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眼鏡合わせ再開してから漸く最後まで眼鏡合わせを担当。
症例:
16歳 女
眼鏡合わせとCL購入希望
RV=(0.7p×SCL)
LV=(0.8p×SCL)
追加矯正
RV=(0.9×SCL=-0.5)
=(1.2×SCL=-0.75)R …①
LV=(1.2×SCL=-0.5)R …②
①②バランスOK
CL度数
右:-3.25 左:-3.25
当日装用レンズ2W目。
診察にて両目に傷あり。
2W目だったのと、傷のせいで視力が出づらかったのかもしれない。
矯正
RV=(1.2×-4.25)R
LV=(1.0×-4.0)R
=(1.2×-4.25)R
現在の眼鏡度数
右:-3.5 左:-3.25
<眼鏡合わせ>
右:-4.25 左:-4.0
→バランスOK
→10分間装用練習へ
10分後視力 両目(1.0)
RV=(1.2×-4.5)R
LV=(1.0×-4.25)R
→左見やすい
→再度装用練習へ
※左に比べて右の視力の出かたがややスムーズでない。
10分後
右のみ視力測定(出づらいほうの視力確認のみでいいと先輩から言われた為)
右眼視力(1.2)
バランスも左右同じになっていた。
⇒無事処方
<先輩からのアドバイス>
・右のレフ値にばらつきがあったので再検してからしたほうが正確であること。
・最初に測ったCLでの視力と追加矯正での左右差は-0.5Dであったので、眼鏡でも左右差は-0.5Dのほうがいい。
・目安として近視ならCL度数より1段階強い度数、またレフ値から-0.5で
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療養費の説明について
先ずは遠視であることの説明。近視と違って、かけてすぐに見えるわけではないこと。治療の為に必要な眼鏡なので基本的にずっとかけなければいけないこと。体育の時(ドッジボール等)など危ないときは外して大丈夫。
遠視の度数や視力によっては小学校の低学年くらいまでに眼鏡をつけなくてもよくなるかもしれないこと。また、逆にずっと必要になる場合があることも説明。そのときには本人も掛ければ楽に見えることを理解しているので抵抗なく眼鏡装用をするだろうこと。
療養費がおりること。
前述した通り、治療の為の眼鏡なので療養費がおりる。
先ずは加入してる保険の事務局から療養費の申請の為の書類を取り寄せてもらうこと。加入している保険はカルテで確認。
療養費の対象は眼鏡の代金。おりる額は7~8割。
申請までの流れの説明
先ずは眼鏡を作ってもらうこと。その前に書類の取り寄せはして大丈夫。
眼鏡の処方箋は医院の意見書でもあるので、それを持って眼鏡屋に出して作ってもらう。
フレームやレンズの種類にもよるが大体1Wくらい作成に日数がかかること。
眼鏡は本人にフレームを選んでもらったほうがかけるだろう。
眼鏡が出来ると一緒に処方箋も返ってくる。
その処方箋(原本)と眼鏡の領収書(原本)、記入済みの申請書を提出すれば療養費がおりる。
会社によっては医院側での記入が必要な場合がある時もあるのでそのときは持参して頂く。
療養費の申請は5歳未満だと1年毎に、それ以降で9歳未満の場合は2年毎に申請できる。
また、乳幼児の受給者証がある場合。
残りのお金がおりること。
申請に必要なもの
・処方箋(コピー)・眼鏡の領収書(コピー)・療養費の通知書(療養費の申請をすると届く)・受給者証
提出先は受給者証を受け取った窓口へ。
眼鏡が出来上がって1~2Wくらいしたら。再度来院して頂いて、眼鏡が処方箋通りできているか確認し、視力検査もすること。