８月４日の土曜日に僕のデビュー作である「劇場版 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film/劇場版 仮面ライダービルド Be The One」 を見に行ってきました
そうなんです。ビルドの方にエキストラで参加してたんです。これで僕も菅田将暉や竹内涼真達と同じ仮面ライダー俳優の仲間入りですよ
というわけで以下感想
en film
冒頭からルパンVSパトVSギャングラーの戦闘という「これぞルパパトだな！」て感じで始まります。尺が３０分ほどしかない中でこれでもかというほどカッコいい戦闘シーンを詰め込んでたので気持ち良く見れましたね。
その中でも魁利と圭一郎がギャングラー世界に連れ込まれてしまった時の「この状況なら俺はお前の仮面を剥がすことだって出来るんだぞ？」「お兄さんそんな汚いことしないでしょ？」という会話は魁利が圭一郎のことをよく理解しているのが現れていてとても好きです。こんなん魁×圭の夢女子になってしまう。
あとは本編だと強キャラのイメージが強いゴーシュがジャックポットストライカーの力で体を操られてた時のTHE 女の子の様な慌てっぷりが印象に残りました。お前こんなかわいい声出せたんだな……。そういえば竹達彩奈さんだったわ……
ジャックポットストライカーを使ったルパンレッドがブルー、イエローと合体するのは事前情報で知らされてなかったので驚きました。「なんで合体すんだよ！」に対してパトレンU号が「「「いや、当たり前だろ？」」」と答えるのは面白かったです。そういえばパトレン側はルパンがグッディ使うと分身するの知らないんだったかな？
スーツ＆生身のアクションも最高でしたが劇場版予算でド派手になっている巨大ロボ戦はもう興奮しっぱなしでした。空を舞うルパンレックスと大地を駆けるパトカイザーのカッコよさといったら溜まりませんよもう！
Be The One
「なんでネットアイドルのファンが政府が秘匿される情報持ってるの？みーたん万能すぎじゃね？」というビルド序盤の謎が解消されたのが意外でした。しかも戦兎はブラッド族に「戦兎と万丈が出会って成長していくまでは全部仕組まれたものだったんだぜ」と言われてまた曇ります。こいつずっと曇らされてんな……。精神世界にいる葛城も最近ずっとお通夜ムードだし。
エボルトの出番はそんなに多くありませんが相変わらずクソ外道っぷりを発揮する上に今回は敵がブラッド族３人なので少し味方の様に描かれてました。戦兎が記憶を失って倒れていた時と同じ大雨の中で仮面ライダーブラッドが戦兎に攻撃する際にブラックホールが出現するシーンは「おお！」と鳥肌が立ちました。多分この映画で一番燃えたシーンはそこですかね……。
エボルトは
この時の敵ながらも戦兎を奮い立たせる「敵側のおやっさん」て感じが僕は好きなので今回もそれらしい雰囲気が出てたのは嬉しかったですね。葛城忍をぶっ殺した張本人なのに「お前がそんなんだと親父さんも草葉の陰で泣いてるよ」と追い打ちをかけるのはもう流石としか言いようがありませんでしたが。
「お前に何が分かる！」と叫ぶ戦兎に対して「お前以上に知ってるよ。なんたって俺達がお前を創ったんだからな」と呟くのは邪悪ながらも「桐生戦兎の生みの親」という感じがしてカッコいい。それにしても前川さんの表情や声の演技はやっぱり凄いなぁと改めて感じました。胡散臭さとカッコ良さと邪悪さが全部詰まってる……。
万丈は物語中盤で洗脳されるうえにドライバーとグレートクローズドラゴンを御堂に取られてしまうためクローズとしての活躍はあまりありませんが、戦兎との「ベストマッチな関係」が強調されておりまして、クローズビルドフォームでの「呼吸を合わせろ馬鹿！」「誰が馬鹿だ！」というやりとりやラストの「お前みたいな馬鹿と合体なんて二度とごめんだね」「あぁ！？せめて筋肉をつけろよ！」とかいかにも馬鹿っぽい言い争いをした後に笑顔でハイタッチするとこなんか最高でした。夢女子になってしまう（２回目）
本編では「万丈が戦兎をどう思ってるか」が集中的に語られていたからか今作では「戦兎が万丈をどう思っているか」がメインだったような気がします。
先程チラッと述べましたが本作の目玉であるクローズビルドフォームはまさかの戦兎と万丈が合体して誕生。ルパパトといい合体ブーム来てますね！！
クローズビルド缶で変身しようとする戦兎を笑顔で見送り、立ち去ろうとする万丈が変身エフェクトに巻き込まれて慌てるシーンは笑ってしまいました。
万丈「おい！なんか巻き込まれてんぞ！」
ビルドドライバー「Are you ready?」
万丈「駄目です！」
はこっちの腹筋が駄目になるところでした。肝心の変身シーンがギャグ調なのがビルドらしいですが、戦闘シーンではドラゴンと兎のオーラを召還してCGモリモリで戦いますし、必殺技が「「ラブ＆ピースキック！！」」なのが良かったですね。直球過ぎて気持ちがいい。
戦兎と万丈が話の中心なのでカズミンと幻徳の活躍は少なめですが、ギャグパート担当という感じでシリアスに進む話の中での清涼剤となってました。というかこの２人が出てる時は大体シアターのあちこちから笑い声が聞こえてました。幻徳が内海に土下座するシーンは僕も声出して笑ってしまいましたし。隣のちびっ子もそのお母さんも笑ってました。ヒゲーッ！！
ギャグもキレッキレでしたが戦闘シーンもキレッキレ。グリスはツインツインブレイカーで「ロックボトルで柱に拘束」→「２つのツインブレイカーを乱射してハチの巣」という美しいコンボを決めてましたし、ローグのデスロールさながらのキックは本編以上の暴れっぷりで、２人ともちゃんとカッコいい見せ場がありました。幻徳がブラッド族に向かって「大義のための犠牲となれ……！」と地獄時代の台詞を言うのはダークヒーローっぷりが出ててクール。
ちなみに内海の出番は上記のギャグシーンだけで多分画面に映った時間は１０秒くらいです。でもそれだけの出番で会場を笑顔にしたのは凄いぜ内海。お前は間違ってないよ。
葛城父も科学を「ラブ＆ピース」のために使おうとしていた、というのが「桐生戦兎という存在が作られたものだったとしてもラブ＆ピースだけは父親から受け継いだ信条で作り物なんかじゃない」という展開に繋がったのは熱かったですね。葛城巧の方も本編で病んでないで戦兎や父親同様に熱い一面を見せてほしいと思ってるのですが、今後の展開であるかな？
新ライダーのジオウは本編終了後（トゥルーエンディングのビルドパートみたいな感じ）に登場。
戦兎が白いパンドラボックスに吸い込まれた先の世界ではいつもの採石場で平成ライダー達が各作品のボスキャラ達と戦いを繰り広げており、春映画やライダー大戦を思い浮かべました。
ジオウの話し方はどこかチャラい若者のような感じで、同じくお祭りライダーだったディケイドが俺様キャラだったのに対してジオウは人懐っこいキャラでいくのかな？と思いました。この辺は始まってみないとわかりませんが。
というわけでルパパト、ビルドともに本編の延長という感じで最高でした！というかビルドに関してはこれも含めて仮面ライダービルドの本編なのでファンの方は見に行った方が良いのでは？
ちなみに言い忘れましたが僕が出てるのは「御堂の演説を聞くシーン」と「十字路でビルドを追いかけるシーン」と「ジーニアスVSブラッドのシーン」です。映画館では見つかりませんでしたが演説のシーンは様々なアングルからエキストラの方を映してくれてたのでコマ送りにしたらひょっとしたらいるかもしれません。円盤出たら探してみます。
あー！２日目の撮影で雨が降らなかったら空手義でめっちゃ目立つシーンに参加出来た筈なのになー！つれーわー！