Привет( ・ω・)ノ

そろそろお正月も終わりですね。

明日からお仕事の人も多いと思います。

私は6日から仕事だと思い込んでいたのですが、実は8日からだったことに今日気づきましたw

それまでには退院できるといいなあ(ノ∀`)

以前にもこのブログで書きましたが、ロシアでは1月7日にクリスマスがある関係で、新年休暇が日本に比べて長いです。

【過去記事】2015年の新年休暇は11日間~土曜日は平日?休日?半ドン?

2015年は11日間。会社によっては1月上旬すべて休みだったりするところもあるようです。

これだけ長いと、休み甲斐があるでしょうね!

さて、ロシアでは毎年、年が明ける直前に、大統領のメッセージが放送される慣例があります。というわけで、今日は2015年のプーチン大統領のロシア国民に向けたメッセージを紹介したいと思います。




 


Владимир Путин: 2015 год будет таким, каким мы сами его сделаем

ウラジーミル・プーチン:2015年は私たち自身が成すようになる


「来たる年は私たち自身が成すようになる」―ウラジーミル・プーチン大統領は新年のメッセージでロシア国民にこのように呼びかけた。大統領は皆に新年を祝い、国の運命に対する責任感に感謝した。


ウラジーミル・プーチン大統領は、来たる年に少なからぬ問題を解決しなければならないだろうと述べた。その際、全体の努力により、国は成功を手にすることができるという確信を表した。


新年のメッセージの中で、プーチン大統領は、クリミアのロシア併合はロシア史上最も重要な標(しるべ)であるとした。「祖国への愛は、最も強い感情の高まりの一つである。それはクリミアおよびセヴァストーポリの住民が、自分の故郷に戻りたいと固く決断したとき、彼らの同胞支援に十分に発揮された。この出来事は国史において最も重要な標として永遠に残るだろう」―このようにプーチン大統領は述べた。


そのほかに、大統領は先頃開催されたオリンピックについて触れた。「私たちは史上最高の冬季オリンピックを準備し、開催しただけではなく、そこで勝利をも収めた。この勝利はわが国の全国民、すなわちオリンピック代表選手の功績でもあり、彼らを支えた人々の功績でもある」。


ウラジーミル・プーチン露大統領の新年のメッセージは、大統領の公式サイトKremlin.Ru.で公開されている。


***

「親愛なる友人の皆さん!


数分後に新たな年、2015年が訪れます。


いつものように、私たちは興奮してこの祝日を待ち、願い事をし、お互いにプレゼントを贈り合い、家族や私たちにとって親しい人々や友人とともに新年を迎えるという、この素晴らしい伝統を楽しんでいます。雰囲気は良く、思いやり、寛大さが私たちの心を暖め、喜ばしい考えや高潔な行いに心を開かせ、希望を抱かせています。


もちろん、今各人は何よりもまず家族の安寧を考え、身近な人々の健康や幸福を願っていることでしょう。各人の幸福と成功から、私たちのロシアの繁栄が形作られるのです。


祖国への愛は、最も強い感情の高まりの一つです。それはクリミアおよびセヴァストーポリの住民が自分の生家に帰ろうと固く決断したとき、彼らに対する同胞支援の中で十分に発揮されました。この出来事は、祖国の歴史における最も重要な標(しるべ)として永遠に残るでしょう。


親愛なる友人の皆さん!


今、私たちが行く年の総括をするとき、あなた方の団結と連帯、また正義、名誉、公平性、自国の運命に対する責任を深く感じて下さったこと、ロシアの利益を守り通し、凱旋の日にも試練のときにもロシアとともにあり、私たちの最も大胆で大規模なプランを達成しようという変わらぬ覚悟を示して下さったことに対し、心から感謝をしたいのです。


また、数年前にはソチ五輪は夢物語だと考えられていました。ですが、夢物語は単に叶っただけではありません。私たちは史上最高の冬季五輪を準備し、開催しただけでなく、そこで勝利を収めたのです。この勝利は、わが国の全国民の功績、すなわちオリンピック代表選手の功績でもあり、彼らを支えた人々の功績でもあります。


来たる年、私たちの前にともに立ちはだかるのは少なからぬ問題の解決であり、この年は私たちが自ら成すようになるでしょう。それがどれだけ効果的に、創造的に、結果を出せるようになるかは、私たちの努力にかかっています。ほかの方法はありません。そして私たちは自分自身のために、私たちの子どものために、ロシアのために計画されたことを全て達成し、実現しなければならないのです。


友人の皆さん!新年は間近です。新年を迎え、自分の近しい人々に最も暖かい言葉を述べるときです。理解と信頼、忍耐と配慮に対し、その人たちにありがとうと言うときです。善と愛があればあるほど、私たちは確信を持ち強くなれる。すなわち、必ず成功をつかむことができるのです。


皆さん、祝日おめでとう!2015年明けましておめでとう!」

***

ウラジーミル・プーチン大統領は、長い年月の中で初めて新年祝辞の背景を変えた。彼が国民にメッセージを送ったのは、スパスカヤ塔を背にしてではなかったのである。大統領の背にあったのは夜のモスクワの中心部、すなわち橋や河岸を含めたモスクワ・クレムリンの全景であった。大統領による新年のメッセージの場所は12月31日まで秘められていた。何年にもわたって連続で大統領の新年のメッセージを録画してきたスパスカヤ塔は、現在建築用材によって見られない状態であり、来年の春まで復元作業中の見込みだ。


15年前の1999年12月31日、ロシア国民は2つのメッセージを目にした。ボリス・エリツィン初代ロシア大統領は、正午に引退を表明。別れに際し、「ロシアを大切に」との歴史的フレーズを発した。午前0時直前、ロシア国民はウラジーミル・プーチン大統領代行からの祝辞を耳にした。ウラジーミル・プーチンがロシア国民に新年の祝辞を述べたのは全部で11回。1999年~2007年と大統領復帰後の2012年~2013年だ。


新年を前に、「全ロシア世論調査センター」が定期調査を行った。人々は、彼らの視点から見て、現在のロシアのエリートに数えられる人、つまり現在ロシアに最も大きな貢献をしている人物を10人挙げるように依頼された。その際、政治家、下院議員、知事に限らず、創作活動に従事する人、アスリート、ジャーナリスト、テレビ司会者なども挙げてよいとし、回答者による回答に選択肢は設けなかった。ランキングのトップは期待通りウラジーミル・プーチンだった。彼は10年連続でロシアエリートランキングの首位であるが、しかも今回は調査史上最高の結果を残した。「今年、彼の名を挙げたロシア国民の割合は、昨年の数字(66%)を大きく上回り、史上最高の数字に達した(81%)。このように、「全ロシア世論調査センター」は指摘している。


全国的に新年の夜はお祝いのコンサートが開催され、多くの都市では花火が鳴り響いた。何十万人もの人々が、極東からバルト海に至るまで、ムルマンスクからクリミアに至るまで、通りに出た。その夜いくつかの地域を襲った強い冷え込みも、彼らを驚かせはしなかったと「ロシア24」は伝えている。首都では広場や大通りで25万人のモスクワ市民や訪問者が新年を迎えた。社会秩序を乱すような深刻な違反は特に起こらなかった。非常事態省によれば、新年には全国的に非常事態は一つも記録されていないという。


出典:Вести

何かいつもと雰囲気が違うと思ったら、スパスカヤ塔が修理中だったのですね( ゚д゚)

でも、これはこれで美しいと思います。

2014年、ロシアをめぐっては色んなことがありました。

ソチ五輪、ウクライナ情勢、クリミアとセヴァストーポリのこと、欧米各国からの制裁、ルーブル安・・・

そんな状況の中、国民を勇気づける意図もあるのでしょうね。

今年は日露両国にとってもさらに良い年になるといいなあ、と一庶民ながらに思います。
С Новым Годом!




皆様、新年あけましておめでとうございます。

素敵な年末年始を過ごされたことと思います。

私はというと、元旦からまさかの展開にwww

なんとまた入院することになってしまいましたorz

痛みが出ないときは普通の人とあまり変わらないんですけどね(´・ω・`)

とりあえず、入院中は暇なので、家からPC持ってきて貰いました。仕事もあるし、早く退院できるといいなー。

ともあれ、忘れられない2015年の幕開けとなりました。

さて、上に貼った画像はロシアのサイトから引っ張ってきた年賀状素材なのですが、よく見ると結構面白いんですよね。

左の方にГод козыと書いてあります。

バックには漢字で「羊」と書いてあります。

シルエットは・・・ヤギ?

ロシアでも十二支はわりとポピュラーで、由来は一般には中国暦(Китайский календарь)だと考えられています。

十二支と星座占いを組み合わせたものまで存在するんですよね( ゚д゚)

日本では2015年は「未年(ひつじどし)」ですが、ロシアではГод овца(羊の年)よりもГод козы(ヤギの年)と呼ぶ方が優勢のようです。

羊なのかヤギなのか。

ヤギって漢字では山羊と書くぐらいだし、そもそも羊とヤギってどうやって見分けるのか・・・

考えてみると、地味に難しいかも(ノ∀`)

両方とも、ウシ科ヒツジ亜科ヤギ属ですし、案外似たようなものかもしれませんがw

調べてみるのも面白いかもしれませんね。

本年もよろしくお願いいたします☆彡

Привет( ・ω・)ノ

おかげさまで、昨日無事に退院しました!

一時は病院で年越しになるかも・・・と心配でしたが、痛みが治まって良かったです(∩´∀`)∩

入院生活は食事も美味しくて、至れり尽くせりの生活で、2泊3日で1キロ体重が増えていましたorz

病院食はヘルシーだと思って油断しましたわ。動かないからそりゃ太りますよね。

さて、全日本フィギュアが閉幕し、世界選手権の出場選手発表の直後、衝撃の展開がありましたね。

町田くん電撃引退

そして世界選手権代表辞退

工エエェェ(´д`)ェェエエ工


何でだよ・・・まだ完璧な第九見てないよ・・・

今後は大学院に進学して研究者を目指すそうですね。

なぜそういう茨の道を選ぶのか(´・ω・`)

文系研究者なんてポストほとんど無いのに。40歳で常勤になれれば万々歳。しかも常勤になれるのなんてほんの一握りなのに。

何かもったいないなあ・・・と思ってしまいます。

しかし、町田くんの論文が出たら読んでみたいなあ。院生ならば学会発表もしなきゃならないし、それはそれで楽しみであります。

一方、ロシア選手権の方はというと、前回の記事にも書いたように、男子はコフトゥンくんが2連覇女子はラジ子が初優勝でした。

女子シングル(総合結果)

1位 エレーナ・ラジオノワ 217.45
2位 エリザヴェータ・トゥクタミシェワ 212.35
3位 エヴゲーニヤ・メドヴェジェワ 209.81
4位 アンナ・ポゴリラヤ 204.51
5位 セラフィマ・サハノヴィチ 191.84

なお、レオノワは7位(184.33)、リプニツカヤはSPより順位を落として9位(169.70)でした。ジュニアの躍進が目立ちます。

ペア(総合結果)

1位 ストルボワ/クリモフ 212.10
2位 タラソワ/モロゾフ 208.23
3位 川口/スミルノフ 207.68

ペアは大変な接戦だったようです。

というわけで、男女優勝者のインタビューを載せておきます。

ロシア選手権男子:優勝マクシム・コフトゥン


Максим Ковтун: выиграл, но что-то не очень доволен

マクシム・コフトゥン:優勝はしたが、何だかあまり満足していない


今日12月26日、ソチでフィギュアスケートロシア選手権が開催され、男子シングルで最初の表彰式が行われた。2年連続で優勝したのは271.52を獲得したマクシム・コフトゥンで、270.53のセルゲイ・ヴォロノフを上回った。自身の優勝について、マクシム・コフトゥンがスポーツ情報局「ヴェシ・スポルト」のマリア・スタロヴェロワ特派員に語った。

マクシム・コフトゥンは語る。

―昨日お話ししたように、僕たちは準備期間中スピンに多くの時間を割いてきたのですが、今日またもや最後のスピンが酷い出来になってしまいました。失敗したと言ってもいいです。もっと練習が必要だし、まさに疲れている状態でスピンをしなければならないということは理解しています。僕たちはそれらを個々にやっていますが、滑っているときにほんの少し疲れると、自分の身体をコントロールし辛くなるのです。そして今回みたいなことになる。全体として、今のところは言葉が見つかりません・・・優勝はしましたが、何だかあまり満足はしていません。サルコウはまた失敗してしまった。ジャンプの前にずれていて、軌道が正しくなかったことがわかっていました。大会ではジャンプに挑むとき、速度不足になりやすかったり、速度超過になりやすかったりするのです。今回はGPファイナルのときのように、やはり速度不足を恐れていたので、結果として非常に悪い出来になってしまいました。最初の4回転までに、すでにジャンプを引っ張りだすのは不可能だと分かっていました。ロシア選手権へ向けての準備にかける時間が少なかったので、してしまったことはしょうがないです。何の練習をすべきかはわかっています。僕にとって重要だったのは、計画したこと全てをやりきることでした。最後まで戦いましたが、乗り切るにはやや至りませんでした。後半は全てやり切りました。アクセル―トゥループは跳べました。僕にとって今これをやることは難しくて、ややミスが溜まっていました。


マクシム・コフトゥンはさらに詳しく語る。


―一番の問題は、最初のジャンプをやりこむことがとても難しいということです。練習では一度も失敗したことがありません。しかし、大会では緊張している時にそういうことが起こります。僕は練習ではそういう緊張を起こすことができないんです。どうやったらそういう状態に至ることができるのでしょうか!?連盟の偉い人たちを呼ぶとしても、毎日そうすることはできません。彼らが練習に頻繁に来ても、そういう機会はあっという間です。僕が言われたのは、「そういうのはきっと無い、練習で緊張感を作り出す必要がある」ということです。試みていますが、でもどうやって?大会のプレッシャーを作り出すのはとても大変です。


ロシア選手権女子:優勝エレーナ・ラジオノワ

Елена Радионова: стремилась передать своим катанием идеалы мира, добра – хотела отдать зрителям весь трепет своей души, всю свою нежность

エレーナ・ラジオノワ:自分のスケーティングで、平和や善の理想を伝えようと努めた―観客に自分の魂のありったけの緊迫感を、自分のありったけの優しさを捧げたかった


今日12月27日、ソチでフィギュアスケートロシア選手権が閉幕した。女子シングルではエレーナ・ラジオノワ(217.45)が優勝した。エレーナ・ラジオノワが優勝を決めたスケーティングについて、スポーツ情報局「ヴェシ・スポルト」のマリア・スタロヴェロワ特派員に感想を語った。

エレーナ・ラジオノワは語る。

―ロシア選手権ではどちらのプログラムもミス無く滑ることができました。自分にとても満足しています!
私は自分のFSをとても大事に扱っています。前半では緊迫感と優しさを見せています。自分のスケーティングで平和や善の理想を伝えようと努めました。私は観客に自分の魂のありったけの緊迫感を、ありったけの優しさを捧げたかったんです。全世界に平和を、というシンプルな思いを皆さんに伝えたかったんです。私はこのプログラムがとても好きです。常に一層よりよいものを見せ、それを求めていくことはできます。今シーズン、このプログラムには一切変更を加えていません。エレメンツの改善は終わりがないけれど、プログラムの難度を揚げるのは意味がありません。いずれにしても、私とコーチはそういうことを考えていません。

エレーナ・ラジオノワはさらに詳しく語る。


―もちろん、欧州選手権選抜のことは考えていませんでした。頭がそのことで一杯にならないように努めました。でも、プラン「B」も私の頭の中にはなかったんですよ。


なお、欧州選手権の代表メンバーの発表がありました。

男子:マクシム・コフトゥン、セルゲイ・ヴォロノフ、アジヤン・ピトケーエフ 
(補欠:コンスタンチン・メンショフ、ゴルジェイ・ゴルシコフ、アルトゥール・ガチンスキー)

アイスダンス:エレーナ・イリニフ/ルスラン・ジガンシン、クセーニア・モニコ/キリル・ハリャヴィン、アレクサンドラ・ステパノワ/イワン・ブキン
(補欠:ヴィクトリア・シニツィナ/ニキータ・カツァラポフ、エカテリーナ・ボブロワ/ドミートリー・ソロヴィヨフ)


ペア:クセーニア・ストルボワ/フョードル・クリモフ、エヴゲーニア・タラソワ/ウラジーミル・モロゾフ、川口悠子/アレクサンドル・スミルノフ
(補欠:クリスチーナ・アスタホワ/アレクセイ・ロゴノフ、ヴェーラ・バザロワ/アンドレイ・ジェプタト、タチアナ・ヴォロソジャル/マクシム・トランコフ)


女子:エレーナ・ラジオノワ、エリザヴェータ・トゥクタミシェワ、アンナ・ポゴリラヤ
(補欠:アリョーナ・レオノワ、マリア・アルテミエワ、アデリーナ・ソトニコワ)

リプ選外・・・(´・ω・`)

ロシア選手権での不振も影響しているのかなあ。

先にはまだ世界選手権もありますし、彼女の素敵な演技をまた見たいものです。
Привет( ・ω・)ノ

皆様、年の瀬いかがお過ごしですか?

私はこの慌ただしい時期だというのに、まさかの入院orz

3日前の夜中、背中の左側に激烈な痛みが発生しまして、それは小一時間で治まったのですが、また翌日再発。

たまたまその翌日が健診だったのと、ちょうど診察のときに痛みが出ていたので、お医者さんに聞いてみたところ、尿検査で潜血と蛋白がガッツリ出ました。

どうやら結石らしいですorz

私は痛みに強い方だと思うんですが、歩けないし会話もできないほどの痛みで涙出そうでした(;´Д`)

結石って痛いんですね・・・出産とどちらが痛いでしょうか・・・

帰宅して水分とって様子見てもいいし、入院してもいいし、どちらでもいいと言われたのですが、昼間は家に1人ということもあって、何かあったら怖いので大事をとって入院することにしました。

生まれて初めての入院&点滴ということで、私より周囲が大騒ぎしてました(;´Д`)

退院日未定でしたが、ここ2日で点滴を7本ぐらい打って痛みも引いたので、自宅で経過観察に切り替えるのだそうです(石はまだ出てませんが)。

というわけで、明日退院です(∩´∀`)∩

2泊3日の入院生活でした。

病院食は美味しかったし、ほぼ食っちゃ寝の生活だったので、いたずらに周囲を騒がしただけというorz

自分としてはしっかり休めたし、いい経験になりました。

さて、今ちょうどテレビでフィギュアスケート日本選手権が放送されていますね!

ロシアでも今、ロシア選手権の真っ最中で、男子シングルアイスダンスはすでに結果が出ています。

女子シングルペアはまだSPの結果だけですが、その一部を紹介します。

男子シングル(総合結果)
1位 マクシム・コフトゥン 271.52
2位 セルゲイ・ヴォロノフ  270.53
3位 アジヤン・ピトケーエフ   240.96
4位 コンスタンチン・メンショフ  237.27
5位 ゴルジェイ・ゴルシコフ  228.56
6位 アルトゥール・ガチンスキー  222.07
(以下略)

アイスダンス(総合結果)
1位 イリニフ/ジガンシン 171.41
2位 モニコ/ハリャヴィン 167.19
3位 ステパノワ/ブキン 166.19
4位 シニツィナ/カツァラポフ 158.57
(以下略)

女子シングル(SP終了時点)
1位 エレーナ・ラジオノワ 74.13
2位 エリザヴェータ・トゥクタミシェワ 73.62
3位 エヴゲーニヤ・メドヴェジェワ 72.57
4位 アンナ・ポゴリラヤ 71.17
5位 アリョーナ・レオノワ 67.99
6位 ユリア・リプニツカヤ 66.90
(以下略)

ペア(SP終了時点)
1位 ストルボワ/クリモフ 75.72
2位 川口/スミルノフ 71.81
3位 タラソワ/モロゾフ 70.29
(以下略)

出典:ФФККР

男子シングルはGPFにも出場したコフトゥンくんが優勝、2位がヴォロノフさんでしたが、かなりの僅差だったようですね( ゚д゚)

女子シングルは今のところ途中経過ですが、1位ラジ子2位リーザとなっています。ユーリャが伸びてないのが気になります。

フリーで巻き返しはなるか!?

もうすぐ消灯なので、インタビューや動画は明日以降にアップしまーす( ・ω・)ノ
Привет( ・ω・)ノ

早いもので、今年も残すところあと10日となりました。

大掃除もしてないし、年賀状も書いてないー。

けれど、危機感は一切ない私ですw

年内の仕事が終わってからやろうorz

先日も取り上げたように、ロシアではルーブルが急落して大いに話題になっていますが、一方で露中関係にも大変なことが起きるかも、というニュースが出ていました。


Появилось видео, как путинский тигр Кузя поедает домашнюю собаку

プーチンの虎「クージャ」がペットの犬を食らう動画がアップされる


12月17日


ウラジーミル・プーチン大統領によって野に放たれたアムールトラのクージャが、ペットの犬を食らう


それは中国とロシアの間にあるアムール川に浮かぶ、ボリショイ・ウスリースキー島で起こった。クージャの姿を捉えたのは、地元の病院に設置された赤外線防犯カメラだ。虎は犬を食らった後、ロシアの領土へ戻っていった。

クージャが家畜を襲うのはこれが初めてではないということは周知の事実だ。10月、「プーチンの虎」は中国北東部で5羽の鶏を殺害し、地元農家を激怒させた。

以前、本紙はアムールトラのクージャが「アムールトラ・プログラム」の一環として、ウラジーミル・プーチン露大統領によって野に放たれたと伝えた。しかし、アムール地方領内には、クージャとさらに5匹の虎には餌が不足していたことがわかった。その結果、虎たちは餌を求めてさまようようになった。虎がロシアから逃亡した後、中国政府はクージャの居場所を突き止めることを約束していた。

出典:ДеПо(リンク先動画あり)

何それ超こわい

極東にあり、日本とも関係の深いハバロフスクは、アムール川の右岸にある町。

ロシアと中国の国境はちょうどアムール川に引かれています。

アムール川は中国では黒竜江と呼ばれています。

このアムール川が、ウスリー川という別の川と合流するあたりに、「ボリショイ・ウスリースキー島」という結構大きな島があります。中国では「黒瞎子島」と呼ばれるのがそれです。

その島は西半分が中国、東半分がロシアの領土なのですが、今回の事件はまさにその辺りで起こっているようです((((;゚Д゚))))

そもそも、なぜプーチン大統領はそんなところで虎を放ったのでしょうか。

その経緯はこんな感じ↓↓


Брат тигра Кузи из Приморья, выпущенного Путиным, вернулся из Китая в Россию

プーチンによって放たれた沿海地方の虎「クージャ」の兄弟が中国からロシアへ帰還
現在、虎はボリショイ・ウスリースキー島に


ウラジオストク、12月16日


沿海地方出身のプーチンの虎「クージャ」の兄弟にあたる、アムールトラの「ウスチン」が中国からロシアへ帰還した。現在、虎はボリショイ・ウスリースキー島に滞在していると、タス通信が連邦会計機関「スペツインスペクツィア」ヴィクトル・セルジューク報道官の発言を引用して伝えている。


「衛星モニタリングデータによると、虎のウスチンはロシアと中国の国境を越え、現在ボリショイ・ウスリースキー島のロシア側にいる。おそらく、彼はそこで何かを捕らえ、現在は島内を歩きまわっているのだろう」―このように報道官は述べ、今後虎がどこへ移動するのか予測は難しいと発言した。

アムールトラのクージャは、1週間前、凍結したアムール川を渡って中国からロシアへ帰還したが、ユダヤ自治州にあるジチュン禁猟区にとどまっていると、セルジューク報道官は述べた。
約2年前、極東のタイガにある沿海地方南部で、5匹の衰弱した子どもの虎が発見された。2匹はメス、3匹がオスだった。虎はハバロフスク地方と沿海地方の虎リハビリテーションセンターに送られた。虎たちにはウスチン、ボーリャ、クージャ、イロナ、スヴェトラヤという名前が与えられた。

ウラジーミル・プーチン露大統領は今年5月、アムール州でクージャ、ボーリャ、イロナを野に放った。6月、ユダヤ自治州でウスチンとスヴェトラヤが放たれた。虎には衛星を通じて動きを追跡する特別な首輪がつけられている。
10月の初め、クージャがアムール川を泳ぎ渡り、中国へ侵入。11月半ばには、ハバロフスク近郊のボリショイ・ウスリースキー島で1週間を過ごしていたウスチンが、クージャに続いて国境を越えた。

ロシアの専門家は、2匹の虎が徘徊し、故郷である沿海地方南部への道を作ろうとしているのではないかと予想している。


2年前、衰弱した子どもの虎5匹を保護

虎、回復

プーチン大統領が野に放つ

中国に侵入し、無双


ということらしい(;´Д`)

なぜかゲームの三國無双を思い出してしまったw

しかし、現地の人にとってはたまったものじゃないよなあ・・・

仮に日本でそういうことが起こったら、どんな対応になるんだろう?

お隣の国から猛獣が泳いで渡ってきて、日本の農家の家畜や家禽を襲い始めたら・・・?

外交上の問題は?

考えるだけで怖ろしいですね((((;゚Д゚))))

でも、餌がなけりゃどうにもならんしなあ。

何気に難しい問題です。
Привет( ・ω・)ノ

毎年恒例、プーチン大統領の大規模記者会見が行われましたね。

数時間あるので全部見ている余裕はないのですが、「ロシアの声」にダイジェストがアップされてました。

リンク:ロシアの声

そのことに関連してか、今日の日本のニュースでは「ルーブル安がヤバすぎ」的な話題が多く取り上げられていました。

仕事から帰ってきてテレビつけたら、偶然ルーブルのレートの表が出ていたけれど・・・



急激に下がりすぎ(;´Д`)

その影響で外資系のお店(IKEAなど)が値上げをするとかで、駆け込みで買い物をする人が増えていると報道されていました。アップルのオンラインストアも閉鎖しているそうですね。

先月、ルーブルが変動相場制に移行して、その影響もあるのかもしれないけど、石油価格の下落とか経済制裁の影響とかもあるんだろうな。

支持率がこれまでにないほど高いプーチン大統領ですが、この状況をいかに切り抜けていくんでしょうね。



前置きが長くなりました。

話はガラッと変わりますが、昨日に引き続いて女子フリーのインタビューのつづきです。

ポゴリラヤリプニツカヤのインタビューです。

ちょっと急いで訳したので、誤訳あったらすみませんorz


アンナ・ポゴリラヤFS:「火の鳥」


Анна Погорилая: обидно, что не весь пьедестал получился российским

アンナ・ポゴリラヤ:表彰台が全員ロシア人じゃなくて悔しい


―この大会の表彰台が全員ロシア人じゃなくて悔しいです。そうだったらはるかに嬉しかったのに。私たちのミスじゃなければ良かったのに。私たちが皆どんな風に練習しているか、多くの人とともにトレーニングしているかを私は知っています。これほど練習しているのに、自分の結果を残すことができなくてとても悔しいです。一番は今年のGPファイナルで少し順位が上がったことです。それが一番です。今後はもっとよくなるはず。私を指導しているアンナ・ツァリョーワコーチが言うには、ロシア選手権までトレーニングで私はFSの通しを1つじゃなくて3つすることになるみたいです。トレーニングはさらに集中的にやります。滑った後はさらに個別にジャンプの要素をやるつもりです。ロシア選手権で全てが自動的にできるように。

出典:Весь спорт

テレビ実況で「町田くんから影響を受けた」と言っていた「火の鳥」のテーマですが、何かすごく辛そうに演技していたように感じます(´・ω・`)

ショートのインタで、「スピンは好きじゃないけど、20回ずつ練習している」と言っていましたが、フリーでは崩れてしまいましたね。

キスクラで涙を流していたのが印象的でした。悔しかっただろうな。

前回のGPFでは6位でしたから、2つ順位を上げられたことは良かったと思います。


ユリア・リプニツカヤFS:「ロミオとジュリエット」


Юлия Липницкая: я даю себе право на ошибку в этом сезоне, но ведь не на 15 же в одной программе!

ユリア・リプニツカヤ:今季、私は自分にミスする権利を与えているけれど、一つのプログラムに15もミスする権利を与えているわけじゃない!


ユリア・リプニツカヤは語る。


―確かに、今季私は自分にミスする権利を与えています。でも一つのプログラムに15もミスする権利を与えているわけじゃない。今回はプログラムの間ずっとぐったりしていました。なぜかはわかりません。練習では毎日滑っているのに滑りきれないんです。特にクリーンには。体力が足らないんです。今は手も足もいつもの感覚じゃありません。だから、このGPファイナルへの出場は自分にとっては何のプラスにもなりませんでした。確かに、フランス大会の後、私のSPは良くなりました。でもFSは酷くなっただけです。でも、私が事実上十分に練習できているのはボルドー大会からだけで、シーズン開始時点からではありません。今後どうするべきか、滑りこむべきかまだわかりません。

出典:Весь спорт

うーん、スランプですかねえ(´・ω・`)

ジャンプのエッジで苦労しているのかなあ。彼女もまた号泣していたのが気になります。

「ジュリエット」は以前にも滑ったことのある曲。衣装もすごく素敵。

彼女の名前であるЮлия(ユリア/ユリヤ)は、英語圏のJulia(ジュリア)とルーツが同じで、その指小形がJuliet(ジュリエット)だったりするなあ、などと考えながら演技を見ていましたが、なかなか満足のいく演技ができていないみたいですね。

次のロシア選手権ではがんばってほしいな。

ちなみにGPシリーズを怪我で欠場したソトニコワちゃんは、数日前に練習を再開したそうです。でもロシア選手権には出場しない予定なんだとか。

怪我が多いスポーツですし、無理はせず、体調を整えて欲しいです。
Привет( ・ω・)ノ

寒いですね(´・ω・`)

北海道のあたりに爆弾低気圧があるとかで、数年に一度の猛吹雪になっているそうですね。

私の住む東京も夜になると氷点下になりますが、積雪はないので助かっています。

今年の2月のような大雪はもう沢山ですorz

さて、少し間があいてしまいましたが、フィギュアスケートGPFの女子フリーの結果について振り返って見たいと思います。

【女子シングル総合順位】

1位 エリザヴェータ・トゥクタミシェワロシア
2位 エレーナ・ラジオノワロシア
3位 アシュリー・ワグナーアメリカ
4位 アンナ・ポゴリラヤロシア
5位 ユリア・リプニツカヤロシア
6位 本郷理華日本


トゥクタミシェワがショート、フリーともに良い演技で総合1位!!!

一方、ショート2位だったリプニツカヤがフリーでまさかの最下位。総合5位という結果に。

理華さんはこのメンツにもかかわらず、堂々とした演技が素敵でした!

悲喜こもごもの女子フリー。各選手のインタビューを読んでみたいと思います。




エリザヴェータ・トゥクタミシェワFS :「Batwannis Beek」

Елизавета Туктамышева: очень счастлива, что смогла выиграть финал Гран-при, учитывая, что болела и выходила на старт с простудой

エリザヴェータ・トゥクタミシェワ:体調を崩して風邪をひいた状態でGPファイナルに出たことを考えると、優勝できてとても幸せ

今日12月13日、バルセロナ(スペイン)でフィギュアスケートGPファイナルが開催されている。女子シングルではエリザヴェータ・トゥクタミシェワが2つのプログラムで合計203.58点を獲得し優勝した。2位はエレーナ・ラジオノワ(198.74)、3位はアメリカのアシュリー・ワグナー(189.50)。アンナ・ポゴリラヤは4位(180.29)、ユリア・リプニツカヤは5位(177.79)だった。スポーツ情報局「ヴェシ・スポルト」のマリア・スタロヴェロワ特派員に、エリザヴェータ・トゥクタミシェワが演技の感想を語った。

エリザヴェータ・トゥクタミシェワは語る。

―正直言って、今シーズン初めてクリーンな演技ができて少し驚いているんです。喜びも倍増です。もちろん、体調を崩して風邪を引いた状態でGPファイナルに出たことを考えると、優勝できてとても幸せです。良いとは言えないコンディションで、今日は滑るのが少し辛かったです。プログラムの終わりの方では足が動かなくなって、負荷に耐えられませんでした。最後の力を振り絞ってプログラムを滑り終えたと言っていいほどです。やり切ることができてとても嬉しいです。次の課題はホームのサンクト・ペテルブルグへと戻り、完全回復してロシア選手権でもクリーンな演技をすることです。

―私はすでに今シーズン多くの大会に出場し、バルセロナには少し疲れた状態で到着しました。もしかしたら、それこそがGPファイナルの前の免疫力の低下につながったのかもしれません。私はとても良いコンディションだったのに、身体が耐え切れなかったみたいです。今起こったことがとても嬉しいです。今度はこういうミスをせず、ロシア選手権で良い演技ができるように、もっと自分の健康に気をつけます。乱暴に言えば、残っているのは一番大切な大会を滑りきることです。その後は休養をし力を回復させるために、長い休憩があります。もう新年の、祝日の気分を感じたいです。もうすぐ新年ですからね。楽しみです。その後、すべて順調であれば、最初の大会は1月にあります。ロシア選手権はもちろんさらに面白く、大変でしょう。だってこの大会でもSP終了時点で上位4人はロシアの選手だったのですから。


今季すごい勢いで色んな大会に出ていたリーザ。

前シーズンまでとても苦労していたのを見てきたので、心底よかったと思いました( ;∀;)

フリーではアラビアン調の音楽がとても良く似合っていて、エキゾチックな魅力を存分に発揮してくれました。ステップのときの歓声もすごかったし、気合十分で押し切ったなー、って思いました。

次はロシア選手権。

きっと激しい戦いになるでしょうが、リーザの活躍をもっと見たいです(∩´∀`)∩



エレーナ・ラジオノワFS:ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」

Елена Радионова: у меня было всего два дня на подготовку, чтобы собрать прыжки

エレーナ・ラジオノワ:ジャンプをまとめるための準備期間は全部で2日間しかなかった


エレーナ・ラジオノワは語る。


―クリーンなスケーティングです。でも、どの大会の後でも練習すべきことはあります。滑走も、ループも、やらなきゃならないことはまだ沢山あるし、スピンも伸びしろがあります。私は立ち止まるつもりはありませんし、ロシア選手権前にプログラムを滑りこむつもりです。コーチはとても興奮していました。彼女はそれを表に出しませんが、私は心の中でそれを感じます。だから、私がコーチを喜ばせることができてとても嬉しいです。今日、コーチが私に満足してくれていると信じています。このGPファイナルは前の大会よりもよいスケーティングができました。それにくわえて、今日FSで私は新しい衣装を着て滑りました。日本の皆さんが私に縫ってくれたものです。衣装もいくぶん私を助けてくれたことが嬉しいです。これを着ると滑りやすかったです。

悔しかったのは、バルセロナへ発つ少し前に体調を崩したことです。体調を崩したとき、私は熱がある状態で滑っていました。でも、私たちは熱を計っていなかったんです。意味が無いと思ったから。どうしても耐えられなくなってようやく熱を計ってみたら、38度あることがわかったんです。フラフラの状態でここに来ました。あまりトレーニングができていなかったので。私にはジャンプをまとめるのに全部で2日間しかありませんでした。病気をした後はいつもひどく疲れます。大事なのはそれを乗り越えることです。FSを滑りきることができて、クリーンに滑れてとても嬉しいです。この大会では、病気になることはあっても、やはり通常の演技をすることができるという経験を得ることができました。大事なのは、挫折しないこと、そしてあきらめないこと。だから、今日私は演技を追えて、すごく感情的に喜んでいるんです。これらの小さな困難でさえ私の妨げにならなかったことは、私にとっての小さな勝利なんです。

出典:Весь спорт

滑り終わったあと、すごくいい顔してましたねー。

\(^o^)/

って顔文字そのものって感じの。嬉しかったんだろうなー。

ところで、衣装を作ったのは日本人の方だそうですねΣ(゚Д゚)

次のロシア選手権でも活躍を期待しています。
Привет( ・ω・)ノ

今日、昼間に出かける用事があったのですが、家を出る直前に何気なくテレビつけたんですよ。

そしたら何と、GPファイナルの結果をネタバレしているじゃありませんか!

ちょっwww

いくら結果が判明しているとはいえ、地上波放送まだなのに!!!

他局だからか!!!

おかげで少しテンション下がりました(´・ω・`)

でもまあ、ネタバレが男子シングルの1位の結果だけだったので、何とか持ち直しました。

他局だからわざとなのだろうか・・・(謎)

というわけで、先ほど男子FS女子FSを見終えました。

男子の総合結果は・・・

1位 羽生結弦日本
2位 ハヴィエル・フェルナンデススペイン
3位 セルゲイ・ヴォロノフロシア
4位 マクシム・コフトゥンロシア
5位 無良崇人日本
6位 町田樹日本


でした!

羽生くんは良かった!けどマッチーが・・・orz

SPで2位につけるも、FSで転倒が多かったのが痛い・・・( ;∀;)

超残念ですorz

ロシア勢はというと、3位にヴォロノフさん、4位にコフトゥンくんがそれぞれ入りましたね。

というわけで、男子シングルのSP終了後とFS終了後のロシア勢のインタビューを読んでみました。


セルゲイ・ヴォロノフSP:「死の舞踏」



Сергей Воронов: получал эстетическое удовольствие от того, что здесь катаюсь с этими пятью ребятами, которые на данный момент сильнейшие фигуристы в мире

セルゲイ・ヴォロノフ:現時点で世界最強のフィギュアスケーターである5人とここで滑ることで、美的満足感を得た


今日、12月12日、バルセロナ(スペイン)でフィギュアスケートGPファイナルが行われている。ロシアのマクシム・コフトゥンは、87.02点を獲得し、男子シングルSP終了時点で3位。セルゲイ・ヴォロノフは4位(84.48)。上位2位は日本の羽生結弦(94.08)と町田樹(87.82)が占めた。スポーツ情報局「ヴェシ・スポルト」のマリア・スタロヴェロワ特派員に、セルゲイ・ヴォロノフが演技の感想を語った。


セルゲイ・ヴォロノフは語る。


―私は点数が低かったとは思いません。ファイナルはファイナルです。2つ目のステップで若干神経質になっていました。私の前でオリンピックチャンピオンの羽生が転倒しました。しかし全体として、彼はファイターだし、偉い。彼はGPシリーズよりも良い滑りをし、より高い点数を得ました。私は彼と自分を相応に評価しています。私はやはりGPファイナルに初めて選ばれました。私は不調なわけではなく、私の戦いは全てさらに先にある自分自身との戦いなのです。ですから、リスクを負うしかないのであり、そうすれば全て順調に行くでしょう。私は何が何でもミスをしないことにこだわっていた訳ではありません。もしそう思っていたら、窮屈だったと思います。私は開き直るように努めましたが、もしかしたら、それが完全に成功したとは言えないかもしれません。しかし、4回転―3回転のコンビネーションジャンプを跳ぶとき、その先にはまだステップやスピンといった、プログラムの点数を取るメインの部分が残っているということを、私はわかっています。ですから、少し張り詰めていたかもしれません。重要なのはミスなくやれたことです。それは素晴らしいことです。フリーがどうなるか見てみましょう。


ヴォロノフは指摘する。


―正直言って、ここでの練習で、現時点で世界最強のフィギュアスケーターである5人と滑っていることで、私は美的満足感を得ました。それぞれが違っていて面白い。それぞれに取り入れるべきものがあります。個人的に私は楽しかった。この空気はプレッシャーにはならず、どこか元気づけられるのです。私は自分自身のことを言っているのです。私も彼らの中で何かを得たし、見つけています。プロセスから得る快感を私に与えてくれたことを、彼らに感謝しています。私は今日、満足して滑りました。もし快感を得られない人がいたら、それはその人の問題です。


出典:Весь спорт

すごく男らしさを感じるSPだったと思います。ミスっぽいミスはなかったように見えましたし。

エテリ先生(ユーリャと同じコーチ)も凄い笑顔だったし、本人的にも満足いく演技だったのかな、と思っていましたが、思ったより点数が伸びなかったのか、会場からブーイングが聞こえていました。

次は、FS終了後のインタビューです。


セルゲイ・ヴォロノフFS:「マンズ・マンズ・ワールド」

Сергей Воронов: участие в финале Гран-при и третье место сделали меня еще ближе к элите мирового мужского фигурного катания

セルゲイ・ヴォロノフ:GPファイナルへの参加と3位入賞は、私を世界の男子フィギュアスケートのトップ集団にさらに近づけてくれた


12月13日、バルセロナ(スペイン)でフィギュアスケートGPファイナルが閉幕した。男子シングルで優勝したのは、スペインのハヴィエル・フェルナンデス(253.90)を抑えた日本の羽生結弦(288.16)。ロシアのセルゲイ・ヴォロノフ(244.53)とマクシム・コフトゥン(242.27)は3位と4位だった。スポーツ情報局「ヴェシ・スポルト」のマリア・スタロヴェロワ特派員にセルゲイ・ヴォロノフが演技の感想を語った。


セルゲイ・ヴォロノフは語る。


―GPファイナル参加と3位入賞は、私を世界の男子フィギュアスケートのトップ集団にさらに近づけてくれました。今日の非常に高いレベルを考えてみれば、これは私にとって特に価値のあることです。私はそれが嬉しくもあり、心残りでもあります。今日、4回転ジャンプをミスしたことがとても悔しい。転んだほうが良かった。一番大きいのは、その先に3トゥループをつけたこと。それは間違いだったと思います。リスクを負ってさらに4回転をやるべきでした。これは良くない。やらなかったことを嘆くより、やったことを嘆く方が良い。残りはやり切ったし、自分の結果にはとても喜んでいます。評価についてですが、ジャッジを評価するのは私の仕事ではありません。私の課題はクリーンなスケーティングをすることです。


出典:Весь спорт

フリーでは冒頭の4トゥループ+3トゥループの予定だったのが、一つだけになりましたね。その後の4トゥループもミスしてしまいました(´・ω・`)

そこが心残りだったのかなあ。

トップレベルの戦いの中、やっぱりリスクを取らないと難しいんだろうなあ。

いずれにせよ、初めてのGPファイナルで3位入賞は素晴らしいことです。

次、コフトゥンくんのインタです。


マクシム・コフトゥンSP:「ボレロ」

Максим Ковтун: третий номер хорош, чтобы завтра бороться – не катать последним или предпоследним – это уже счастье

マクシム・コフトゥン:明日戦うには3番というのは良いことだ―最終滑走やその一つ前じゃないのはラッキーだ


マクシム・コフトゥンは語る。


―練習と同じように落ち着いて滑るために、今日は考えるのをやめるように努めました。今ちょうど練習でSPをたくさんやりました。心の中で練習で滑っていると考えるよう努めました。それに、最初の3つのエレメンツを多くやりました。今のスケーティングでも全く同じようにできるよう努めました。コンビネーションジャンプは理想的な着氷ができたので、自分の妨げにならないように普段はそういう着氷からは何もしないのですが、今回は少し慎重になる必要がありました。GPシリーズ・ボルドー大会の後、アクセルに新たなミスが生じたので、アクセルには慎重に入りました。僕たちは今それを修正していますが、最後まで克服することができず、成功するのは2回に1回です。だから少し慎重になりました。でも、基本的には僕は自分に満足しています。明日戦うには3番というのは良いと思います。最終滑走かその前に滑らないだけでラッキーです。


マクシム・コフトゥンは指摘する。


―回を重ねるごとに、一層簡単になっていきます。クリーンで理想的なスケーティングをしなければ、上位を得られないと分かっています。点数はとても伸びますが、ミスをすれば評価はひどくブレーキがかかります。しかし、やはり選手には誰でもその人の課題があります。僕は常に進化していることを知っているので、僕たちはさらに上を目指すのです。

出典:Весь спорт


SP終了時点で3位につけたコフトゥンくん。

やっぱり最終滑走だと緊張するんでしょうね。SPではジャンプでちょっと乱れたものの、全体的にはわりとまとまっているように感じました。本人も演技後に「よっしゃー」って感じでしたし、この時点ではSP3位をかなりポジティブに受け取っているようです。


マクシム・コフトゥンFS:「エクソジェネシス交響曲」



Максим Ковтун: не понимаю, за что меня так сильно наказали

マクシム・コフトゥン:なぜ僕がこんなにも罰を受けたのか理解できない


―僕は今日、前回の世界選手権と全く同じように滑りました。なので、なぜ僕がこんなにも罰を受けたのか理解できません。10点も低い評価が付けられました。悔しいです。こんなことがあったら、もう滑りたくありません。

フリーでは最初の4回転がスッポ抜けちゃって、その後の4回転も2回転になってたけれど、後半でかなり持ち直したように思えたのになあ・・・

あまり点が伸びませんでした(´・ω・`)

本人も大いに不満のようで。

詳しい人が見るとわかるのかなあ。FS5位の総合4位ということで残念です。

というわけで、男子シングルはかなり楽しませて貰いました。

佐野さん、素人にもわかりやすい実況にしてくれたらいいのに。

逆に、女子シングルでの織田くんの実況はすごくわかりやすくて、素人の私的には大変気に入りました。

どこが減点されるとか、加点がつくとか説明してくれるのが嬉しいです。

女子フリーのインタビューはあとで読みますー。
つづきですー。

女子シングルSP3位のラジオノワ4位のポゴリラヤのインタです。

エレーナ・ラジオノワSP「フラメンコ」


Елена Радионова: может быть, из-за простуды не смогла до конца хорошо показать короткую программу

エレーナ・ラジオノワ:もしかしたら、風邪を引いたせいで最後まで良いSPを見せることができなかったかもしれない


(前文省略)

エレーナ・ラジオノワは語る。


―転倒の原因はわかりません。常にクリーンに滑ることはできません。今日、私は完璧に落ち着いてリンクに出ました。もしかしたら、心のどこかで緊張していたのかも。全ての選手がGPファイナルを経験するのですから、何も不思議なことはないと思っています。皆ができたことなら、私も落ち着いて演技できるはず(微笑)。最終滑走だったことも、全く珍しいことではありません。もう最終滑走の経験はありますし。今はかなり良くなりましたが、少し風邪を引いてしまいました。もしかしたら風邪のせいで最後まで良いSPを見せることができなかったのかもしれません。


テレビでは少し緊張しているように見えましたが、若干の体調不良もあったようです。フリーではラフマニノフを滑りますが、納得のいく演技ができればいいなあ。


アンナ・ポゴリラヤSP「アダージョ」


Анна Погорилая: я научилась думать – от этого все хорошо и не получается

アンナ・ポゴリラヤ:ここから全てうまくいくわけじゃない―と考えることを覚えてしまった


アンナ・ポゴリラヤは語る。

―自分のスイッチを切ろうとしてはいます。でも、今は2戦目が一番大事というわけじゃないんですけどね。おそらく、ここから最後まで全部がうまくいくわけじゃないって考えることを覚えてしまったのでしょう(笑) それ以外の説明は見つかりません。今日は練習も微妙でした。昨日は理想的だったんですけどね。コーチも気に入ってくれたし、私も全てやりましたし。でも今日は何かうまく行きませんでした。おそらく、ルッツには余裕を持って入れたのですが、その後、最後に脳にスイッチが入って、全身が締め付けられて、それで終わり。考えない方が良かったです。SP終了時点で最下位じゃなかったのが不思議なぐらいです。先シーズンは、私たちがミスをしたら、より正確に言えばGPファイナルでミスをしたのは私だけでしたが、すぐに下に落ちましたから。今回は逆に私にとっては楽みたいです。もっと良く準備できていたのですが、またあまり良くない出来です。バルセロナへ出発する前に、プログラムには何も変更を加えていませんでした。さらに練習しただけです。スピンに多くの注意を払いました。正直言って、スピンは好きではないんですけどね。長いトレーニングの後、20回ずつスピンをやるだなんて、怖ろしいことです。

またアンナ・ポゴリラヤは、女性ボーカル曲から男性ボーカル曲に音楽を変更した理由を説明した。

―男性ボーカルの方が楽に滑れると分かったからです。より快適で、力強くて。ですから、ここで演技するために変えたのです。男性の方が力強く歌うし、3人だから。こちらの方が私に合っています。今朝の練習では習慣で違うCDを渡されて、女性ボーカルの曲がかけられたので、その曲で滑らざるを得ませんでした。今は必要な(男性ボーカルの)曲で滑りました。


出典:Весь спорт


要は、考えすぎ→ミスにつながる ということのようです(´・ω・`)

自分の納得のいく演技は全くできなかったようですね。

そしてアーニャはスピンが嫌いらしい。

フリーは「火の鳥」。

まだまだ逆転のチャンスはあると思うので、がんばって欲しいです。

さて、この後はいよいよ男子SPが放送されます!

生放送じゃないので結果はすでに出ているんだろうけど、ワクワク感が減るので私はあえて見ませんw

出場選手は皆気になりますが、特に町田くんとコフトゥンくんに注目しています。

Привет( ・ω・)ノ

昨日に引き続き、フィギュアスケートGPファイナル女子SPのインタビューです。

暫定2位のリプニツカヤのSP終了時点でのインタです。


ユリア・リプニツカヤSP「メガポリス」


Юлия Липницкая: от старта к старту набираю форму, а оценки получаю как юниорка

ユリア・リプニツカヤ:大会から大会へコンディションを整えてきているが、ジュニア選手のような評価を受けている

(前文はリーザとほぼ同じなので省略)

ユリア・リプニツカヤは語る。

―大会から大会へとコンディションを整えてきているのですが、ジュニア選手のような評価を受けています。フリップでミスがありました。もっとまっすぐ踏み切る必要がありました。練習しないと。それに今までにないほどナーバスになっていました。すごく怖かったんです。中国大会のFSの前みたいにナーバスでした。もっと正確に言うと、恐れていたんです。全てが怖かったです。この大会では私の神経はざわついていました。これはとても大事な大会で、私にとっては今シーズン3つ目の大会です。先の2つの大会は私にとってはあまり成功したとは言えませんでした。大事な大会で、強力なライバルたちとともに出場して力を示さなければなりません。それに私は今シーズン初めてSPでルッツ―トゥループのコンビネーションジャンプを成功させました。出発3日前に振りつけたものです。機能的には少し良くなったと感じています。でも、足が動かなくて踏み込むことができないことがあります。今回、ステップの中程でそういうことがありましたが、踏み切り後に速度をつけることができました。だから、ありがたいことに、全てがうまくいきました。会場にはとても多くのロシア人がいて、とても気持ちのよい観客です。正直言えば、私にとってこのリンクと雰囲気は去年の欧州選手権を思い出させます。氷の質も似ているほどです。

ユリア・リプニツカヤは続ける。

―確かに、私は今シーズン自分にミスする権利を与えています。それは最初の大会に準備ができていなかったからです。本質的にクリーンなスケーティングが出来ませんでした。もちろん、大会には出ましたが、その際、自分にも、エレメンツにも、私がやっていることにも、何にも自信が無かったんです。だから、スケーティングの後、すぐに自分を苦しめないように、自分に何かクッションを置く必要があったんです。そうでなければ、私は精神的に持たないから。今はもっと自信を持って、練習した状態でやってきました。自分のトリプルジャンプを全て自信を持ってやるようになりました。私の課題はあまり恥をさらさないことです。クリーンに滑るという課題はもう立てていません。大事なのは戦うことです。私が自身を持って進むなら、それは何でもやるということだからです。もし最初から自信を持たずにやるなら、何でもミスしてしまうでしょう。今一番大切なのは滑りこむことです。いずれにしても、私は今のところ本調子ではありません。まだFSの後半を滑りこめていません。だから、そのために強く戦う必要があるのです。


SP「メガポリス」は凧を揚げる少女の話。

大都会で空に凧を放った少女が、プログラムの最後でそれをつかまえるというストーリーなのだそうです。

凧は夢を表しているとか。

昨日のSPでは、演技後に会心の笑みが見えましたが、どうやら評価には満足していないみたい。FSはまだ滑り込めていないということだけど、素敵な「ジュリエット」に期待です。