リリィちゃん光に戻りました。 | Dog=GOD!

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去年の6月29日にタイムリミットが迫るなか
沢山の人の拡散(シェア)のご協力で、素敵な飼い主さんとの縁をガッチリと結んで頂きました。

覚えておりますでしょうか?

肝臓腫瘍・重度のフィラリアでお腹も腫れており、長くは生きられないかもしれない・・・と

獣医さんに言われたのにも関わらず、ご家族の一員として迎えられ

リリィちゃんも、自然豊かな場所で第二の犬生と生まれて初めての【自由】を手に入れたのでした。




状態の悪さから、誰からも引き受けされず、処分されるタイムリミットがついて

ブログをご覧になっている皆さんに、是非とも協力して頂きたいと大拡散していただきました。


呼びかけた当時の記事の閲覧数は36,000ヒットし、それもリリィちゃんの状態を知っても

臆することなく、迎えて頂いた素敵なご家族は、皆さんのご協力の成果でございました。

このネット社会の中で、悪い情報ばかりが目立ちますが、私には感謝の念しかありませんでした。


「こんな素敵な笑顔をする子を殺すわけにはいかない!」とご連絡頂いたときは

処分されなくて済む安堵が心も体も放心したのでした。




重度のフィラリアのため激しい咳を繰り返し、肝臓腫瘍も発見され
今年は越せないかもしれない・・・と宣告を受けたのでした。


毎月たった1個の予防薬も飲ませることをせず、フィラリアに罹患させて
尚且つ棄て去る人間に激しい憎悪を抱いた時期も私にはありました。


それでもリリィちゃんは、手に入れた自由を謳歌し、生まれたばかりの赤ちゃんのように
日に日にイタズラをするようになって、そんなイタズラをしてくれるのが嬉しいとご家族からの報告に

リリィちゃん!良かったね、幸せだね♪とウルウルしながら話したものでした。

一年間、人間と生活をして幸せを感じ、リリィちゃんは光となって戻っていきました。

リリィちゃんの犬生に恥じないように、私達も生きていこう!とリリィちゃんを偲び思いました。

ありがとう、リリィちゃん
お疲れ様、リリィちゃん

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ご家族からのメール

悲しいご報告です。
7月20日(日)リリィが光に戻りました。

ちょうど家の修復工事の大詰めの頃で、入っていた職人さんのおじさんたちは皆さん犬好きでとても心優しい良い方たちばかりでした。

工事に入って2週間ほど経ったころ、暑さのピークがやってきてリリィの咳も酷くなり呼吸も苦しそうになってきていましたが、職人の皆さんも皆で心を配って下さってリリィに快適なように色々と工夫してくれていました。

その後7月14日頃から食欲もなくなり、水だけを飲むようになって次第に動けなくなり、朝晩庭と部屋を自由に出入りできるようにしてやっていましたが、亡くなる前日まで涼しいところに移動したり、おしっこには自力で移動していました。

亡くなったのは20日未明ですが、夜中12時過ぎに寝ていた私のところに本当にリアルにリリィが来て腕の中に身体を預けニコニコしながらベッタリと甘えてきました。

「リリィ、どうしたの?甘えっ子したいの?」と話しながら抱きとめていると、リリィが私の横にある水を飲み、その時にあまりのリアルな感覚にハッと目が覚め、玄関前で寝ていたリリィのところに行くと、意識もあり、しばらく話しかけながら身体を撫で、水を口元に運んで行くと自力で美味しそうに飲みました。

その後落ち着いていたので私もベッドに戻りました。
朝6時前に目覚めてすぐにリリィの所に行きましたが、もうすでに冷たく硬直しており、恐らく私が行ったすぐ後くらいに亡くなったのだと思います。

頭では「もっと色々してあげられたかもしれない」と思うのですが、夢の感覚があまりにリアルでとても温かい想いに包まれている(今も続いています)ため、温かな思いだけが残り、寂しさや残念さは不思議なくらいありません。

リリィはちょど今咲いている庭の百合と一緒に、我が家の白梅の木の根元に埋葬しました。
職人さんたちが「俺たちが手伝ってあげるから」と申し入れてくれて男性2人がかりで穴を掘ってくれて、うちで一番立派なお墓になりました。

人が大好きなリリィは賑やかで楽しい時に光に戻りたかったのかもしれません。

ちょうど娘も帰ってきていて、職人さんたち皆さんの温かな心、思いやりに包まれ、寂しさよりも温かさを残して逝きました。

リリィの人徳ならぬ犬徳だと思います。

リリィが我が家に来てからちょうど1年でした。
この1年は色々ありましたし、私のケアでは至らぬ事も多かったと思いますが、彼女が楽しかったと思って過ごしていてくれていたらありがたいと思います。

素晴らしいご縁をいただき、本当にありがとうございました。

色々とあり、ご報告が遅くなりまして申し訳ありませんでした。

もし良ければ、そして機会がありましたら、是非お墓参りにいらして下さい。

厳しい暑さの中、どうぞお身体お大事にお過ごし下さい。


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