、気比神宮の大鳥居。日本三大鳥居のひとつ。2020年にいきました)
前に記事にした、
念の籠ったブレスレットを職場のみんなに贈りつけていた麗華さん(仮名)は、
自称霊能力のある人でした。
麗華さんは後から職場に来た人で、実は一番新入りだったのですが、
後から実権を一手に握ることになります。
麗華さんは常々、自分は神様の力がどうのとか、英霊がついているとか、言っていました。
本当に、今思えば笑っちゃうんですが、
経理の白井さんからの壮絶ないじめに苦しんでいた
私とバイトの結菜さんは、
霊力があり美人で頭もいい麗華さんを、
神様に動かされている人と、信じたんです。
まあ、藁にも縋る気持ちもあり、
まるで救世主のように見えたんですね。
私がいた職場は変わったところで、
お昼ご飯は経理の白井さんか、事務の佐藤さんが手作りするのです。
そんなに多くない人数でしたから、みんなで昼食を食べるのです。
麗華さんは入社してすぐに、佐沢先生の愛人白井さんを忌み嫌い、
壮絶なバトルを演じるようになりました。
その関係で白井さんがお昼当番のときには、
麗華さんは手作りのハンバーグとか、
高級なデニッシュとか、
有名店の揚げ物とかお総菜などを買ってくるのです。
もちろんみんなで食べられるような分量です。
「皆さんで召し上がってください~、どうぞ~」
みたいな感じで。
白井さんの作ったものなど口にしない、という強い意志が感じられました。
私は白井さんが前に、私のアレルギーのものを食べ物に入れているのを見ましたから、
飛びつきました。
白井さんの作ったときには、私は海苔とふりかけ、味噌汁だけで食べていましたので。
とにかくそんなおかげで、信じられないほど豪華な食卓でした。
しょっちゅう食事を買ってくる麗華さんも、結構お金がかかっていたと思います。
麗華さんは、自分はお金のために働いていない、
志を持ってここにきているのだと言っていました。
そして麗華さんはみんなにブレスレットやその他にも、
いろんなプレゼントをしていました。
それは嫌いなはずの白井さんにも、贈られていました。
そんなプレゼント品のひとつに、麻のものがありました。
そういえば、麻に関することを、
麗華さんは話していたのですが、内容を私は覚えていないのです。
たぶん特別な植物だということを、言っていたと思います。
ところが、その麻で作られたものから、すごく変な匂いがしていたんです。
それでビニールに入れたままにしておきました。
なんか質の悪い麻は、変な匂いがすると、あとで知ったのですが、
油臭いような匂いでした。
全てはあとからわかったことですが、
麻も天然石も、意味があって贈られていたんです。
でも麗華さんには霊力があると、その頃は信じていましたので、
麻とか天然石とか、
意識の高いものを扱う麗華さんは、
やはりすごい、
自分の身銭を切って、お昼の食事を買ってくる麗華さんはすごいと、
ほんとに思っていたのです。
続きます。
✓麗華さん
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